Hメトロ丸の内で女性向け春旅プラン、ガイド本や化粧品セット付

【銀座新聞ニュース=2012年2月22日】JR東日本グループの日本ホテル(豊島区西池袋1-6-1)が運営する「ホテルメトロポリタン丸の内」(千代田区丸の内1-7-12、サピアタワー、03-3211-2233)は3月1日から5月31日まで「東京ガール 気軽に春旅プラン」を販売する。

東京駅に直結しているホテルの特徴を生かして、女性客を対象に都心でのショッピングやグルメ、エンターテイメントなどを紹介するプランで、女性同士、母娘などに春旅を勧める。

利用客にはガイドブックとして、伊藤美樹(いとう・みき)さんの「山手線ぐるり おみやげ散歩」(2009年、ポプラ)をプレゼントする。この書籍はJR山手線全29駅周辺のお勧めの場所やおみやげに最適な商品をイラストをつけて紹介している。

また、基礎化粧品セット「 マーガレットジョセフィン」(クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液)とホットアイマスク、フェイスパックが特典としてついてくる。

料金は1人が2万3300円から、2人が2万8900円から(税、サービス料込み)。

日比谷で堀内環、浜村美智子、前田はるみらシャンソン、ラテン等

【銀座新聞ニュース=2012年2月22日】社団法人「日本音楽家協会」(港区赤坂1-1-17、細川ビル907、03-3585-3903)は3月17日15時から日比谷公会堂(千代田区日比谷公園1-3、03-3591-6388)で「ポピュラー音楽祭イン・日比谷(in hibiya)」を開催する。

「ポピュラー音楽祭」は1981年から東京都からの助成金を基に「都民芸術フェスティバル」の一環としてはじめられ、2006年から独立した形で「ポピュラー音楽祭イン・日比谷」として再スタートした。シャンソンからラテン音楽、タンゴまでポピュラー音楽を一度に聴かせる音楽会だ。

今回は「懐かしのシャンソン・タンゴ・ラテン名曲選」という副題で、第1部がシャンソン、第2部がタンゴ、第3部がラテンと3部構成になっている。司会は女性コーラス・グルーブ「ボーチェ・アンジェリカ」のメンバーである中藤幸子(なかふじ・さちこ)さん、構成と演出が永田文夫(ながた・ふみお)さんだ。

出演するのはシャンソンが東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、一般社団法人「日本シャンソン協会」理事の堀内環(ほりうち・たまき)さん、福岡県福岡市生まれ、早稲田大学政治経済学部卒業の花田玲子(はなだ・れいこ)さん、香川県生まれ、多摩美術大学卒業の小林麗子(こばやし・れいこ)さん、岡田千恵子(おかだ・ちえこ)さん、神奈川県横浜市生まれの小関明子(こぜき・あきこ)さん。

演奏は上里知巳(あがり・ともみ)さんとそのグループで、メンバーはピアノ奏者の上里知巳さん、ベースの斉藤正巳(さいとう・まさみ)さん、ドラムの八木秀樹(やぎ・ひでき)さん、ギターの並木健司(なみき・けんじ)さんで構成されている。

タンゴは栃木県足尾町生まれの前田(まえだ)はるみさん、高橋トク子(たかはし・とくこ)さん、栃木県宇都宮市生まれの広瀬(ひろせ)としえさん、熊本県生まれの磯村(いそむら)みどりさん、矢部幸子(やべ・さちこ)の6人が歌い、タンゴダンサーとして野沢ケンジ(のざわ・けんじ)さんと中田リリアナ(なかだ・りりあな)さんのコンビ「ケンジ&リリアナ」が踊りを披露する。

演奏は「京谷弘司(きょうたに・こうじ)クァルテートタンゴ」で、メンバーはバンドネオン奏者の京谷弘司さん、バイオリン奏者の喜多直毅(きた・なおき)さん、ピアノ奏者の淡路七穂子(あわじ・なほこ)さん、ベース奏者の田辺和弘(たなべ・かずひろ)さん。

ラテン音楽は大阪府生まれで「バナナ・ボート」(1957年)をヒットさせた浜村美智子(はまむら・みちこ)さん、ケン・バルガス(Ken Vargas)さん、1969年に結成された「トリオ・ロス・ペペス」、ヨコヤマ絵夢(よこやま・えむ)さん、尾河ふみ子(おがわ・ふみこ)さん、石井昌子(いしい・まさこ)さん。

演奏は2010年に結成した「有馬忍(ありま・しのぶ)東京ラティーノス」で、トランペット奏者の有馬忍(ありま・しのぶ)さん、トランペット奏者の間宮良二(まみや・りょうじ)さん、トランペット奏者の鈴木正晃(すずき・まさあき)さん、トランペット奏者の白沢茂(しらさわ・しげる)さん。

アルトサックス奏者の小峰敦史(こみね・あつし)さん、アルトサックス奏者の森本小百合(もりもと・さゆり)さん、テナーサックス奏者の渡部賢吾(わたなべ・けんご)さん、バリトンサックス奏者の五十井梧楼(いそい・ごろう)さん、トロンボーン奏者の松林辰郎(まつばやし・たつろう)さん。

ピアノ奏者の鶴野美香(つるの・みか)さん、ベース奏者の中嶌孝昌(なかしま・たかまさ)さん、ドラム奏者の茂森輝哉(しげもり・てるや)さん、パーカッション奏者の大津哲二(おおつ・てつじ)さん、パーカッション奏者の渋谷祥之(しぶや・よしゆき)さん。

演奏時間は15時から19時、料金は全席指定でS席が5100円、A席が4600円。当日券はそれぞれ500円増しとなる。100円は「あしなが育英会」を通じて復興支援にあてられる。

「映画ドラえもん」水田わさび、大原めぐみらが舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2012年2月21日】東宝(千代田区有楽町 1-2-2、03-3591-1221)は3月3日からトーホー(TOHO)シネマズ日劇(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン11階、03-3574-1131)で一般公開する「映画ドラえもん のび太と奇跡の島-アニマル アドベンチャー」の初日に、水田わさびさん、大原めぐみさんらによる舞台あいさつを開催する。

3月3日8時55分の回上映終了後に、監督の楠葉宏三(くすば・こうぞう)さん、「ドラえもん」役の水田(みずた)わさびさん、「のび太」役の大原(おおはら)めぐみさん、「しずかちゃん」役のかかずゆみさん、「ジャイアン」役の木村昴(きむら・すばる)さん。

「スネ夫」役の関智一(せき・ともかず)さん、「ドラミ」役の千秋(ちあき)さん 、「ダッケ」役の野沢雅子(のざわ・まさこ)さん、「コロン」役の水樹奈々(みずき・なな)さん 、「ケリー博士」役の田中敦子(たなか・あつこ)さん 、「シャーマン」役の山寺宏一(やまでら・こういち)さん 、「フーク」役の鈴木福(すずき・ふく)さんが舞台に登場してあいさつする。

「映画ドラえもん のび太と奇跡の島-アニマル アドベンチャー」はオリジナル脚本作品で、てんとう虫コミックス「ドラえもん」17巻に収録されている「モアよ、ドードーよ、永遠に」を原案としている。1980年から2004年までの第1期に続く、2006年からの第2期シリーズでは7作目となる。

物語は絶滅したはずの動物たちが暮らす不思議な島を舞台に、ドラえもんと仲間たちが冒険を繰り広げる話で、「タイムトリモチ」で絶滅した鳥モアを現代につれてきてしまったのび太とドラえもんは、モアを連れて絶滅動物を保護しているベレーガモンド島へ赴く。

島のジャングルに暮らすロッコロ族の少年で、のび太とそっくりなダッケに出会った2人だったが、そこへ島を外界から守る黄金のカブトムシ「ゴールデンヘラクレス」を狙う悪徳商人シャーマンが襲ってくる。

ウイキペディアなどによると、楠葉宏三さんは1947年愛媛県生まれ、1971年に東京ムービーに入社し、日本アニメーションに移籍して1981年に「フーセンのドラ太郎」で監督デビューし、「世界名作劇場」シリーズの中期から後期の7作品を担当した。

2004年よりフリーになり、2005年4月からリニューアルした「ドラえもん」の総監督に就任し、2010年に「ドラえもん のび太の人魚大海戦」でシリーズの監督を初めて務めている。

水田わさびさんは1974年三重県伊賀市生まれ、名張桔梗丘高校を卒業、1996年に劇場アニメ「トイレの花子さん」で声優としてデビューし、2005年4月15日よりテレビ朝日系列のアニメ「ドラえもん」で、大山のぶ代(おおやま・のぶよ)さんに代わって、ドラえもんの声を担当している。

大原めぐみさんは1975年東京都生まれ、「松涛アクターズ ギムナジウム」声優部の第8期卒業生、2005年4月15日からテレビアニメ「ドラえもん」で小原乃梨子(おはら・のりこ)さんに代わってのび太の声を担当している。

かかずゆみ(嘉数由美)さんは1973年埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)生まれ、共立女子大学家政学部服飾学科を卒業、1996年に「機動新世紀ガンダムX」のサラ役で声優としてデビューした。2004年に一般人と結婚、2005年に長男、2008年に次男を出産している。2005年4月より「ドラえもん」の新キャスト陣のひとりとして「しずか」を演じている。

木村昴さんは1990年ドイツのザクセン州ライプツィヒ生まれ、父親はドイツ人で元オペラ歌手、現在、亜細亜大学に在学している。劇団日本児童に所属しており、妹の木村飛鳥(きむら・あすか)さんも劇団日本児童に所属している。

2005年4月15日からテレビアニメ「ドラえもん」で、たてかべ和也(かずや)さんに代わって「ジャイアン」の声を担当し、2009年に自ら旗揚げした劇団「天才劇団バカバッカ」の座長を務め、2010年にミュージカル「ホンク(HONK)!」みにくいアヒルの子役で2009年度岡山市民劇場賞新鋭賞を受賞している。

チケットはHPの応募フォーム(50人)で申し込む抽選販売が2月22日12時が締め切り。料金は一般1800円、大・高生1500円、3歳以上中学生、シニア、障がい者1000円。

初日舞台挨拶特別抽選販売は2月18日から2月27日11時までぴあ(http://pia.jp/sp/doraeiga2012/)で受け付け、料金は一般2000円、大・高生1700円、3歳以上中学生、シニア、障がい者1200円。

プランタンで藤田嗣治展、君代夫人所蔵品も

【銀座新聞ニュース=2012年2月20日】プランタン銀座(中央区銀座3-2-1、03-3567-0077)は2月21日から2月27日まで本館6階アートギャラリー「ギャルリィ・ドゥ・プランタン」で「藤田嗣治版画展-パリを魅了した異邦人」を開催する。

「エコール・ド・パリ」の画家で、彫刻家の藤田嗣治(ふじた・つぐはる、1886-1968)の版画シリーズを取り上げる個展で、今回は初期に作られた作品から、猫や子供シリーズなどの人気作品、夫人の藤田君代(ふじた・きみよ、1911-2009)が長年、秘蔵していたコレクションの一部を併せて展示販売する。

「エコール・ド・パリ」は1920年代を中心にパリのモンマルトルやモンパルナスに集まり、活動していた出身国も画風もさまざまな画家の総称で、厳密な定義がない。アンリ・ルソー((Henri Julien Felix Rousseau、1844-1910)やモーリス・ユトリロ(Maurice Utrillo、1883-1955)、マリー・ローランサン(Marie Laurencin、1883-1956)、アメデオ・モディリアーニ(Amedeo C.Modigliani、1884-1920)らが代表的な画家だ。

ウイキペディアなどによると、藤田嗣治は1886年東京都生まれ、1910年に東京美術学校(現東京芸術大学)西洋画科を卒業、1913年にフランスへわたり、パリのモンパルナスに住み、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso、1881-1973)らと交遊し、1917年に初めての個展を開催、1919年に「サロン・ドートンヌ」に初入選し、会員に推挙され、 1925年にベルギーのレオポルド勲章を受勲した。

1931年にパリを離れ、ブラジル、アルゼンチン、ペルー、ボリビアを訪ね、メキシコを経由してアメリカへわたった。1933年に帰国、1934年に二科会会員となり、1938年から1年間従軍画家として中国にわたり、1939年に日本に帰国した。その後、パリへ戻るが、第2次世界大戦(1939年から1945年)が勃発し、1940年にドイツに占領される直前パリを離れ、再度日本に帰国した。

帰国後は戦争画を制作し、敗戦後の1949年にニューヨークのブルックリン美術館付属美術館の教授として招かれた。1950年にパリへ移り、1955年にフランス国籍を取得、その後、日本国籍を抹消し、1957年にフランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュバリエ章を贈られた。1968年1月29日にスイスのチューリヒでガンのため81歳で死去、遺体はパリ郊外のヴィリエ・ル・バクルに葬られ、 死後に日本政府から勲1等瑞宝章が贈られた。

1935年に一時帰国した際に藤田君代と出会い、1936年に3度目の結婚(過去2人はフランス人でいずれも離婚)をし、1939年にパリに戻り、 1940年に帰国し、戦争画を「国のために戦う一兵卒と同じ心境で描いた」(藤田嗣治)が、戦後それをもとに戦争協力を批判され、パリに戻った後、フランス国籍を取得し、1959年から夫婦で洗礼を受け、「レオナール・フジタ」と名乗り、二度と帰国しなかった。

藤田君代はその後、パリ郊外の旧宅を「メゾン・アトリエ・フジタ」として開館したが、日本で「正しく評価しない以上、忘れてほしい」と出版物の刊行などを一切拒否してきた。近年、藤田君代監修で画集が発売されたり、2006年に国立近代美術館で戦争画が展示されたりしていた。産経新聞2009年4月25日号によると、4月2日に東京で死去した藤田君代の遺骨はフランスのランスにあるレオナール・フジタが眠るフジタ礼拝堂に埋葬された。

営業時間は11時から20時30分(日曜日は19時30分)で、入場は無料。

ヤマハ銀座でクラシックのサクソフォーン4人がミニコンサート

【銀座新聞ニュース=2012年2月20日】ヤマハ銀座店(中央区銀座7-9-1、03-3572-3171)は2月26日15時から1階ポータルで「ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテット(Vive! Saxophone Quartet)」によるミニコンサートを開催する。

ソプラノ・サクソフォーン奏者の豊田晃生(とよだ・あきお)さん、アルト・サクソフォーン奏者の荻島良太(おぎしま・りょうた)さん、テナー・サクソフォーン奏者の鶴飼奈民(つるかい・なみ)さん、バリトン・サクソフォーン奏者の浅利真(あさり・まこと)さんの4人のクラシック・サクソフォーン奏者で構成される「ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテット(Vive! Saxophone Quartet)」がミニコンサートを開く。

「ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテット」は1999年に結成され、これまでに9回のリサイタルを開いており、毎年、軽井沢「八月祭」に出演している。CDは「サクソフォンズ スタディーズ」と「イマージュ」、「セカンドバトル」の3枚を発売している。また、最近はサクソフォーンオリジナル作品のレパートリー拡大にも取り組んでいる。

豊田晃生さんは1978年茨城県生まれ、2000年に武蔵野音楽大学を卒業、在学中に学内推薦演奏会に出演、1998年に第2回国際芸術連盟音楽コンクール室内楽部門で3位、卒業時に卒業演奏会に出演した。2001年に関城吹奏楽団常任指揮者に就任し、2003年に関城吹奏楽団が全日本吹奏楽コンクールに進出し、その後、東京都立豊島高校を指導、2007年と2008年に2年連続で東京都立豊島高等学校が東日本大会に進出した。

荻島良太さんは1978年東京都生まれ、2000年に愛知県立芸術大学を卒業、在学中に大学室内楽定期演奏会、卒業時に卒業演奏会に出演した。2002年に東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマコースに卒業、2004年に第5回日本アンサンブルコンクール、2008年にタイの第2回ジャンマリー・ロンデックス国際コンクールでセミファイナリストに選ばれ、2009年に第5回ルーマニア国際音楽コンクール管楽器部門で第1位、日本ルーマニア音楽協会理事会賞を受賞している。現在、ソロ、室内楽、吹奏楽、オーケストラなどで活動している。

鶴飼奈民さんは1976年東京都生まれ、1998年に武蔵野音楽大学を卒業、1996年に第6回足立区フレッシュクラシックのオーディション合格、1997年に第19回国際芸術連盟新人オーディション室内楽に合格、1998年に第8回日本クラシック音楽コンクールの第3位、第10回全日本ソリストオーディション室内楽入賞、2002年に東松山市立松山女子高等学校吹奏楽部ニューイヤーコンサートに出演、現在ソロ、室内楽、吹奏楽のほか、吹奏楽指揮者、トレーナーとしても活動し、2007年に東京都立墨田川高校を指導し、第13回日本管楽合奏コンテスト全国大会に出場した。

浅利真さんは1976年北海道生まれ、1999年に武蔵野音楽大学を卒業、2000年に第24回国際芸術連盟新人オーディションに合格、2006年に第14回ワールドサクソフォン・コングレス(スロベニア)に出演、2006年からソロリサイタル「浅利真サクソフォン・ナイト」を毎年開催している。映画「フレフレ少女」の吹奏楽のアレンジを担当した。現在、埼玉県立芸術総合高校音楽科サクソフォン非常勤講師を務めている。

料金は無料。ヤマハ銀座店で「ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテット」のCDを購入すると、サイン会に参加できる。