はなまるファイブ店等で「具沢山豚汁うどん」

【銀座新聞ニュース=2018年9月27日】大手外食の吉野家ホールディングス傘下の讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」を展開するはなまる(中央区日本橋箱崎町36-2、Daiwaリバーゲート、03-5651-8701)は9月25日から10月中旬まで「はなまるうどん 銀座ファイブ店」(中央区銀座5-1、銀座ファイブ、03-3569-2870)など全国の店舗(一部除く)で「具沢山豚汁うどん」を提供している。

「はなまるうどん 銀座ファイブ店」などで10月中旬まで提供している「具沢山豚汁うどん」のフライヤー。

「具沢山豚汁うどん」は、秋にふさわしい「豚汁」に、うどんを組み合わせた新メニューで、具材のうま味を活かした味に仕上げてある。豚汁の味付けには、「信州こうじ味噌」を使用し、具材には豚肉をはじめ、味が染み込んだ大根をはじめ、ニンジン、ごぼう、じゃがいもなどの旬の食材が入っている。価格は普通(中)サイズが590円(税込)、小サイズ490円、大サイズ690円。

中央区では「はなまるうどん」は「銀座ファイブ店」のほかに、「京橋店」(中央区京橋2-5-22、03-3538-2766)、「八丁堀店」(中央区日本橋茅場町3-8-5、松村ビル、03-5644-7870)、「日本橋永代通り店」(中央区日本橋2-1-21、第2東洋ビル、03-3548-9870)、「茅場町店」(中央区日本橋茅場町1-4-4、木村実業5ビル、03-5847-0870)、「はなまるうどん 銀座松屋通り店」(中央区銀座3-10-9、共同ビル、03-5148-0870)がある。

営業時間は銀座ファイブ店が平日10時30分から22時(日曜日、祝日が21時)。他は各店に確認を。

ホットペッパー調べ、17年度外食4%増4兆に、中食6%増1兆円

【銀座新聞ニュース=2018年9月27日】リクルートグループの旅行、レジャー、飲食などの情報サービス会社、リクルートライフスタイル(千代田区丸の内1-9-2、03-6835-1000)の「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」はこのほど、2017年度の「外食&中食動向」(推計値)を発表した。

伊藤ハム米久HDの伊藤ハムが9月28日から中食市場向けに発売する「お肉屋さんの惣菜 鶏天」(税別400円)。

それによると、2017年度(2017年4月から2018年3月)の首都圏・関西圏・東海圏(東名阪)3圏域の外食市場規模は前年度比4.0%増の4兆752億円と2年ぶりに前年実績を上回った。中食市場は同5.9%増の1兆1614億円とやはり2年ぶりに前年実績を上回った。

ホットペッパーグルメリサーチセンターでは、3圏域計で基準となる人口は前年度比0.2%減の4135万人と微減したものの、延べ外食回数が同2.1%増の15億7767万回、外食単価も平均2583円と同1.8%増と増加したことから、市場規模が拡大した、としている。

外食市場規模は2013年度が3兆9574億円、2014年度が前年度比0.9%増の3兆9918億円、2015年度が1.9%増の4兆668億円、2016年度が3.6%減の3兆9194億円だった。人口は2013年度4267万人、2014年度が4200万人で、2015年度が4168万人、2016年度が4141万人と減少傾向にある。

これに伴い、延べ外食回数も2013年度16億7028万回、2014年度が16億1835万回、2015年度が15億9114万回、2016年度が15億4479万回と減ってきたが、2017年度は増加に転じている。外食単価も2013年度が平均2369円、2014年度が2467円と同4.1%増、2015年度が2556円と同3.6%増と伸びていたが、2016年度に0.7%減の2537円と減少に転じた。しかし、2017年度は再び増した。

業態別の外食市場規模は飲酒主体の「居酒屋」が同1.0%増の9143億円で、22.4%のシェアを占めている。次いで食事主体の「和食料理店」が同4.9%増の6157億円で、15.1%のシェア、食事主体の「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」が同10.3%増の3959億円で、9.7%のシェア、食事主体の「フレンチ、イタリアン料理店」が同3.9%増の3169億円で、7.8%のシェア、食事主体の「ファミリーレストラン、回転すし等」が同4.0%増の2815億円で、6.9%のシェアと続いている。

また、2017年度の外食機会中の「飲酒の有無」についても集計しており、飲酒を伴う外食シェアは回数で46.0%だった。1人夕食の市場規模は2017年度が3.7%増の3580億円だった。2013年度が3019億円、2014年度が3114億円、2015年度3492億円、2016年度3452億円と2013年度からみると、伸び続けている。

ただ、延べ回数は2017年度が3.3%増の2億9286万回だったが、2013年度が2億9686万回、2014年度が2億8826万回、2015年度2億8831万回、2016年度2億8337万回と2013年度からみると、と減少傾向にある。単価は2017年度が0.3%増の1222円と増加している。2013年度が1017円、2014年度が1080円、2015年度が1211円、2016年度に1218円と増え続けている。

一方、中食の市場規模は2013年度が1兆1056億円、2014年度が前年度比0.1%減の1兆1048億円、2015年度が同1.7%増の1兆1241億円、2016年度が同2.5%減の1兆963億円だった。

延べ中食回数は2013年度14億7266万回、2014年度が14億5477万回、2015年度が14億5066万回、2016年度が14億3075万回と減ってきたが、2017年度は増加に転じた。中食単価も2013年度が平均751円、2014年度が759円と同1.1%増、2015年度が775円と同2.0%増と伸びていたが、2016年度に同1.1%減の766円と減少に転じ、2017年度は再び増加した。

1カ月あたりの実施者の中食購入頻度は2013年度4.69回、2014年度4.71回、2015年度4.68回、2016年度4.62回、2017年度4.68回と増加している。1カ月あたりの中食の購入場所(4月、5月時点)はスーパーマーケットが62.3%、コンビニが28.7%、百貨店が21.7%、持ち帰り専門店が19.3%、外食店のテイクアウトが16.0%となっている。スーパーは2015年度が61.2%、2016年度が61.9%、2017年度が62.2%、2018年度が62.3%と6割を超えている。

調査は首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏90分圏、関西圏80分圏、東海圏60分圏の市区町村に住む20歳から69歳までの男女を対象にインターネットによって実施した。

外食は夕方以降の食事について、店で食事した場合を対象とし、飲酒のみ、喫茶のみの場合も含まれ、夕方以降、複数回外食した場合、1日あたり2回まで(2軒目まで)の外食を含んでいる。

中食は、夕方以降の食事について、外で買ってきたものを家で食べたり、出前や宅配を利用して食べた場合を対象とし、食事の一部(おかずのみなど)を買ってきて食べた場合も含まれ、夕方以降に複数回中食した場合、1日あたり2回まで(購入金額の上位2位まで)の中食を含んでいる。

丸善丸の内で佐藤宏三の世界展

【銀座新聞ニュース=2018年9月26日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は9月26日から10月2日まで4階ギャラリーで佐藤宏三さんによる日本画展「佐藤宏三の世界」を開く。

丸善・丸の内本店で9月26日から10月2日まで開かれる「佐藤宏三の世界」に出品される「南部一望」。

日本の原風景やアジア各国の風景を題材に日本画と水彩画を制作し、美大受験予備校「彩光舎」の統括主任講師を務め、東京芸術大学では加山又造(かやま・またぞう、1927-2004)に師事した佐藤宏三(さとう・こうぞう)さんが鎌倉・長谷寺から依頼された「紅葉屏風」をはじめ、多彩な表現の数々を展示する。

佐藤宏三さんは1966年北海道岩見沢市生まれ、1991年に東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業、1993年に同大学大学院修士課程を修了、1997年から個展を開き、2003年に丸善・日本橋店で個展、2006年に丸善・丸の内本店で個展を開く。

同年に江戸川区泉福寺に「春の長谷寺(はせでら)」屏風を奉納、2008年に江戸川区泉福寺に「秋の長谷寺」屏風を奉納している。埼玉県警の捜査似顔絵講師も務めている。また、これまでにインドネシア、ラオス、ベトナム、ミャンマー、インド、中国、ネパールなどを取材している。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)。

フード協、8月外食2.9%増、24カ月連続

【銀座新聞ニュース=2018年9月26日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町町セントラルビル、03-54031-29-6、浜松-1060)は9月25日に、8月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

1ゼネラル・オイスター秋のテーブルオーダーバイキング2018
ゼネラル・オイスターが9月30日まで「エミットフィッシュバー GINZASIX」など14店で「秋のテーブルオーダーバイキング」を開いている。生ガキ(真ガキ)、カキフライ、素焼きなどカキ料理17品と、 サラダやパスタ、 デザートなどもついた全23品が食べ放題になる(120分、税別4980円)。各店舗1日15人限定。

8月は、台風の上陸や集中豪雨、猛暑などマイナス面もあったが、東京などで長雨の続いた前年と比べると雨天日が少なく、全体の客数は前年同月比1.0%増となったことと、価格改定や各社各様のキャンペーン、季節メニューの訴求などによる客単価の上昇も続いており、売上高は同2.9%増と、2016年9月から24カ月連続して前年を上回った(既存店ベースは未公表)。

業態別では、ファーストフード(FF)が前年同月比3.1%増で2015年12月から32カ月連続プラス、ファミリーレストラン(FR)が同2.5%増と2カ月ぶりにプラス、パブ・居酒屋が同1.9%増と8カ月ぶりにプラスとなり、ディナーレストランが同4.2%増と2016年9月から24カ月連続して前年を上回り、喫茶が同1.2%増と2カ月ぶりにプラスと全業態ともプラスだった。

また、8月の店舗数は同0.7%増、客単価が同1.9%増だった。

日本フードサービス協会の統計は会員が190事業者数(7月194、6月200、5月204、4月207、3月200、2月195、1月192)、店舗数が3万6572店(3万6524店、3万6689店、3万7232店、3万6843店、3万6759店、3万6359店、3万6197店)が対象で、内訳はファーストフードが57社(59社、61社、61社、60社、59社、55社、54社)、2万0001店(2万0024店、2万0163店、2万0603店、2万0023店、2万0571店、1万9689店、1万9768店)。

ファミリーレストランが50社(53社、52社、54社、56社、52社、52社、50社)、9848店(9921店、9911店、9875店、1万0061店、9187店、9946店、9773店)、パブ・居酒屋が32社(30社、33社、34社、34社、33社、32社、31社)、2411店(2193店、2271店、2361店、2245店、2467店、2247店、2202店)、ディナーレストランが23社(23社、24社、25社、26社、26社、26社、27社)、959店(999店、1004店、999店、1000店、1002店、978店、1017店)、喫茶が15社(15社、15社、15社、17社、16社、16社、16社)、2061店(2097店、2081店、2130店、2239店、2229店、2227店、2164店)。

外食産業(上場企業)の上位3社の8月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1955店)が前年同月比5.6%増と3カ月続けてプラス、2位のすかいらーく(全グループ、3198店)が同1.8%増と2カ月ぶりにプラス、3位のコロワイド(全グループ、国内2558店)が同0.7%増と2カ月ぶりにプラスと3社とも上回った。

日比谷「君を追いかけた」、山田裕貴、斎藤飛鳥ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年9月25日】中堅映画配給会社のキノフィルムズ(新宿区西新宿6-5-1、新宿アイランドタワー、03-5908-2262)は10月5日からTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で一般公開する「あの頃、君を追いかけた」の初日に山田裕貴さん、斎藤飛鳥さんらによる舞台あいさつを開く。

10月5日から一般公開される「あの頃、君を追いかけた」((C)「あの頃、君を追いかけた」フィルムパートナーズ)。

5日15時の回上映終了後と18時25分の回上映前に、監督の長谷川康夫(はせがわ・やすお)さんをはじめ、主人公の高校生「水島浩介」役の山田裕貴(やまだ・ゆうき)さん、水島浩介のクラスメイト「早瀬真愛」役の斎藤飛鳥(さいとう・あすか)さん、早瀬真愛の同級生「小松原詩子」役の松本穂香(まつもと・ほのか)さん。

水島浩介の同級生「大野陽平」役の佐久本宝(さくもと・たから)さん、水島浩介の同級生「町田健人」役の国島直希(くにしま・なおき)さん、水島浩介の同級生「秋山寿音」役の中田圭祐(なかた・けいすけ)さん、水島浩介の同級生「杉村一樹」役の遊佐亮介(ゆさ・りょうすけ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「あの頃、君を追いかけた」は台湾の作家、ギデンズ・コー(九把刀)さんが発表した自伝的小説を2011年に自ら映画化し、2011年の台北映画祭で上映、続けて東京の第24回東京国際映画祭でも上映され、2013年9月に日本でも公開された。この作品の舞台を日本に移し、脚本家の長谷川康夫さんが1997年の「恋は舞い降りた。」以来、およそ20年ぶりに映画監督を務め、リメイクした。

物語は地方都市の高校に通う水島浩介が、クラスの仲間たちとバカなことばかりしながら、お気楽な高校生活を楽しんでいた。ある日、浩介の度を越した悪ふざけによって授業が中断し、激怒した教師が浩介のお目付け役として任命したのが優等生の早瀬真愛だった。

はじめはクラス一の優等生で真面目で堅い真愛を疎ましく思う浩介だったが、彼と4人の仲間たちにとって中学時代からの憧れの存在だった真愛に浩介の胸はざわつきはじめていた。

長谷川康夫さんは1953年北海道札幌市生まれ、早稲田大学政治経済学部を中退、劇団「暫」に入団し、つかこうへい(1948-2010)と出会い、大学在学中から劇団つかこうへい事務所に属し、1974年に「初級革命講座飛龍伝」で役者としてデビュー、劇団「暫」に所属のまま、風間杜夫(かざま・もりお)さん、平田満(ひらた・みつお)さんらとともに、つかこうへい作品のほとんどに出演し、1979年に「いつも心に太陽を」に主演、1983年にNHKドラマ「かけおち’83」で主演した。

1982年のつかこうへい劇団解散後は、劇作家、演出家として多くの舞台作品を発表し、1990年に「バカヤロー!3 へんな奴ら」で映画監督デビューし、脚本作品として「ホワイトアウト」や「ソウル」などがある。2016年に「つかこうへい正伝 1968-1982」(新潮社、2015年刊行)で第35回新田次郎(にったじろう)文学賞、第21回AICT演劇評論賞、第38回講談社ノンフィクション賞を受賞している。妻は女優の大橋恵里子(おおはし・えりこ)さん。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選販売「プレリザーブ」を受付中で、26日11時が締め切り。29日10時から一般発売する。料金は2000円均一。

注:「斎藤飛鳥」の「斎」と「国島直希」の「国」はいずれも正しくは旧漢字です。名詞は原則として現代漢字(常用漢字)を使用しています。