東映「孤狼の血」役所広司、真木よう子ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年4月30日】大手映画配給会社で、国内映画業界第2位の東映(中央区銀座3-2-17、03-3535-4641)は5月12日から丸の内TOEI(中央区銀座3-2-17、03-3535-4741)で一般公開する「孤狼の血」の初日に役所広司さん、松坂桃李さんが舞台挨拶する。

5月12日から一般公開される「孤狼の血」((C)2018「孤狼の血」製作委員会)。

12日9時の回上映終了後と12時30分の回上映前に、監督の白石和彌(しらいし・かずや)さんをはじめ、呉原東署刑事「大上章吾」役の役所広司(やくしょ・こうじ)さん、呉原東署刑事で大上班のメンバー「日岡秀一」役の松坂桃李(まつざか・とおり)さん、尾谷組若頭「一之瀬守孝」役の江口洋介(えぐち・ようすけ)さん、クラブ梨子のママ「高木里佳子」役の真木よう子(まき・ようこ)さん。

加古村組の組員「吉田滋」役の音尾琢真(おとお・たくま)さん、尾谷組の組員「永川恭二」役の中村倫也(なかむら・ともや)さん、薬剤師「岡田桃子」役の阿部純子(あべ・じゅんこ)さん、原作者の柚月裕子(ゆづき・ゆうこ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「孤狼の血」は2008年に「臨床真理」で「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した柚月裕子さんが2016年に直木賞候補となった同名の作品が原作で、日本推理作家協会賞を受賞した。広島の架空都市・呉原を舞台に、「警察小説×『仁義なき戦い』」と評された。

物語は昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島・呉原で地場の暴力団・尾谷組と新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組の抗争がくすぶり始める中、加古村組関連の金融会社社員が失踪するところからはじまる。

所轄署に配属となった新人刑事・日岡秀一は、暴力団との癒着を噂されるベテラン刑事・大上章吾とともに事件の捜査にあたるが、この失踪事件を契機に尾谷組と加古村組の抗争が激化していく。

ウイキペディアによると、白石和弥さんは1974年北海道旭川市生まれ、北海道旭川西高校を卒業、1995年に中村幻児(なかむら・げんじ)さんの映像塾に参加し、以後、若松孝二(わかまつ・こうじ、1936-2012)に師事し、フリーの演出部として行定勲(ゆきさだ・いさお)さん、犬童一心(いぬどう・いっしん)さんの監督の作品に参加した。

2009年に「ロストパラダイス・イン・トーキョー」で長編映画監督としてデビューした。2013年に「凶悪」、2016年に「日本で一番悪い奴ら」や「牝猫たち」、2017年に「彼女がその名を知らない鳥たち」などを監督して手がけている。

チケットはチケットぴあを通じて、最速抽選、プレミアムを受付中で、1日11時締め切り。先行抽選も受付中で、2日11時締め切り。3日10時から一般発売する。料金は全席指定で2000円均一。作品は「R15+」(15歳以上が鑑賞できる)。

注:「白石和弥」の「弥」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として現代漢字(常用漢字)を使用しています。

サニーヘルス、自作のスウィッチェルでダイエットを

【銀座新聞ニュース=2018年4月29日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「ダイエットドリンク『スウィッチェル』が海外セレブの間で人気急上昇中!」を発表した。

「スウィッチェル」はダイエットやデトックスなどをはじめ、体の内側から美容効果を発揮してくれる。

欧米で今、話題になっているのが疲労回復ドリンク「スウィッチェル」で、ダイエットやデトックスなどをはじめ、体の内側から美容効果を発揮してくれるといわれている。

「スウィッチェル」というのは、リンゴ酢とショウガ、はちみつなどを水か炭酸水で割った飲み物で、市販されている商品もあるが、自分で簡単に作れるので、ぜひとも自分で作ってほしい。その前にスウィッチェルのさまざまな効果を紹介する。

1)ダイエット効果
スウィッチェルの材料に使われているショウガは、漢方薬にも多用されている薬効の高い食品で、たくさんの辛味成分が含まれていて、主なものはジンゲロール、ショウガオールなどだ。

これらの成分は血行をよくする働きがあり、体を温める作用や、脂肪分解を促す酵素「リパーゼ」を活性化させる作用がある。また、リンゴ酢にはむくみを解消するカリウム、糖質や脂肪の代謝を潤滑にするクエン酸、水溶性食物繊維のペクチンなども含まれており、ダイエットを促進させる効果が期待できる。

スウィッチェルは水か炭酸水で割って飲むが、ダイエット効果を高めるには炭酸水を使いたい。炭酸水を飲むと、炭酸水に溶けている二酸化炭素が血中に入ることにより血液は酸素欠乏になり、酸素量を増やすために血管を広げ、さらに酸素や栄養を送り込もうとし、すると、血流がよくなり、代謝がアップする。つまり、体が消費するエネルギー量が増え、余計な脂肪を蓄えにくくなるという。

2)疲労回復効果
リンゴ酢の酸味の主成分は「酢酸」で、摂取して体内に入るとクエン酸へと変化するが、このクエン酸は体内のエネルギー産出において重要な役割を担っている。食事から摂った糖質、タンパク質、脂質のエネルギーや、疲労の原因物質である乳酸などを分解しエネルギーに変換するサイクルのことを「クエン酸サイクル」という。

このクエン酸サイクルを回すためには、クエン酸が必須アイテムで、クエン酸サイクルが潤滑に回っていないと、糖質や脂質の代謝がスムーズに行われず、乳酸が溜まるなど、痩せにくくなったり、疲れが取れにくかったりといった症状が現れる。リンゴ酢にはクエン酸の元となる酢酸が含まれているので、日常的に摂取していれば不足することはない。

3)美肌効果
リンゴ酢はリンゴから作られているため、リンゴポリフェノールやペクチンが含まれている。リンゴポリフェノールは抗酸化物質の一種で、その主成分である「プロシアニジン」は特に強い抗酸化力を持ち、活性酸素の発生を抑え、しみ、シワなど肌のエイジングケアや、生活習慣病にも効果があるという研究結果が発表されている。

ペクチンは水溶性食物繊維なので、腸内環境を整えて、美肌だけでなく便通の改善にも効果的としている。

そこで、スウィッチェルの作り方だが、簡単なので、ぜひ自分で作ってみたい。市販品よりもリーズナブルで、自分好みにいろいろ調整しやすい。さっぱりした飽きのこない味で、風呂上りや運動時の水分補給に、食事のお供になど、日常的に飲むようにしたい。

スウィッチェルの作り方(分量500ミリリットル)はリンゴ酢・・・大さじ2、おろしショウガ(チューブも可)・・・小さじ1から2、はちみつ・・・小さじ3から4、水または無糖の炭酸水500ミリリットル。分量の水または炭酸水にこれらをすべてを入れて、はちみつが溶けるまで混ぜるだけというもの。ショウガ、はちみつは好みで量を調節する。また、ミントの葉やローズマリー、シナモンパウダー、輪切りのレモンやライムなども相性がよいので、アレンジを楽しむことができる。

できあがったスウィッチェルは、そのまま飲めるし、温めて飲むこともできる。温める場合は炭酸水ではなく水のほうが好相性という。多めに作っておいて、冷蔵庫で保存することもできるが、1日から2日で飲み切るようにする。ペットボトルの中に材料を入れて作れば、そのまま持ち歩くこともできるし、スムージーを作る時のようにミキサーも必要ないので、洗い物が少ないのも続けやすいポイントとしている。

「シュフィール」によると、スウィッチェルの起源は古代ギリシャにもさかのぼり、当時は「民間薬」として健康維持のために飲用され、それが17世紀に、カリブ海地域からアメリカに伝わったと考えられている。

アメリカでは、農民が疲労回復や作業途中のリフレッシュのために飲んでいたことから、「ヘイマーカース・パンチ(haymaker’s punch、干し草を作る人たちの飲み物)」の異名もあるといわれている。

銀座ニコン階段に平間至「浜口祐自」

【銀座新聞ニュース=2018年4月28日】デジタルカメラ市場で世界第2位のニコン(港区港南2-15-3、品川インターシティC棟、03-6433-3600)グループのニコンイメージングジャパン(住所・同、03-6718-3010)は4月28日から5月31日までニコンプラザ銀座(中央区銀座7-10-1、ストラータ ギンザ、03-5537-1469)内の階段フロアにある「銀座階段ギャラリー」で平間至さんの作品を展示する。

4月28日から5月31日までニコンプラザ銀座内の階段フロアにある「銀座階段ギャラリー」に展示される平間至さんが撮影した浜口祐自さん。

ニコンイメージングジャパンが毎月、プロの写真家の撮影した作品1点を展示するのが銀座階段ギャラリーで、5月は写真家の平間至(ひるま・いたる)さんが撮影したギター奏者の浜口祐自(はまぐち・ゆうじ)さんの写真を展示する。

平間至さんは1963年宮城県塩竈市生まれ、日本大学芸術学部写真学科を卒業、写真家のイジマカオル(伊島薫)さんに師事し、躍動感のあるポートレートや、画面から音楽が聞こえてくるような作品により、多くの音楽家の撮影を手掛ける。

写真家の平間至さん。

1996年からタワーレコーズ(TOWER RECORDS)のコーポレイト・ボイス「ノーミュージック、ノーライフ(NO MUSIC,NO LIFE.)」のポスター撮影を手掛け、近年では舞踊家の田中泯(たなか・みん)さんの場踊りシリーズをライフワークとし、世界との一体感を感じさせるような作品制作を追求し、ニューヨークADC賞で金賞を受賞している。

2003年に塩竈市市政功労賞、宮城県芸術選奨に選ばれ、2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加、2008年より塩竈フォトフェスティバルを企画、2009年よりレンタル暗室&ギャラリー「ピッポー(PIPPO)」をオープンし、フイルム写真の普及活動も行っている。2011年の東日本大震災以降は、自身の故郷、塩竈を含めた復興支援の活動も積極的に行い、塩竈初の音楽と食とアートのイベント「ガマ・ロック・フェス(GAMA ROCK FES)2012」をアツシ(ATSUSHI、Dragon Ash)さんと共に主催し、2015年に東京・三宿に「平間写真館トウキョウ(TOKYO)」をオープンしている。

開場時間は10時30分から18時30分(最終日は15時)。入場は無料。日曜日は休み。

注:「浜口祐自」の「浜」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として現代漢字(常用漢字)を使用しています。

ホットペッパー調べ3月外食12%増、3指標伸び3月最高

【銀座新聞ニュース=2018年4月28日】大手情報会社のリクルートグループの旅行、レジャー、飲食などの情報サービス会社、リクルートライフスタイル(千代田区丸の内1-9-2、03-6835-1000)の「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は4月27日に3月の「外食市場調査」を発表した。

かっぱ寿司が4月27日から販売した粗挽きビーフ100%の「かっぱのハンバーグ」(デミグラハンバーグ、とろっとチーズハンバーグとも税別390円)。回転寿司では初のハンバーグメニューとなる。

3月の首都圏・関西圏・東海圏(東名阪)の3圏域の外食市場規模は前年同月比11.6%増の3757億円と10カ月続けて前年実績を上回った。首都圏が262億円のプラス(12.7%増、10カ月連続増)、関西圏が96億円のプラス(10.8%増、3カ月連続増)、東海圏が35億円のプラス(8.4%増、3カ月連続増)と3圏域とも増えた。

3月の3圏域の外食単価は前年比61円プラスの2654円と10カ月連続で増え、外食頻度(外食回数)も4.37回で前年比0.24回プラスと5カ月連続で増え、外食実施率は同2.5ポイントアップの78.4%と2カ月ぶりに上回った。

かっぱ寿司のハンバーグPRイベントに出演した井戸田潤(いとだ・じゅん)さんと小倉優子(おぐら・ゆうこ)さん。

外食市場、外食頻度、単価の3指標とも前年比伸び率が調査開始以来最大となった。また、外食実施率は3月としては過去最高で、全月でも過去3番目の数値だった。ホットペッパーグルメ外食総研では、前年比で土曜日が1日多いカレンダーや、天候の安定、企業の期末宴会ニーズ、花見客需要などが要因」と挙げている。

主要16業種(調査は25分類)を対象とした外食市場規模は「居酒屋」が52億円増の873億円、「和食料理店」が76億円増の574億円、「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」が63億円増の370億円、「フレンチ・イタリアン料理店」が38億円増の297億円、「ファミリーレストラン、回転すし等」が24億円増の249億円、「中華料理店(ラーメン専業店を除く)」が16億円増の213億円など15業種がプラスだった。これに対して「スナック、ナイトクラブ、キャバレー」が4億円減の61億円と唯一減少した。

外食単価はもっとも高い「スナック、ナイトクラブ、キャバレー」が1849円減の7607円と前年より下がったが、「フレンチ・イタリアン料理店」が236円増の4397円、「和食料理店」が151円増の4059円、「すき焼き、しゃぶしゃぶ、鍋、おでん等の専業店」が56円増の3824円など12業態でプラスだった。

調査は首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏90分圏、関西圏80分圏、東海圏60分圏の市区町村に住む20歳から69歳までの男女1万人を対象にインターネットによって実施した。

実施時期は事前調査が2月19日から28日まで38万1463人を対象に行い、回収数が3万7205人、本調査は4月2日から10日まで1万3306人を対象に実施し、有効回答数が1万0134人、回収率は76.7%だった。本調査での「外食」とは、夕方以降の時間帯で店で食事した場合を対象とし、1日2回までの外食を含んでいる。

ニユートーキヨー数寄屋橋等で今夏、褐色ビール

【銀座新聞ニュース=2018年4月28日】ビアホール運営の大手、ニユートーキヨー(中央区日本橋室町4-3-18、東京建物室町ビル、03-3241-0381)はこのほど、「ニユートーキヨー数寄屋橋本店」(千代田区有楽町2-2-3、03-5565-1121)や「ニユートーキヨー有楽町電気ビル店」(千代田区有楽町1-7-1、03-3211-3035)などで夏季限定のオリジナルビール「プレミアムデゥンケル」を発売した。

ニユートーキヨーが「ニユートーキヨー数寄屋橋本店」などで販売している、サッポロビールと共同開発した夏季限定のオリジナルビール「プレミアムデゥンケル」。麦芽100%で、芳ばしい麦芽香、やや甘味のあるマイルドな飲み口が特徴という。

今回、期間限定で発売する「デゥンケル(Dunnkel)」は、15世紀にドイツ南部のミュンヘンで下面発酵(ラガー)ビールの先駆けとして開発された褐色の液色ビールで、特別に製麦した濃色麦芽(カラメル麦芽)を使用し、芳ばしい麦芽香と、やや甘味のあるマイルドな飲み口が特徴とされている。

18世紀頃に液色の薄いピルスナーが開発されるまでは、ほとんどのビールが濃色であったため、単に「デュンケル」と呼んだ場合はバイエルン地方のダークビール全般(ミュンヒナーデュンケル)を指している。

「プレミアムデゥンケル」は、ミュンヘン地方で発祥した濃色のミュンヘナーをモデルとし、食品に関する法律としては世界最古のドイツのビール純粋令に基づく麦芽100%のビールで、日本人の味覚に合わせて、マイルドな飲みやすさにしている。

「SankeiBiz」によると、ニユートーキヨーは1994年から2003年まで10年間、「デゥンケル」を販売しており、今回、クラフトビール(地ビール)の人気を受けて、サッポロビールと共同で15年ぶりに復活したという。

ウイキペディアによると、ミュンヒナーデュンケルは麦の甘味、ホップの苦味、軽い口当たりとバランスが取れているのが特徴としている。「ビアスタイル・ガイドライン1208」ではヨーロピアンスタイル・ダーク、ミュンヒナー・デュンケルとして、1)色合いは、ライト・ブラウンからダーク・ブラウン、2)ホップの苦味よりも、モルトのフレーバーが大きく勝っている、3)ミュンヘン・ダークモルトに由来するチョコレート香、トースト香、ビスケット香が特徴、4)アルコール度数は4.5%から5%などとなっている。

他方、「デュンケルヴァイツェン(Dunkel weizen)」もあり、小麦を主原料にした上面発酵(エール)ビールで、ローストしたモルトを使用するのが特徴としている。製品は酵母入りであるため、生産者はボトルのラベルに「酵母を混ぜてグラスに注いで欲しい」か「酵母を混ぜないで上澄みだけをグラスに注いで欲しい」か明記する必要がある。

「ビアスタイル・ガイドライン1208」ではデュンケルヴァイツェンとして、1)色合いは、カッパー・ブラウンからダーク・ブラウン、2)ホップの苦味よりも、モルトのフレーバーが大きく勝っている、3)ローストしたモルトに由来する麦芽の甘味とチョコレート香がはっきりしている、4)アルコール度数は4.8%から5.4%、などとしている。

中央区、千代田区の取扱店舗は「数寄屋橋本店」と「有楽町電気ビル店」のほかに、「東京駅八重洲口店」(千代田区丸の内1-9-1、東京駅一番街、03-3216-1201)、「パレスサイドビル店」(千代田区一ツ橋1-1-1、パレスサイドビル、03-3216-2411)など。

価格は400ミリリットルで税別600円。

営業時間は数寄屋橋店が11時30分から23時(土・日曜日、祝日22時)、有楽町電気ビル店が11時(土・日曜日、祝日11時30分)から23時(土・日曜日22時、祝日21時)、、東京駅八重洲口店が11時から23時(日曜日、祝日22時)、パレスサイドビル店が11時30分から22時30分(水曜日から金曜日23時、土曜日は予約のみ、日曜日、祝日は休み)。