立川銀座、前沢淑子写真「イタリア」展

【銀座新聞ニュース=2018年10月29日】ブラインド業界の最大手メーカー、立川ブラインド工業(港区三田3-1-12、03-5484-6100)の銀座ショールーム(中央区銀座8-8-15、03-3571-1373)地下1階「タチカワ銀座スペース Atte」は10月31日から11月11日まで前沢淑子さんによる写真展「イタリア・くらしのうた」を開く。

立川ブラインドの銀座ショールームで11月11日まで開かれている前沢淑子さんの写真展「イタリア・くらしのうた」に出品される「オルチャ渓谷」。

風景写真家の前沢淑子(まえざわ・としこ)さんが「歴史と文化を感じるイタリアの地で、四季の風景と人々の暮らしを心に映ったままに切り取り、撮影した」約50点の写真を展示する。「古い家並みが続く街や田舎の牧歌的な風景を通して、“イタリア街歩き”」を楽しめるとしている。

前沢淑子さんは1947年兵庫県西宮市生まれ、1976年に現代写真研究所を経て、竹内敏信(たけうち・としのぶ)さんに師事し、1991年に銀座ニコンサロンで個展、1995年にイタリア・ウンベルティデで招待写真展(1999年も)、1997年に銀座・大阪・仙台・札幌のキャノンサロンで個展、2001年に銀座・富士フォトサロンで個展(2006年も)などを開いている。

開場時間は10時から18時(最終日は16時)。入場は無料。5日は休み。

京樽寿司調査18年、人気ネタ「サーモン」が「まぐろ赤身」抜く

【銀座新聞ニュース=2018年10月28日】持ち帰り鮨店「京樽」をはじめ、江戸前鮨専門店「すし三崎丸」や回転寿司店「海鮮三崎港」などを展開する京樽(中央区日本橋箱崎町36-2、リバーゲート、03-3527-2860)はこのほど、「すしに関する調査2018」を発表した。

京樽が発表した「すしに関する調査2018」で、寿司デートの経験者は45.2%、経験者に寿司デートで相手をもっと好きになるかと聞くと「そう思う」が25.4%だった。画像は京樽の寿司。

調査は京樽がネットエイジア(中央区新川1-27-8、新川大原ビル、03-3552-8041)の協力によって、20歳から59歳の男女1000人を対象にネットで実施した。11月1日「すしの日」を控えて、寿司に関して調査したもので、2015年から4回目となる。

それによると、すしを食べる頻度は月に1回以上利用する人が「回転寿司店」が31.3%(2017年27.2%、2016年28.7%)、「持ち帰り寿司店」が10.7%(同10.1%、同11.3%)、「個人経営の寿司店」が6.3%(同6.9%、同4.3%)と回転寿司と持ち帰り寿司が増えたのに対して、個人経営店が減少した。

また、「宅配寿司店」は3.0%(同2.2%)、「コンビニ・スーパー」は38.7%(同38.1%)と微増にとどまった。ただ、全体としては、コンビニやスーパー、回転寿司店がよく利用される流れが続いている。

回転寿司店、持ち帰り寿司店、個人経営の寿司店のいずれかで、すしを月に1回以上食べる割合を男女別にみると、男性が33.8%(同34.0%、同35.4%、2015年33.8%)、女性が37.6%(同31.2%、同34.4%、同34.2%)で、女性の方がやや多かった。

普段のデートですしを食べに行く場合に、想定する1人あたりの料金を聞いたところ、「5000円から1万円未満」が26.1%(同30.5%、同23.8%)でもっとも多かった。次いで「3000円から4000円未満(2016年は3000円から5000円未満)」が22.9%(2017年20.9%)で、平均は4383円、男性が4722円(2017年4323円)、女性が4044円(3993円)だった。

「すし」ランチについては、「1000円から1500円未満」が32.8%、「1500円から2000円未満」が21.9%で、平均額は1669円だった。男女別に平均額をみると、男性が1623円、女性が1715円だった。

江戸前寿司で好きなすしネタを聞いたところ、1位は「まぐろ・中とろ」が45.5%(2017年51.7%で1位、2016年43.7%で3位)で2年連続1位、2位が昨年の3位から上昇した「サーモン」の45.3%(同46.8%、同46.6%で1位)、3位が2位から下げた「まぐろ・赤身」の41.9%(46.9%、43.8%で2位)だった。また、4位が「はまち」33.2%(昨年は9位)、5位が「とろサーモン」32.7%(2017年8位)だった。

一方、上方鮨で好きなすしネタを聞いたところ、1位が「いなりずし」の32.0%(33.6%、42.1%、43.9%)で4年連続で1位、2位が3位から上がった「さばの押しずし」の26.7%(22.4%、22.9%で2年連続3位)、3位が2位から下がった「ちらしずし」の25.6%(23.1%、31.7%で2年連続2位)、4位が「バッテラ」の18.2%(2017年19.1%で4位、2016年18.1%の5位)、5位が「あなごの押しずし」の17.8%(2017年17.1%で5位、2016年は6位以下)だった。

寿司を食べる際に、「手を使う」が21.7%、「はしを使う」が78.3%と圧倒的にはしを使う人が多かった。

寿司にしょう油をつける際に、ネタにつける人が77.6%、シャリ(メシ)につける人が22.4%だった。「サビ入り」については78.7%がサビ入りを好み、「サビ抜き」が21.3%だった。

「すし好き」について「あてはまる」と回答した人が88.0%(85.8%、88.4%、86.9%)で、ほぼ横ばいで推移、また「すし通」について「そう思う」と答えた人が9.6%(6.5%、5.1%)だった。

11月1日は「すしの日」を知っている人の割合をみると、「あてはまる」が6.1%(同6.7%)にとどまっている。

寿司店で会計時に「会計」という人が68.9%、「おあいそ」という人が31.1%だった。

ヴァニラでカネオヤサチコ「よいこ横丁」展

【銀座新聞ニュース=2018年10月27日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は10月30日から11月18日までカネオヤサチコさんによる「今夜、よいこ横丁で」を開く。

ヴァニラ画廊で10月30日から11月18日まで開かれるカネオヤサチコさんによる「今夜、よいこ横丁で」のフライヤー。

白いハイソックス半ズボンの隙間からワイシャツネクタイ、ヒゲの剃り跡まで、日常に溢れるおにいさんの姿など、ストイックなまでに「男の子」を一貫して描いているカネオヤサチコ(かねおや・さちこ)さんが展開してきた架空の空間で、吹く風が押し入れの香りがする、不気味な町「よいこ横丁」を主軸に描き下ろし新作や旧作、プリント作品を含めて展示する。

また、「よいこ横丁」をイメージしたインスタレーションでは、描き下ろしのポスターなどの作品を展示し、展覧会用のオリジナルグッズも販売する。

カネオヤサチコさんは千葉県生まれ、2008年に渋谷・原宿などで個展を開き、2009年にヴァニラ画廊で乙女のエロティシズム展「スウィート・セクスアリス」を開催、2010年に「デザイン・フェスタ(DESIGN FESTA)」に出品(以降、2013年まで毎年参加)、2011年にヴァニラ画廊でパゾリーニ詩集発刊記念特別展「パゾリーニ・オマージュ<ピエル・パオロ・パゾリーニに捧ぐ>」を開いた。

2013年にヴァニラマニアで個展「おにいさんの絶対領域」、2014年にヴァニラ画廊がフランス・パリで開いた「第2回現代日本のエロティックアート展」に出品、2015年に「第2回現代日本のエロティックアート展」凱旋展に出品、2017年9月にヴァニラ画廊で個展を開いている。

開場時間は12時から19時(土曜日・日曜日、祝日17時)。入場料は500円。

サニーヘルス、「ハロウィン」かぼちゃで腸内環境整え、肌荒れ防止も

【銀座新聞ニュース=2018年10月26日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「ハロウィンといえばかぼちゃ!丸ごと食べて美肌や風邪予防に」を発表した。

夏に収穫されたかぼちゃは、貯蔵し、秋頃にでんぷん質が糖化され完熟状態になるとおいしくなる。かぼちゃに含まれるビタミンA、C、Eは、いずれもノドなどの粘膜や肌の調子を整えるのに効果絶大。

ハロウィンはヨーロッパを起源とする民族行事で、カトリックの諸聖人の日「万聖節」(11月1日)の前の晩である10月31日のイベントとして広がった。語源は「諸聖人の祝日の前夜」を意味する「All Hallow’s eve」が訛って「Halloween」と呼ばれるようになったとされている。

ハロウィンといえば「かぼちゃ」だが、実はハロウィン発祥の地といわれるアイルランドでは、株やじゃがいもが使われていた。この風習がアメリカに伝わると、大量に収穫でき、見た目にもインパクトのあるかぼちゃに変わったといわれている。

野菜の多くは収穫仕立ての新鮮なものが一番おいしいが、かぼちゃに関しては収穫してからしばらく置いたほうがおいしくなる。夏に収穫されたかぼちゃは、1カ月から2カ月貯蔵し、秋頃にでんぷん質が糖化され、完熟状態になることでおいしくなってくる。

糖質(炭水化物)が多く含まれ、高カロリーのイメージがあるため、ダイエッターの中には敬遠している人もいるかもしれないが、日本で多く流通している「西洋かぼちゃ」を例に挙げると、100グラムあたり91キロカロリーある。

煮物などに使う大きめのひと口大サイズがおよそ50グラムなので、2切れ食べただけで100キロカロリー程度になってしまう。それにプラスして調味料のカロリーが加算される。そうみると、かぼちゃは低カロリーとはいいがたく、ダイエット中にたくさん食べるのは危険といえる。

しかし、カロリーばかりに注目するのではなく、栄養素に目を向けてみたい。ダイエット中の肌荒れ防止に、かぼちゃが最適なことを知っているだろうか。かぼちゃに含まれているビタミンA、C、Eは、いずれもノドなどの粘膜や肌の調子を整えるのに効果絶大だ。

これら3つは合わせて「ビタミンエース(ACE)」とも呼ばれており、美容に欠かせない栄養素とされている。しかも、かぼちゃのビタミンCは熱に強く、他の野菜と比較しても加熱による損失が少ないことが特徴だ。

また、冷えがちな女性にうれしい身体を温める効果もあるので、代謝をいつも円滑にしておくためにも、日常的に口にするとよいといえる。量の目安は、煮物なら2切れ程度にして、箸休めの副菜として食べるようにしたい食材という。

食物繊維も豊富に含まれており、腸内環境を整える作用や便秘対策には最適な食材でもあり、100グラムあたり3.5グラムもの食物繊維が含まれている。かぼちゃの油の吸収率は意外と低く、7%程度で、素揚げした場合、なすなら14%、ししとうなら10%程度の吸油なので、野菜の中では低いほうといえる。

脂肪の摂取量はあくまでも適量を守るべきだが、かぼちゃなど緑黄色野菜に多く含まれるβカロチン(ビタミンA)の吸収率は、油と一緒に摂取することで上がるので、炒める、揚げるなど油を使った調理のほうが、効率的に栄養を摂ることができる。

かぼちゃは種とわたを取り除いて調理をするが、この部分も食べることができるので、捨てずに活用したい。種は漢方に用いられるなど薬効があるとされており、栄養素が高いので、食べずに捨ててしまうのはもったいない。抗酸化作用のある不飽和脂肪酸のオレイン酸、ビタミンE、ポリフェノールの一種で女性ホルモンに似た働きをするリグナンなどが含まれている。

種の食べ方は、まず種を洗い、外れないわたは大雑把に切っておく。大き目の皿やクッキングシートに種を並べ、レンジにかけて乾燥させる。種の量にもよるが、3分から4分が目安となる。

種の水分が蒸発したら、フライパンにオリーブオイルなど好みの油をひき、弱火でこんがり焼き色が付くまで炒める。これに塩をかければおつまみに、砂糖やシナモンパウダーをかければおやつとして食べられる。また、手作りお菓子のトッピングにも使うことができる。

わたは実の部分よりも甘みが強いという特徴を持っている。普段はスプーンなどで取り除いてしまう部位だが、βカロチンが実本体の数倍もの量が含まれており、煮物にするときは、わたを取らずに一緒に煮るようにする。

手軽に取り入れられる方法は、包丁で細かく刻んで味噌汁やスープ、カレーなどに入れる方法で、自然な甘みが出てコクもアップする。パウンドケーキやパンケーキなどに練りこむなど、お菓子作りにも活用することができる。
余すことなく使うことができるかぼちゃを食べて、秋冬の乾燥から肌を守るようにしたい。風邪予防にも効果的なので、特にこれからの季節はお勧めとしている。

フード協、9月外食3%増、25カ月連続、客数と単価上昇

【銀座新聞ニュース=2018年10月26日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町町セントラルビル、03-54031-29-6、浜松-1060)は10月25日に、9月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

広島広域都市圏24市町が「たう(TAU)」(中央区銀座1-6-10、銀座上一ビルディング)で10月26日から28日の3日間、「ひろしマルシェ(HIROSHIMARCHE)-広島広域都市圏のええもん・おいしいもんが大集合!」を開く。「ワルのりスナック瀬戸内レモン味」(広島市)、「恐羅漢トチの木はちみつ」(安芸太田町)、「みかんじまの安政柑」(三原市)、「割って飲む酢35959酢」(大竹市)などを試食販売する。

9月は、北海道胆振東部地震や2度の台風上陸など自然災害に見舞われ、休業や営業短縮を余儀なくされた店舗が少なくなかった。特に近畿や首都圏の交通機関の計画運休により大消費地の客足にも影響したが、前年より土・日曜日、祝日数が2日多い曜日周りから、全体の客数は前年同月比0.2%増とわずかだが前年を上回った。

このため価格改定や各社各様のキャンペーン、季節メニューの訴求などにより客単価の上昇が続いており、売上高は同3.0%増と2016年9月から25カ月連続して前年を上回った(既存店ベースは未公表)。

業態別では、ファーストフード(FF)が同4.1%増で2015年12月から33カ月連続プラス、ファミリーレストラン(FR)が同2.8%増と2カ月続けてプラス、パブ・居酒屋が同3.0%減と2カ月ぶりにマイナスとなり、ディナーレストランが同2.7%増と2016年9月から25カ月連続して前年を上回り、喫茶が同2.0%減と2カ月ぶりにマイナスだった。

また、9月の店舗数は同0.3%増、客単価が同2.7%増だった。

日本フードサービス協会の統計は会員が199事業者数(8月190、7月194、6月200、5月204、4月207、3月200、2月195、1月192)、店舗数が3万6602店(3万6572店、3万6524店、3万6689店、3万7232店、3万6843店、3万6759店、3万6359店、3万6197店)が対象。

内訳はファーストフードが60社(57社、59社、61社、61社、60社、59社、55社、54社)、2万0086店(2万0001店、2万0024店、2万0163店、2万0603店、2万0023店、2万0571店、1万9689店、1万9768店)。

ファミリーレストランが52社(50社、53社、52社、54社、56社、52社、52社、50社)、9778店(9848店、9921店、9911店、9875店、1万0061店、9187店、9946店、9773店)、パブ・居酒屋が33社(32社、30社、33社、34社、34社、33社、32社、31社)、2381店(22411店、2193店、2271店、2361店、2245店、2467店、2247店、2202店)。

ディナーレストランが26社(23社、23社、24社、25社、26社、26社、26社、27社)、1010店(959店、999店、1004店、999店、1000店、1002店、978店、1017店)、喫茶が14社(15社、15社、15社、15社、17社、16社、16社、16社)、2059店(2061店、2097店、2081店、2130店、2239店、2229店、2227店、2164店)。

外食産業(上場企業)の上位3社の9月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1935店)が同6.9%増と4カ月続けてプラス、2位のすかいらーく(全グループ、3200店)が同2.2%増と2カ月続けてプラス、3位のコロワイド(全グループ、国内2558店)が同1.5%減と2カ月ぶりにマイナスだった。