第一ホテルで年末北陸バイキング

【銀座新聞ニュース=2010年11月30日】阪急阪神ホールディングス(大阪市北区芝田1-16-1)グループの第一ホテル東京(港区新橋1-2-6、03-3501-4411)は12月1日から12月31日まで地下1階の「エトワール」で「冬の豪華グルメバイキング」を開催する。

「エトワール」は昼夜ともバイキング専門店で、11月には北海道フェアを展開してきたが、12月は全館で開催する北陸フェア「北陸のうまいもん大集合」の郷土料理と定番のステーキ、てんぷら、寿司などを一緒にしたメニューに変え、忘年会に適したバイキングとなっている。

たとえば、昼では「ブリのしゃぶしゃぶ ポン酢仕立て」や「サーロインステーキの鉄板焼き」、「黒部名水ポークの自家製ベーコン添えパスタ」、「天然寒ブリと甘エビの海鮮丼」などが出される。

夜は「石川県特産 治部煮風 カモ鍋」、「特選黒毛和牛もも肉のステーキ」、「ズワイカニとエビのてんぷら」、「北陸鮮魚のサラダ仕立て」などが出される。また、夜には平日限定の「富山名産 マスの寿し」や土・日曜日・祝日限定で「天然寒ブリのにぎり寿し」なども用意される。

ウイキペディアによると、「バイキング料理」は1957年に帝国ホテル支配人(後に社長)だった犬丸徹三(いぬまる・てつぞう、1887-1981)が旅先のデンマークで「スモーガスボード」を目にしたのがきっかけとされている。犬丸徹三は当時パリのリッツ・ホテルで研修中で後に帝国ホテルコック長となる村上信夫(むらかみ・のぶお、1921-2005)に料理内容の研究を指示した。

その一方で「スモーガスボード」が言いにくく、なじみがないため、新しいレストランの名称を社内公募し、その結果「北欧と言えばバイキング」という発想と、当時帝国ホテル脇の日比谷映画劇場で上映されていた「バイキング」(1958年)という映画の中の豪快な食事シーンが印象的だったことから、これを「バイキング」と名付けることに決定したという。

時間は昼が11時30分から14時30分(土・日曜日・祝日が15時)、夜が17時から21時で、2時間制。料金は平日昼が大人3100円、小学生1800円、土・日曜日・祝日が大人3800円、小学生2100円。夜が平日は大人5300円、小学生2800円、土・日曜日・祝日が大人6000円、小学生3000円(いずれも税金、サービス料込み)。いずれもソフトドリンクバーは含まれているが、1750円を上乗せすると、アルコール類も飲み放題となる。