ロオジエで秋ランチ、茸つくしに白トリュフ、対馬地どり、オマール海老

【銀座新聞ニュース=2020年9月18日】国内最大の化粧品メーカーの資生堂(中央区銀座7-5-5、03-3572-5111)が運営する「ロオジエ」(中央区銀座7-5-5、0120-156-051、03-3571-6050)は9月18日から秋限定ランチコース「Clin d’oeil a l’Automne」を提供している。

ロオジエで提供されている秋限定ランチコース「クラン ドゥイユ ア ロータム(Clin d’oeil a l’Automne、秋のめくばせ)」のアミューズブーシュ。

エグゼクティブシェフのオリヴィエ・シェニョン(Olivier Chaignon)さんが考案したランチコースで、セップ茸のロワイヤル、栗のブルーテ、フォワグラと梨の3つの層をアールグレイティーの泡がふんわりと包むアミューズブーシュで始まり、三陸産の肉厚な帆立、ラヴィオリの周りにジロール茸とトランペット茸が散りばめられた前菜が続く。

メインは長崎県産の対馬地どりとオマールエビで、イタリアから取り寄せた白トリュフが散りばめられている。デザートは洋ナシのコンポートとハチミツのアイスクリーム、クルミ生産量日本一の長野県産の「クルミのスフレ」になる。

ウイキペディアによると、トリュフはキャビア、フォアグラとともに世界の3大珍味とされ、日本では「セイヨウショウロ(西洋松露、Tuber spp)」と呼ばれるきのこの総称で、通常のきのことは外観が大きく異なり、かさ・ひだ・柄を欠き、ゆがんだ球状ないし塊状をなしている。

内部ははじめは淡い灰色ないしほぼ白色を呈するものが多いが、成熟するとともにより暗色となり、多くは黒っぽい地に不規則で淡色の脈を生じ、全体としては大理石状の模様を形成する。成熟するに伴い、特有の芳香を発し、老熟すると大理石状の模様は不明瞭になり、香りも弱くなる。

「黒いダイヤ」とも呼ばれ、フランス産のペリゴール・トリュフ(黒トリュフ、Truffe melanosporum Vitt)とイタリア産の白トリュフ(Truffe magnatum Pico)が特に珍重され、食用に採取されている。

日本ではクロアミメセイヨウショウロ(Truffe aestivum Vitt、ヨーロッパで「夏トリュフ」と呼ばれる)やイボセイヨウショウロ(Truffe indicum Cooke et Massee)などの近縁種が最近になって報告されている。近年、中国産のイボセイヨウショウロが、黒トリュフや白トリュフの廉価な代用品として大量にヨーロッパに輸出されている。

トリュフが文献に登場するのは、紀元前16世紀で、ギリシア・ローマ時代に生態や調理方法、健康への効能について多くの文献が記されている。ピタゴラス(Pythagoras、BC582-BC496)が健康への効能を説いたのが最初とされている。当時のトリュフは現在の黒トリュフとは異なり、テルファスという食用きのこだった。

ローマ時代が過ぎるとトリュフは忘れられ、14世紀フランスから再び注目され、この時代のトリュフは現在の黒トリュフと同じという。1825年にブリア=サヴァラン(Jean Anthelme Brillat-Savarin、1755-1826)が著書「美味礼讃」の中で、トリュフを「台所のダイヤモンド」と称し、媚薬としての効能を賞賛した。フランス、北部イタリア、イストリア地方の日常の料理、国際的なグルメ界では高く評価されている。

1808年に南フランスのヴォクリューズ県アプトのジョゼフ・タロン(Joseph Talon)がトリュフの宿主となることが分かっているオークの木の下から集めたドングリをその根の間に播(ま)くことを思いついた。実験は成功し、数年後、新しく育てたオークの木の周囲の土の中にトリュフが発生した。

これ以降トリュフ栽培は急激に拡大し、1847年にヴォクリューズ県カルパントラのオーギュスト・ルソー(Auguste Rousseau)が7ヘクタールにわたってオーク(これもトリュフが発生する木の周りから得たドングリ)を植え、その後大量のトリュフの収穫を得て、1855年のパリ万国博覧会で賞を獲得した。

19世紀の末に、南フランスのぶどう園が侵入害虫のブドウネアブラムシによって壊滅し、別の伝染病により南フランスのカイコが壊滅し、こうして広大な土地がトリュフ栽培のための空き地となり、トリュフを生産する樹木が何千本も植えられ、1892年にはフランス全体で収穫量は2000トンに上がり、1890年には750平方キロのトリュフ園があった。

20世紀に入ると、フランスの工業化とそれに伴う郊外への人口の移動により、これらのトリュフ園は放棄されて、第1次世界大戦(1914年7月28日から1918年11月11日)では従軍した男性の20%以上が亡くなり、フランスの田園地帯に深刻な打撃を与え、トリュフ栽培のノウハウは失われた。

しかも、19世紀に植えられたトリュフ園の寿命が尽きた。トリュフを生産する樹木の生活環は平均30年で、1945年以降、トリュフの生産が急減した。現在ではわずか20トンにすぎない。黒トリュフはほぼヨーロッパのみで生産され、フランス(生産の45%)、スペイン (35%) 、イタリア (20%) となっている。白トリュフは北および中央イタリアに見られ、トスカーナ州、ロマーニャ地方、マルケ州で生産されている。

野外でトリュフを探す場合は、特別に訓練されたメスのブタかイヌを用いる。ブタはかつてよく使われたが、現代の農家にはトリュフを食べないイヌの方が好まれる。ただ、イヌがトリュフの香りについて訓練が必要なのに対して、メスのブタには訓練が不要で、トリュフに含まれる化合物がメスブタを強く引きつけるオスのブタの性フェロモンと類似しているためとされている。

1996年、国際きのこアカデミーの高野吉則(たかはし・よしのり)さんと近畿大学農学部の稲葉和功(いなば・かずなり)さんとの共同研究により、世界で初めて菌床方式による人工栽培に成功している。

オリヴィエ・シェニョンさんは1978年フランス生まれ、14歳で「アプランティサージュ」という働きながら実地で学ぶ学校に入り、1つ星レストランを体験し、16歳から本格的に料理の道に入り、首席で学校を卒業し、18歳でフランスの料理コンクールで優勝し(その後のヨーロッパ大会では2位)、一つ星レストラン、二つ星レストランを経て、10カ月間、軍に入隊し、ハリケーンで被害を受けた南アメリカのニカラグアで援護活動を経験する。

その後、一つ星の「レストラン オペラ」、二つ星の「ルレ ドートゥイユ」を経て、三つ星の「タイユヴァン」で働き、さらに三つ星の「ピエール・ガニェール」の海外第1号店「スケッチ」のオープニングスタッフとしてロンドンへ移り、2005年に「ピエール・ガニェール・ア・東京」の総料理長として来日、2011年に帰国する際に、1973年に開店した「ロオジエ」のシェフに1986年に就任し、2005年にエグゼクティブシェフになったジャック・ボリー(Jacques Borie)さんから誘われ、2013年に「ロオジエ」のエグゼクティブシェフに就任している。

ランチの時間は12時から13時30分で、料金は2万5000円(税込、別途サービス料12%)。日・月曜日、祝日は休み。

インド、感染者数がブラジル抜いて2位も、心境は「台風の目」(38)

【モハンティ三智江のインド発コロナ観戦記=2020年9月18日】雨季も終盤に入り、雨がほとんど降らず、夏日のぶり返し、蒸し暑い日が続く。9時30分、浜に出ると、日は既に高く、カンカン照り、サンダル履きの素足に砂が熱い。波打ち際で潮に浸して人心地、9月に入ってからずっとこんな調子で、冷房タイムもアップ、日が沈んでから浜に出た方がいいかもと思い直す。

2014年10月、お参りしたラクシュミー女神(吉祥天)の華麗な偶像。ヒンドゥ教では、富をもたらす女神として人気がある。

コロナ禍で密な時間帯を避けてのことだったが、炎天下の散歩は体力を消耗する。それでも、ひと汗かいて帰ってくると、すっきりするのだが。

ホテル街はかれこれ5カ月半、休業要請を強いられており、閑散としているが、小さな食料雑貨店は営業、旅行代理店もちらほら営業再開し始めている。もっとも、観光客が皆無で、トラベルエージェンシーは開店休業状態だが。

当オディシャ州(Odisha)は9月8日、感染者数が13万人を超え(死者556人)、先日は1日3800人超と最多記録を更新、ピークで天井が見えてこない中、ホテルの営業再開も年内は厳しい見通しになってきた。いまや、感染ワースト10に入る州になってしまった体たらくだ。

10月下旬には、「プジャ(Puja)」と言われる大きなお祭があり(東インドでは特に盛大に祝われるドゥルガー=Durga=女神のヒンドゥ=Hinduism=大祭で10日間催行、日本の盆と正月をミックスしたような民族移動が発生)、例年ならホテル街は、全土から押しかける家族連れ旅行者で溢れかえり満室になるのだが、今年は異例のがら空きになることだろう。

2014年8月のガネーシャ祭時、参拝した象の頭に太鼓腹を持つ知恵と繁栄の神様。今年はコロナ禍で、偶像が祀られることはなかったが、ホテル業者にとっては、商売繁盛のご利益のある有難い神様だ。

さて、一昨日、インドはブラジルを抜いて総感染者数が世界2位に躍り出た(9日現在、インド428万人、ブラジル417万人だが、死者数は7万2775人と、ブラジルの12万8000人よりずっと少ない)。既に予想済みで驚きはなく、世界ワーストの予見も遠からず当たりそうで、ここまで来たら、安全で実効性のあるワクチンの登場を待つしかない。

ロシアや中国は早々と開発、医療関係者に打っているようだか、インドも、バーラト・バイオテック(Bharat Biotech)が人体実験中のコヴァクシン(covaxin)をはじめ、他6社が開発中、年内供給を目指している。

前にも述べたが、インドは世界有数のワクチン製造大国で、2009年流行した豚インフルエンザやロタウイルスのワクチン開発にも成功、世界に40億万本提供してきた。WHO(世界保健機関)のワクチン配分計画コヴァックス(COVAX)は、ワクチン製造に豊富な経験を持つインドの参加を調整中とも聞く(ポリオ、結核、肺炎、はしか、風疹のワクチンもインドが開発)。WHOの同計画は、ワクチンの購入支援と公平な配分を目指すものという。

私個人は、初期のようにパニックに陥ることもなく、比較的落ち着いた日々を送っている。ここまでま来たら、じたばたしたって始まらない。うなぎ上りの数字がどこまで伸びるか、最後まで見届ける義務があるようで、疼く帰巣本能を抑えつつ、課せられた使命を全うするつもりでいる。

●コロナ余話/日本の報道とのギャップ

インドの感染者数がブラジルを抜いて世界2位になったとのニュースは日本でも大きく報じられたようだが、渦中にある当人としては、さほど狼狽しているわけでない。

まったくひどいと親族・友人から大袈裟に心配されるのだが、当事者は案外ケロリとしているものである。

とにかく、ここまで来たらじたばたしたって始まらない。13億人以上という膨大な人口、年内に1000万人を超す予測はおのずとつくし、400万人で慌てていたら、身が持たない。

私の現在の心境は、台風の目、だ。外部の大騒動に、気持ちを取られることなく、目の前のこなさなければならない仕事に集中、その上で、今後どうしたいのか、どう生きていきたいのかに、思いを馳せる。

世界の見え方は千差万別、個々人がどう反応するかによって、現れ方が違うのだから、なるたけ内面を平静に保って、世界的大変事に、必要以上に影響されることなく、安定した気持ちで過ごしたい。

激動の時代を抜けた後に待っているのは、真っ暗闇のトンネルの出口に見える、一筋の光明であってほしい。明るい未来を信じて、内面を極力ポジティブに保つのみだ。

(「インド発コロナ観戦記」は「観戦(感染)記」という意味で、インドに在住する作家で「ホテル・ラブ&ライフ」を経営しているモハンティ三智江さんが現地の新型コロナウイルスの実情について書いており、随時、掲載します。モハンティ三智江さんは福井県福井市生まれ、1987年にインドに移住し、翌1988年に現地男性(2019年秋に病死)と結婚、その後ホテルをオープン、文筆業との二足のわらじで、著書に「お気をつけてよい旅を!」(双葉社)、「インド人には、ご用心!」(三五館)などを刊行しており、感染していません。

また、息子はラッパーとしては、インドを代表するスターです。13億人超と中国に次ぐ世界第2位の人口大国、インド政府は3月24日に全28州と直轄領などを対象に、完全封鎖命令を発令し、25日0時から21日間、完全封鎖し、4月14日に5月3日まで延長し、5月1日に17日まで再延長、17日に5月31日まで延長し、31日をもって解除しました。これにより延べ67日間となりました。ただし、5月4日から段階的に制限を緩和しています。

9月11日現在、インドの感染者数は456万2414人、死亡者数が7万6271人、回復者が354万2663人、アメリカに次いで2位になっています。州別の最新の数字の把握が難しく、著者の原稿のままを載せています。また、インドでは3月25日から4月14日までを「ロックダウン1.0」とし、4月14日から5月3日までを「ロックダウン2.0」、5月1日から17日までを「ロックダウン3.0」、18日から31日を「ロックダウン4.0」、6月1日から6月末まで「アンロックダウン(Unlockdown)1.0」、7月1日から「アンロックダウン2.0」と分類していますが、原稿では日本向けなので、すべてを「ロックダウン/アンロックダウン」と総称しています。

ただし、インド政府は5月30日に感染状況が深刻な封じ込めゾーンについては、6月30日までのロックダウンの延長を決め、著者が住むオディシャ州は独自に6月末までの延長を決め、その後も期限を決めずに延長しています。この政府の延長を「ロックダウン5.0」と分類しています)

勝者の論理でなく、敗戦の日本にも敬意を示した「ミッドウェイ」(298)

【ケイシーの映画冗報=2020年9月17日】現状での渡航は難しいですが、ハワイにある太平洋航空博物館(Pacific Aviation Museum Pearl Harbor)は、大東亜戦争の発端となったアメリカ海軍の一大拠点であるパールハーバー(真珠湾)にあり、展示場のひとつである79番格納庫には、日米開戦の発端となった真珠湾攻撃(1941年12月8日、現地時間では7日)で日本機の放った銃弾による弾痕が、いまも残されています。

現在、一般公開中の「ミッドウェイ」(Midway (C)2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.)。制作費が5950万ドル(約59億5000万円)で、興行収入が世界で1億2546万ドル(約125億4600万円)。

この“真珠湾攻撃”からおよそ6カ月後の、日米の戦いの分岐点となった“ミッドウェイ”での戦いまでを描いたのが本作「ミッドウェイ」(Midway、2019年)です。

日本海軍のトップである山本五十六(やまもと・いそろく=1884-1943、演じるのは豊川悦司=とよかわ・えつし)は、アメリカとの戦いに否定的であったものの、結果的には1941年12月の開戦直後に、アメリカ海軍に大きなダメージをあたえることに成功します。

一方のアメリ海軍(United States Navy)では、あらたにチェスター・ニミッツ(Chester Nimitz=1885-1966、演じるのはウディ・ハレルソン=Woody Harrelson)が太平洋艦隊(United States Pacific Fleet)の司令長官となり、残された戦力で日本に戦いを挑み、1942年の4月には、空母から陸上用の爆撃機を飛ばすという奇策で東京を空襲します。

日本に迫るアメリカ艦隊を警戒するため、太平洋上のアメリカ領ミッドウェイ島を攻略することを山本は計画します。ミッドウェイ島を攻撃すれば、アメリカの空母も出てくるはずで、危険な敵空母も葬り去ることも期待される壮大な作戦でした。

暗号解読によって日本海軍の意図を察知したニミッツは、修理中の空母まで繰り出し、ミッドウェイでの迎撃作戦を準備するのでした。

監督のローランド・エメリッヒ(Roland Emmerich)はドイツ出身で、SFアクションから歴史大作まで、広く手がける人物で、その持ち味はCGを効果的に多用したインパクトのある映像表現にあります。その一方で、細やかな気配りを感じさせる表現も見受けられます。本作でも、日本人の演じる海軍軍人の会話は、日本語のままとなっており、基本的にセリフは英語に統一するハリウッド作品としては、珍しいシーンとなっています。

「ドイツ人としての責任感があった。日本人を単なる敵としてではなく、敬意をもって描くことを心掛けたよ。(中略)二度と起きてはならない戦争を描いたこの映画を日本の海軍軍人たちに捧げる内容にしたかった」(パンフレットより)

こうしたエメリッヒ監督の意識は、山本五十六を演じた豊川悦司にも伝わったようで、監督の「勝った米国が正しく、負けた日本が間違い、という視点では作らない」という言葉から、「きっとフェアな作品になると思った」(2020年9月4日読売新聞夕刊)と感じたそうです。

劇中、日本海軍も陸軍との兼ね合いから自在に戦えなかったことが表現されますし、アメリ海軍も限られた戦力しかない状況での戦いであることも伝わってきます。

戦争終結から75年が経ち、自分も含めて戦後生まれが多数を占めるのは、時代の必然といえます。“経年変化”は、避けることができません。そんななかでも一定数の「戦争映画」というジャンルが存在することは決して無意味なことではないはずです。

豊川も「歴史は風化していく。ありきたりかもしれないけど、やっぱり若い人に見てほしい」(前掲紙)と、本作への思いを述べています。

冒頭に記した博物館には、本作に登場するゼロ戦(実物)やアメリ海軍の戦闘機や爆撃機も展示されていますので、機会があれば、足を運ぶことをおすすめします。

最後になりますが、本作に関する逸話を紹介させてください。歴史に明るい友人に教わったものです。真珠湾攻撃にもミッドウェイ海戦にも参加した旧日本海軍のパイロット大多和達也(おおたわ・たつや、1919-没年未確認)の著作に、こう記されているそうです。

著者がアメリカのジャーナリストとのやりとりです。
「(前略)わが機動部隊が日本を出たことも、ミッドウェーを攻撃することも、わかっていたのですか?」
「もちろんです。あなたたちが日本を出港する二週間も前でしょうか、エンタープライズとヨークタウンの両空母は、ハワイからミッドウェーへ飛行隊を輸送し、再度出撃して待機していたのです。あなたたちオフィサーが、酒を飲んではゲイシャ・ガールに聞かせていたそうですね。そんなところから情報が洩れていたんですねえ」(「予科練一代 ある艦攻パイロットの悪戦苦闘記」大多和達也著より)

次回は「TENET テネット」を予定しています(敬称略。【ケイシーの映画冗報】は映画通のケイシーさんが映画をテーマにして自由に書きます。時には最新作の紹介になることや、過去の作品に言及することもあります。当分の間、隔週木曜日に掲載します。また、画像の説明、編集注は著者と関係ありません)。

編集注:ウイキペディアによると、「ミッドウェイ海戦」は1942年6月5日(アメリカ時間4日)から7日にかけて日本海軍とアメリカ海軍の間で行われた海戦で、日本海軍は投入した空母4隻とその搭載機約290機のすべてを失った。

主な戦力は日本側が航空母艦4隻、戦艦2隻、重巡洋艦2隻、軽巡洋艦1隻、駆逐艦12隻、艦載機248機、水上機16機など。アメリカ側が航空母艦3隻、重巡洋艦7隻、軽巡洋艦1隻、駆逐艦15隻、艦載機232機、基地航空機101機、飛行艇31機、水上機1機、潜水艦20隻。ほかにミッドウェー島守備隊が3000人いた。

主な損害は日本側が航空母艦4隻沈没、重巡洋艦1隻沈没、重巡洋艦1隻損傷、駆逐艦1隻損傷、、戦死者3057人(航空機搭乗員の戦死者は110人)。アメリカ側が航空母艦1隻沈没、駆逐艦1隻沈没、戦死307人(航空機搭乗員戦死者は172人)となっている。

大丸松坂屋画廊で南村遊「雲」の立体作品展

【銀座新聞ニュース=2020年9月16日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は9月17日から23日まで南村遊さんによる個展を開く。

大丸松坂屋百貨店の「アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)」で9月17日から23日まで開かれる南村遊さんの個展に出品される作品。

大理石やブロンズ、真鍮、石粉粘土などを素材として立体作品を制作している南村遊(みなみむら・ゆう)さんが「雲」をモチーフにした作品を展示する。

南村遊さんのコンセプトは「日本人の現象における感覚・感性」だが、雲を通して再構築、表現された作品は「どれもポップ(POP)で可愛らしく、空間イメージを変えるほどの存在感を放っている」という。

南村遊さんは2010年に長久手町まちづくり助成金を取得、2011年にCBC主催の「翔たけ二十歳の記憶展」でCBC特別賞、名古屋の栄広小路通りに野外彫刻を設置、長久手町まちづくり助成金を取得、「移動クラシックコンサート」を開いた。2013年に第1回愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学の「三芸大学生選抜 H/ASCA展」で入選、タイのチェンマイ大学に留学している。

2014年にイタリア・カッラーラに遊学、2015年に愛知県立芸術大学を卒業、オーストラリア・キャンベルのオーストラリア・ナショナル大学で制作、2017年に愛知県立芸術大学大学院を修了している。2018年にタイ・バンコクのアジア・ハーブ・アソシエーション(Asia Herb Association)でベンジャシリパーク店に作品を設置している。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。入場は無料。

ホットペッパー調べ19年度外食5%減の4兆円割れ、中食は前年並

【銀座新聞ニュース=2020年9月16日】大手情報会社のリクルートグループの旅行、レジャー、飲食などの情報サービス会社、リクルートライフスタイル(千代田区丸の内1-9-2、03-6835-1000)の「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は9月15日に、2019年度の「外食&中食動向」(推計値)を発表した。

日清食品ホールディングス傘下の明星食品(渋谷区千駄ヶ谷3-50-11、03-3470-1691)はこのほど、1950年の創業以来70周年を迎え、チャルメラ初代の味を再現した「明星チャルメラしょうゆラーメン5食パック数量限定復刻版」(税別550円)を発売した。細麺やビーフ特有の旨味を凝縮したスープは初代の味を再現している。

それによると、2019年度(2019年4月から2020年3月)の首都圏・関西圏・東海圏(東名阪)3圏域の外食市場規模は前年度比5.2%減の3兆9208億円と3年ぶりに前年実績を下回り、4兆円を割った。中食市場は同0.8%増の1兆2285億円と3年続けて前年実績を上回った。

ホットペッパーグルメリサーチセンターでは、3圏域計で基準となる人口は前年度比0.8%減の4109万人と微減し、延べ外食回数が同5.1%減の15億1649万回、外食単価も平均2585円と同0.1%減と減ったことから、市場規模が縮小した、としている。

一方、中食市場は実施率が微減、中食購入頻度と中食単価は微増の結果、延べ中食購入回数および市場規模は前年並みだった。

外食市場規模は2013年度が3兆9574億円、2014年度が前年度比0.9%増の3兆9918億円、2015年度が1.9%増の4兆668億円、2016年度が3.6%減の3兆9194億円、2017年度が4.0%増の4兆752億円、2018年度が1.5%増の4兆1350億円だった。

人口は2013年度4267万人、2014年度が4200万人で、2015年度が4168万人、2016年度が4141万人、2017年度4135万人と減少傾向にあったが、2018年度4141万人と増加し、2019年4109万人と再び減少した。

これに伴い、延べ外食回数も2013年度16億7028万回、2014年度が16億1835万回、2015年度が15億9114万回、2016年度が15億4479万回と減ってきたが、2017年度15億7767万回と増加に転じ、2018年度15億9735万回と増え、2019年度に減少した。

外食単価も2013年度が平均2369円、2014年度が2467円と同4.1%増、2015年度が2556円と同3.6%増と伸びていたが、2016年度に0.7%減の2537円とマイナス、その後、2017年度が1.8%増の2583円、2018年度が0.2%増の2589円と増えていた。

業態別の外食市場規模は飲酒主体の「居酒屋」が同7.9%減少の8680億円で、22.1%のシェアを占めている。次いで食事主体の「和食料理店」が同5.9%減の5743億円で、14.6%のシェア、食事主体の「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」が同1.3%減の4107億円で、10.5%のシェア、食事主体の「フレンチ、イタリアン料理店」が同6.5%減の2956億円で、7.5%のシェア、食事主体の「ファミリーレストラン、回転すし等」が同3.1%減の2796億円で、7.1%のシェアと続いている。

また、2019年度の外食機会中の「飲酒の有無」についても集計しており、飲酒を伴う外食シェアは回数で44.3%(2018年度45.7%、2017年度46.0%)だった。

一方、中食の市場規模は2013年度が1兆1056億円、2014年度が前年度比0.1%減の1兆1048億円、2015年度が同1.7%増の1兆1241億円、2016年度が同2.5%減の1兆963億円、2017年度が同5.9%増の1兆1614億円、2018年度が同4.9%増の1兆2188億円だった。

延べ中食購入回数は2013年度14億7266万回、2014年度が同1.2%減の14億5477万回、2015年度が同0.3%減の14億5066万回、2016年度が同1.4%減の14億3075万回と減ってきたが、2017年度は同3.4%増の14億7981万回と増え、2018年度も同4.6%増の15億4825万回と増えた。しかし、2019年度は同0.4%減の15億4224万回と減少した。

中食単価は2013年度が平均751円、2014年度が759円と同1.1%増、2015年度が775円と同2.0%増と伸びていたが、2016年度に同1.1%減の766円と減少した。しかし、2017年度は同2.4%増の785円、2018年度は同0.3%増の787円、2019年度は同1.2%増の797円と3年連続で増加した。

1カ月あたりの実施者の中食購入頻度は2013年度4.69回、2014年度4.71回、2015年度4.68回、2016年度4.62回と2015年度から減少していたが、2017年度4.68回、2018年度4.81回、2019年度4.86回と2017年度から増加傾向にある。

1カ月あたりの中食の購入場所(2020年4月時点)は外食店のテイクアウトが39.4%(2019年4月時点18.7%)と大幅に増え、持ち帰り専門店が18.0%(同17.1%)、外食店の出前が9.2%(同5.0%)も増加している。これに対して、スーパーマーケットが58.3%(同64.2%)、コンビニが23.5%(同29.9%)、百貨店が10.6%(同19.8%)と減少している。

また、4-6月の新型コロナウイルスによる影響を調査したところ、外食市場規模では4月に前年同月比で77.5%減、5月に74.5%減と大きく落ち込んだが、6月に43.9%減まで30ポイント以上回復している。一方、中食市場規模は4月に16.7%増、5月に41.5%増と拡大したが、6月には17.5%増と4月と同水準に戻っている。

調査は首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏90分圏、関西圏80分圏、東海圏60分圏の市区町村に住む20歳から69歳までの男女を対象にインターネットによって実施した。

外食は夕方以降の食事について、店で食事した場合を対象とし、飲酒のみ、喫茶のみの場合も含まれ、夕方以降、複数回外食した場合、1日あたり2回まで(2軒目まで)の外食を含んでいる。

中食は、夕方以降の食事について、外で買ってきたものを家で食べたり、出前や宅配を利用して食べた場合を対象とし、食事の一部(おかずのみなど)を買ってきて食べた場合も含まれ、夕方以降に複数回中食した場合、1日あたり2回まで(購入金額の上位2位まで)の中食を含んでいる。