日比谷「茜色に焼かれる」完成上映会、中止に

【銀座新聞ニュース=2021年4月26日】中堅映画配給会社のフィルムランド(渋谷区恵比寿南2-2-2、03-5722-6767)とスターサンズ(中野区中央1-35-6、03-6304-0807)、大手新聞社の朝日新聞社(中央区築地5-3-2、03-3545-0131)は4月27日にTOHOシネマズ日比谷 (千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「茜色に焼かれる」の完成披露上映会を開く予定だったが、劇場が休業するため中止した。

東京都が4月25日に「緊急事態宣言」を発動したことから、東宝はTOHOシネマズ日比谷、日比谷シャンテ、TOHOシネマズ日本橋などの営業を5月11日まで休止し、イベントも中止になった。

大丸松坂屋画廊で米蒸千穂展、中止に

【銀座新聞ニュース=2021年4月26日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は4月22日から米蒸千穂さんによる個展「Endless place」を開いていたが、25日から全館休業に伴い中止した。

東京都が4月25日に「緊急事態宣言」を発動したことから、コンビニを除いて、当分の間、休業するのに伴い、米蒸千穂さんによる個展を中止した。

 

丸善日本橋で岩本倫子「笑みがこぼれる作品」展

【銀座新聞ニュース=2021年4月21日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は4月21日から27日まで3階スパインスペースで岩本倫子さんによる「作陶展-ちいさなおはなし-第3話」を開く。

丸善・日本橋店で4月21日から27日まで開かれる岩本倫子さんによる「作陶展-ちいさなおはなし-第3話」のフライヤー。

陶芸家の岩本倫子さんが「土をこねこね、やさしく温かくて、思わず笑みがこぼれてしまうような作品」を作っており、2018年、2019年に続いて、そうした作品を新作を中心に展示販売する。

岩本倫子さんは奈良県生まれ、武蔵野美術大学短期大学部美術科を卒業、佐賀県立有田窯業大学校で絵付け科とろくろ科を卒業、佐賀県山内町で辻修さんに師事し、2001年に神奈川県厚木市に「りん窯」を構えて、独立し、目黒・グラスホッパーギャラリーで初個展を開いている。

毎年各地にて個展やグループ展などを開き、2017年に日本橋三越の「日本橋 夏のクラフトマーケット2017」に出品している。

期間中は23日と26日を除いて、11時から17時まで岩本倫子さんが在廊する。

開場時間は9時30分から20時(最終日は17時)まで。

丸善丸の内でJ・モワラス展、独自の構図とマチエールで

【銀座新聞ニュース=2021年4月20日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は4月21日から27日まで4階ギャラリーでジャン・モワラスさんによる絵画展を開く。

丸善・丸の内本店で4月21日から27日まで開かれるジャン・モワラスさんの個展に出品される「アルス・アン・レ」。

フランスの現代美術画家、ジャン・モワラス(Jean Moiras)さんは旅から得たインスピレーションをもとに描かれる独自の構図と進化し続けるマチエール(美術的効果)により「幻想具象画」と呼ばれ、ヨーロッパの人々を魅了している。今回は新作を中心に約40点を展示販売する。

ジャン・モワラスさんは1945年フランス・シャマリエール生まれ、1965年にパリのエコール・デ・ボザールで学び、1973年にスイス・ローザンヌの「デンジェ(Denges)展」で「ヤング・アーティスト賞」を受賞、 その後、フランスのオーヴェルニュの「ピュイ・ド・ドーム」で「バルカン賞」、アメリカのニューヨークの「アートエキスポ」で銀メダル、 2005年にクレルモンフェランで名誉勲章、2006年にシャマリエールで名誉勲章を受賞している。

開場時間は9時から20時(最終日は16時)まで、入場は無料。

丸善丸の内で江上秋花、落合翔平、正村公宏ら6人の若手が競演

【銀座新聞ニュース=2021年4月5日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は4月7日から13日まで4階ギャラリーで江上秋花さん、落合翔平さんらによる「BEAM-若手作家6人の競演」を開く。

丸善・丸の内本店で4月7日から13日まで開かれる「BEAM(ビーム)-若手作家6人の競演」に出品される村上生太郎さんの「檸檬(れもん)」。

東京芸術大学出身の江上秋花さん、河辺依莉乃(えりの)さん、村上生太郎さん、多摩美術大学出身の落合翔平さん、東北芸術工科大学出身の正村公宏さん、中国の清華大学、
多摩美術大学大学院、東京芸術大学大学院出身の李倩(り・せい)さんのほぼ同世代の6人が「閃光のように目に飛び込んでくる自由で力強い作品」を展示する。

江上秋花さんは1993年東京都生まれ、2018年に東京芸術大学美術学部デザイン科を卒業、同大学大学院美術研究科デザイン専攻描画装飾研究室修士課程を修了している。

河辺依莉乃さんは1993年埼玉県生まれ、2014年に第11回高校生国際美術展で高校生国際美術展実行委員長賞、2019年に東京芸術大学絵画科日本画専攻を卒業、在学中の2018年に第36回上野の森美術館大賞展で入選、第13回芸大アートプラザ大賞展で入選、現在、同大大学院学美術研究科修士課程デザイン専攻描画装飾研究室に在籍している。

村上生太郎さんは1993年東京都生まれ、2018年に東京芸術大学美術学部デザイン科を卒業、2020年に同大学大学院美術研究科デザイン専攻描画装飾研究室を修了している。

落合翔平さんは1988年埼玉県生まれ、2014年に多摩美術大学プロダクトデザイン専攻を卒業、2020年には「星野リゾート×エイベックスCREATORS WALL(クリエイターズウォール)」にてグランプリ、「第216回 ザ・チョイス」にて入賞している。

正村公宏さんは1995年千葉県生まれ、東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コースに在籍している。2018年に飛騨高山臥龍桜日本画大賞展で入選、2019年に東北芸術工科大学進級制作展で優秀賞などを受賞している。

李倩さんは1986年中国・北京市生まれ、2010年に清華大学美術学部デザイン科を卒業、2014年に中国国立美術館の「世界イラスト大会2014」で銀賞、2016年に日本ブックデザインで入選 (2017年も入選)、2018年に多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程デザイン専攻を修了、2020年に東京芸術大学大学院美術研究科デザイン専攻描画装飾研究室専攻修士課程を修了、2019年に東京芸術劇場の「IAG AWARDS(アワード)2019」でIAG準大賞とオーディエンス賞を受賞している。

開場時間は9時から21時(最終日16時)まで。