丸善丸の内で創作人形展、亜由美、花織、羊毛、題府洋子ら

【銀座新聞ニュース=2015年4月13日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は4月15日から21日まで4階ギャラリーで創作人形展「春」を開催する。

国内の人形作家から選んだ作品展で、約30人が「春」をテーマにした創作人形やフィギュアなどを展示販売する。

今回、出展するのは山吉由利子(やまよし・ゆりこ)さんに師事した青の羊(あおのひつじ、立川好江=たちかわ・よしえ)さん、吉田良(よしだ・りょう)さんに師事した亜由美(あゆみ)さん、独学で制作した後、小牧加津(こまき・かづ)さんに師事し、ぴのきお人形教室を主宰している大塩雅子(おおしお・まさこ)さん。

因間(いんま)りかさんに師事し、2004年にドールファンタジアで入選した小畑(おばた)すみれさん、2012年にドールアートイン(in)うつくしま人形情報誌ポン(PDN)賞、福島県芸術文化団体連合会長賞を受賞した花織(かおり)さん。

山吉由利子(やまよし・ゆりこ)さんに師事した影山多栄子(かげやま・たえこ)さん、埼玉県生まれ、2007年より年に1度「お砂糖通り人形店」という展示会を主宰しているかわい金魚(きんぎょ)さん、陽月(ひづき)さんに師事したクロ(くろ)さん、日本創作人形学院で丸美鈴(まる・みすず)さんに師事した鮫島ユリ香(さめじま・ゆりか)さん。

吉田良さん、本城光太郎(ほんじょう・こうたろう)さん、小牧加津さん、熊谷博(くまがい・ひろし)さんに師事し、人形と人形の着物教室を主宰している篠原七生(しのはら・ななえ)さん、柴倉一二三(しばくら・ふみえ)さんに師事し、2007年に人形の寺「宝鏡寺人形展五十周年記念公募作品展」で入選した鈴木(すずき)ゆきよさん。

山口県生まれ、山吉由利子さんに師事した題府洋子(だいふ・ようこ)さん、デザイン学校在学中より人形を制作している舘野桂子(たての・けいこ)さん、陽月さん、丸美鈴さんに師事した智脊(ちせ)さん、独学で制作した後に、黒川早恵美(くろかわ・さえみ)さんに師事し、ドールアート2012イン(in)うつくしま全国創作人形コンクールで入選したちゃおさん、武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業、因間りかさんに師事した友重(ともしげ)のりこさん。

四谷シモン人形学校に所属して制作しているドールハウス・ノア(Dollhouse Noah)さん、太山レミ(ふとやま・れみ)さん、大山冨美子(おおやま・ふみこ)さん、橋姫(はしひめ)さんに師事している中川乃布子(なかがわ・のぶこ)さん。

よねやまりゅうさん、田辺絹絵(たなべ・きぬえ)さん、因間りかさんに師事している西村勇魚(にしむら・いさな)さん、独学で人形を制作しているハナブン(はなぶん)さん、マツモトヒラコ(まつもと・ひらこ)さん。

まなさん、独学で人形を制作しているママル(Mamaru)さん、日本創作人形学院で人形制作を学び、日本創作人形学院本部教授の丸美鈴さん、香川県生まれ、吉田良さん、本城光太郎さんに師事したマルヤマミホ(まつやま・みほ)さん。

碓氷東子(うすい・とうこ)さんと本城光太郎さんに師事した水樹尚子(みずき・なおこ)さん、独学で人形を制作し、2006年に世界文化社主催「第11回家庭画報大賞」佳作、2008年に「ドールアート展2008イン(in)うつくしま」人形コンクールで大賞、2012年にチームコヤーラ創作人形公募展でドールズ・オブ・ザ・ワールド(Dolls of the world)賞を受賞している皆川優子(みながわ・ゆうこ)さん。

丸美鈴さんに師事した美夜花(みやはな)りりさん、武蔵野美術大学を卒業、丸美鈴さんに師事した森下(もりした)ことりさん、1973年兵庫県生まれ、独学で人形を制作している羊毛倉庫(ようもうそうこ、鈴木千晶=すずき・ちあき)さん。

独学で人形を制作しているルビー(RUBY)さん、東京都生まれ、中国・北京市中央美術大学中国画科に6年間留学し、独学で人形制作をはじめたレプンクルス(れぷんくるす)さん。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。入場は無料。15日8時45分から丸善・丸の内本店1階の正面入口前で購入整理券の抽選をする。

丸善丸の内でささめやゆき「椅子」原画展、トークも

【銀座新聞ニュース=2015年4月4日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は4月8日から14日まで4階ギャラリーでささめやゆきさんによる「『椅子』出版記念展」を開催する。

画家で絵本作家のささめやゆきさんが4月10日に文と絵を手掛けた絵本「しあわせの分量 椅子(いす)」(BL出版、税抜き1600円)を刊行したのを記念して原画展を開く。絵本に掲載されている原画とイスをテーマにした描きおろしの作品約20点も展示する。

「しあわせの分量 椅子」は「僕たちには座る椅子が用意されている。幸せや悲しみの分量もきまっているんだ」という著者の考え方が反映されており、人生をイスになぞらえている。

ささめやゆきさんは1943年東京都生まれ、1970年にフランス・パリへわたり、1971年にアメリカ・ニューヨークに移り、1972年にフランスに戻り、シェルブール美術学校に通い、1973年に帰国した。その後、銅版画をはじめ、本のさし絵、絵本などを手掛け、1983年に東京セントラル美術館版画大賞展で入選した。

1985年に「ルーが来た日」でベルギー・ドメルホフ国際版画コンクールで銀賞、1995年に宮沢賢治(みやざわ・けんじ、1896-1933)の文章に絵をつけた「ガドルフの百合」で小学館絵画賞、1999年に講談社出版文化賞さしえ賞、2001年に「あしたうちにねこがくるの」(石津=いしづ=ちひろさんが文章)で日本絵本賞を受賞している。

12日14時からささめやゆきさんによるトークとサイン会を開く。

開場時間は9時から21時(最終日は17時)まで。入場は無料。