東京メトロが東京マラソンEXPOで1日乗り放題カード、3枚1800円

【銀座新聞ニュース=2017年2月21日】東京地下鉄(東京メトロ、台東区東上野3-19-6、03-3837-7077)は2月23日から25日の3日間、東京ビッグサイト(江東区有明3-11-1)で開かれる「東京マラソンEXPO 2017」で「オリジナル24時間券3枚セット」を販売する。

2月26日に開かれる東京マラソンを地下鉄で移動しながら応援できる乗車カードで、1枚で1日24時間東京メトロの地下鉄を自由に乗り降りできるので、ランナーに合わせて地下鉄を使って移動しながら応援できる。また、「東京マラソンEXPO 2017」の会場では、東京マラソンのコース上のランナー通過予想時刻を記載した応援ガイド「メトロで追っかけ応援団」(日本語版、英語版)を配布する。

オリジナル24時間券は購入日から8月24日までの1枚につき、1日における使用開始(改札通過時)から24時間、自由に乗り降りできる乗車カードで、1枚600円、3枚セット1800円(税込)で、「東京マラソンEXPO 2017」の東京メトロブース限定で、3000セットを販売する。

ウイキペディアなどによると、東京マラソンは2007年から東京都で行われるマラソン大会で、毎年2月第4日曜日(2009年大会は3月開催)に開かれる。2013年大会から「ワールドマラソンメジャーズ」に加入し、世界の主要なマラソン大会のひとつとなっている。

東京都心部で行われていたマラソン大会は、1981年から2006年まで開かれていた「東京国際マラソン」(男子)と1979年から2008年まで行われた「東京国際女子マラソン」、2002年から2006年の間行われた市民ランナー、障害者向け10キロのロードレース「東京シティロードレース」の3種があった。

それらをひとつに統合して「ニューヨークシティマラソン」や「ロンドンマラソン」、「ボストンマラソン」に匹敵する市民参加型大規模シティマラソンとして、東京マラソンが企図された。2010年に国際陸上競技連盟(IAAF)の世界ロードレース格付け制度で、ニューヨークマラソンなどにならび市民参加型大規模レースとして日本唯一の「ゴールドラベル」を獲得している。

男女マラソン、車いすマラソン、ジュニア&ユース(大会当日満16歳から満18歳まで)、障害者(車いすの部、視覚障害者、知的障害者、移植者)10キロがある。男子マラソンは、2006年の第27回大会で終了した東京国際マラソンの後継大会として位置づけられ、世界陸上選手権をはじめとする国際大会の代表選考レースとなっている。

一方で、女子マラソンについては2008年まで「東京国際女子マラソン」が「東京マラソン」と並行して行われ、2009年から2014年にかけては「東京国際女子マラソン」の事実上の後継大会として「横浜国際女子マラソン」が開かれたが、2015年から「横浜国際女子マラソン」の事実上の後継大会として「さいたま国際マラソン」として開かれるため、「東京マラソン」は事実上のオープン大会となっている。

男女マラソン(選考会)は2006年以降の夏季アジア大会開催年と2007年以降の西暦奇数年と2008年以降夏季オリンピック開催年と2016年以降の夏季障害者パラリンピック開催年は、それぞれの年に行われる世界陸上選手権大会、夏季オリンピック、アジア競技大会の代表選考会第3戦となっている(女子のみ一部を除き参考レース扱い)。

2009年から日本のマラソン大会としては初の賞金レースとなり、総額賞金は、世界記録を更新された場合という条件付きのボーナス賞金も含めて1億1240万円となっている。2010年6月30日に東京都と日本陸連による組織委員会を発展的解消する形で「一般財団法人東京マラソン財団」(Tokyo Marathon Foundation)が設立され、2011年大会以降は同財団が主催し、これまでの主催だった東京都と日本陸連は共催団体となった。

東京マラソンの運営に際しては、毎回約1万人の無償ボランティアが参加し、約3万人の市民ランナーを約1万人の市民ボランティアが支える大会となっている。2016年大会までは先着順だったが、2017年大会からは完全抽選制になる。

コースは2007年から2016年までは東京都庁舎前をスタートして、東京ビッグサイトがゴールだったが、2017年から東京都庁舎前をスタートして、皇居前の御幸通りをゴールに変更されている。また、抽選の結果当選し、申し込みを完了した参加予定者は、前日まで開催されるプレイベント「東京マラソンEXPO」会場内にて受付を済ませてナンバーカード(ゼッケン)を受け取る。

「東京マラソンEXPO」は参加予定者がナンバーカード(ゼッケン)を受け取るために開かれているプレイベントで、日本全国と海外からの3万6000人のランナーを含め、10万人以上が訪れるランニングのトレードショーになっており、これに合わせて、最新のギアやアパレル、各出展社のサービスなど多くのデモを体験することができる場になっている。

開場時間は11時から21時(25日は20時)まで。入場は無料。

富山県がとやまブランド品販売、おりん演奏会や鱒寿司の体験も

【銀座新聞ニュース=2017年2月12日】富山県(富山県富山市新総曲輪1-7、076-431-4111)は2月13日から19日まで「日本橋とやま館」(中央区日本橋室町1-2-6、日本橋大栄ビル、03-6262-2723)で「とやまの誇り-とやまブランドのルーツの触れる7日間」を開く。

会場で「富山県推奨とやまブランド」と「明日のとやまブランド」の展示販売、「とやまブランド」のルーツに迫るストーリーパネルを展示する。

また、おりんミニコンサート&体験会やスマホ・スピーカー木彫体験(井波彫刻)のワークショップ、ます寿司の体験ワークショップなども実施する。さらに、期間中、和食レストラン「富山はま作」で「とやまブランド」特別限定ランチ(1日10食)、バーラウンジ「トヤマバー」で「とやまブランド」のスペシャル小鉢を提供する。

「富山県推奨とやまブランド」とは、2011年度に創設された、富山県産品の中から、特に優れたものを厳選し、「富山県推奨とやまブランド」として認定する制度で、広く全国へ発信していくのが目的で、1)高い品質と信頼性・安全性、2)オリジナリティ、3)富山らしさ、4)市場性、5)将来性、という5つの基準で評価し、認定する。また、それに準じた将来の推奨とやまブランドを育成するために支援する「明日のとやまブランド」も選んでいる。

現在、「富山県推奨とやまブランド」は13品目あり、ます寿し、とやまのチューリップ、富山干柿、大門素麺(おおかどそうめん)、富山湾のブリ、富山湾のシロエビ、富山湾産ホタルイカ、メンタルコミットメントロボット・パロ、ウオータージェット マシン、井波(いなみ)彫刻品、高岡銅器、能作の錫製品、とやまの種もみがあり、このうち、今回はます寿し、富山干柿、大門素麺、井波彫刻品、高岡銅器、能作の錫製品を展示販売する。

「明日のとやまブランド」は27品目あり、その中からかまぼこ(細工かまぼこ)、かぶら寿し、おかゆっこ しろがゆ、昆布じめ刺し身、アクアリウム(AQUARIUM、アルミ製靴べら)、炭草花(すみくさはな)シリーズ、トヤマガラス(Toyama・Glass)、高岡漆器、レッド&ホワイト(RED&WHITE)、久乗(くじょう)おりんの10分目を展示販売する。

17日の15時30分、19時30分からおりん奏者の谷中仁美(たになか・ひとみ)さんとベース奏者の谷中秀治(たになか・ひでじ)さんによる「明日のとやまブランド」の「久乗おりん」を使用した「おりんミニコンサート&体験会-ココロを整える おりんの音色」を開く。2016年4月から9月までイタリア・ミラノのトリエンナーレ美術館に展示された「おりん」の楽器「銀河」を使用する。また、おりん演奏体験タイムもある。

18日11時、14時15分、16時45分から井波彫刻師の久保大樹(くぼ・ひろき)さんによる「スマホ・スピーカー木彫り体験(井波彫刻)ワークショップ」を開く。伝統的工芸品「井波彫刻」の技法を使い、音に温かみがあり、ひとつひとつ音質の違う自分だけのスピーカーを作る講座だ。定員は5人で、参加費は3500円(税込)。事前の予約が必要。

19日15時30分、17時30分から和食レストラン「富山はま作」で「鱒寿し本舗千歳」6代目店主の大郷麿(おおご・おさむ)さんによる「ます寿し」体験ワークショップを開く。「ます寿し」は富山県を象徴する産品で、しゃり、ますとも酸味が特徴の「鱒寿し本舗千歳」の技法を体験する。定員は各回とも10人で、参加費は2000円。事前の予約が必要。

事前の予約は「日本橋とやま館」HPの申込みフォームから申し込む。または、「とやまの誇り」事務局(ストライク&パートナーズ内)に電話(070-5075-3230)、または、メル(toyamabrand2017@gmail.com)まで申し込む。その際に希望するプログラム、名前、住所、携帯番号、メールアドレス、参加人数を知らせる。

営業時間は10時30分から19時30分。「富山はま作」は11時30分から14時30分、17時から22時30分(日曜日、祝日は21時)。「トヤマバー」は11時から21時。