フード協4月外食1.7%増、32カ月連続、客単価が上昇で

【銀座新聞ニュース=2019年5月29日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)はこのほど、4月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

串カツ田中(品川区東五反田1-7-6、藤和東五反田ビル、03-5449-6410)は5月31日15時から「串カツ田中銀座店」(中央区銀座7-3-13、03-6264-5094)など全店(一部除く)で15時開店し、串カツ全品を終日108円(税込)で販売する。
プレミアムフライデーに対応したサービスで、串カツ田中の串カツの通常価格はじゃがいも、タナネギなどの108円、紅ショウガ、串カツ牛などの130円、バナナ、アジフライなどの162円、エビ、カキなどの216円がある。これらを全品108円で提供する。

全業態で4月は「東日本で気温が低かったことも客足にマイナスの影響を与え、客数は全体的に前年を下回ったものの、季節メニューの投入やメニュー価格の改定等により客単価が上昇」したことや、10連休のGWで、そのうち、「前半にあたる4月末の4日間は天候に恵まれない日もあり、客足が鈍る店もみられた」ことなどから、外食産業の売上高は前年同月比1.7%増と32カ月連続で前年を上回った(既存店ベースは未公表)。

また、4月の店舗数は同0.3%増、客数が同0.6%減、客単価が同2.2%増だった。

業態別では、ファーストフード(FF)が同2.7%増で2015年12月から40カ月連続プラス、ファミリーレストラン(FR)が同0.7%増と5カ月連続でプラス、パブ・居酒屋が同0.5%減と4カ月ぶりにマイナスとなり、ディナーレストランが同0.1%減と2016年9月から今年3月まで31カ月連続して前年を上回ってきたが、4月は32カ月ぶりに下回った。喫茶が同1.9%増と4カ月続けてプラスだった。

日本フードサービス協会の統計は会員が197事業者数(2019年3月196、2月199、1月199、12月197、11月202、10月201、9月199、8月190、7月194、6月200、5月204、4月207、3月200、2月195、1月192)、店舗数が3万5763店(3万5798店、3万6467店、3万6659店、3万6637店、3万6567店、3万6380店、3万6602店、3万6572店、3万6524店、3万6689店、3万7232店、3万6843店、3万6759店、3万6359店、3万6197店)が対象。

内訳はファーストフードが56社(57社、57社、56社、58社、57社、60社、57社、59社、61社、61社、60社、59社、55社、54社)、1万9461店(1万9444店、1万9913店、2万0219店、1万9954店、1万9990店、1万9844店、2万0086店、2万0001店、2万0024店、2万0163店、2万0603店、2万0023店、2万0571店、1万9689店、1万9768店)。

ファミリーレストランが52社(50社、57社、52社、53社、52社、52社、51社、52社、50社、53社、52社、54社、56社、52社、52社、50社)、9629店(9622店、9838店、9770店、9814店、9847店、9759店、9848店、9778店、9848店、9921店、9911店、9875店、1万0061店、9187店、9946店、9773店)。

パブ・居酒屋が33社(33社、33社、32社、33社、32社、34社、33社、32社、30社、33社、34社、34社、33社、32社、31社)、2366店(2395店、2378店、2296店、2388店、2335店、2393店、2381店、2241店、2193店、2271店、2361店、2245店、2467店、2247店、2202店)。

ディナーレストランが26社(25社、25社、26社、25社、26社、26社、26社、23社、23社、24社、25社、26社、26社、26社、27社)、997店(1003店、999店、1010店、1007店、1013店、1012店、1010店、959店、999店、1004店、999店、1000店、1002店、978店、1017店)、喫茶が13社(15社、14社、14社、14社、16社、16社、14社、15社、15社、15社、15社、17社、16社、16社、16社)、2033店(2062店、2057店、2063店、2062店、2064店、2054店、2059店、2061店、2097店、2081店、2130店、2239店、2229店、2227店、2164店)。

外食産業(上場企業)の売上高上位3社の4月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1933店)が同4.8%増と11カ月続けてプラス、2位のすかいらーく(全グループ、国内店舗数3225店)も同1.2%増と9カ月続けてプラス、3位のコロワイド(全グループ、国内2511店)が同0.3%増と8カ月ぶりにプラスに転じた。

「愛がなんだ」ヒットで深川麻衣、若葉竜也が挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年5月29日】中堅映画配給会社のエレファントハウス(港区虎ノ門3-19-7、大手ビル、03-6452-8765)は6月1日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「愛がなんだ」に出演している深川麻衣さん、若葉竜也さんによるヒットを記念した御礼の舞台あいさつを開く。

現在、一般公開中の「愛がなんだ」((C)2019「愛がなんだ」製作委員会)。

4月19日から公開された「愛がなんだ」は興行通信社の映画興行ランキングのトップ10に一度もランクされていないが、公開以来、SNSでのコメントが続いて満席状態にあり、「ヒットを記念して」、6月1日18時15分の回上映終了後に、主人公テルコの親友「葉子」役の深川麻衣(ふかがわ・まい)さんと、葉子に片思いする「ナカハラ」役の若葉竜也(わかば・りゅうや)さんが上映後にトークイベントを開く。

「愛がなんだ」は直木賞作家の角田光代(かどた・みつよ)さんが2003年3月にダ・ヴィンチブックス(メディアファクトリー)から刊行した同名恋愛小説を、映画化したもので、今泉力哉(いまいずみ・りきや)さんが監督と脚本(脚本は沢井香織=さわい・かおり=さんとの共同)を手がけた恋愛作品だ。

物語は28歳のOL山田テルコ(岸井=きしい=ゆきのさん)が主人公で、マモル(成田凌=なりた・りょう=さん)に一目ぼれした5カ月前から、テルコの生活はマモル中心となってしまう。仕事中、真夜中と、どんな状況でもマモルが最優先で。仕事を失いかけても、友だちから冷ややかな目で見られても、とにかくマモル一筋の毎日を送っていた。

しかし、そんなテルコの熱い思いとは裏腹に、マモルはテルコにまったく恋愛感情がなく、マモルにとってテルコは単なる都合のいい女でしかなかった。テルコがマモルの部屋に泊まったことをきっかけに、2人は急接近したかに思えたが、ある日を境にマモルからの連絡が突然途絶えてしまう。

チケットは30日0時からネットで一般発売する。30日朝から劇場窓口で販売する。料金は「ファーストデイ」なので一般1100円。

丸善丸の内で東山魁夷版画100展

【銀座新聞ニュース=2019年5月28日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は5月29日から6月11日まで4階ギャラリーで「版画による東山魁夷の全貌 東山魁夷版画百選展」を開く。

丸善・丸の内本店で5月29日から6月11日まで開かれる「版画による東山魁夷の全貌 東山魁夷版画百選展」に出品される「月唱」(木版画、1983年)。

日本の風景画家で「国民的画家」として知られる東山魁夷(ひがしやま・かいい、1908-1999)の初期の作品から晩年の作品まで約100点を選んで展示販売する。2019年は東山魁夷の生誕111年、没後20年になる。

ウイキペディアなどによると、東山魁夷は1908年神奈川県横浜市生まれ、1931年に東京美術学校(現東京芸術大学)を卒業、1933年に東京美術学校研究科を修了し、在学中の1929年に「第10回帝展」に「山国の秋」を出品し、入選、同年8月に「第1回日独文化交換学生」に選ばれ、1933年にドイツ・ベルリン大学哲学科に留学、美術史を学んだ。

1935年に父親の病気により途中で帰国し、1937年に初個展を開催、1939年に日本画院第1回展に「冬日(3部作)」を出品し、日本画院賞第1席を受賞、1940年に結婚した。 1947年に「第3回日展」に「残照」を出品し、特選を受賞、1956年「第11回日展」に「光昏」を出品、日本芸術院賞を受賞した。1965年に日本芸術院会員、1968年に皇居新宮殿壁画「朝明けの潮」を完成、1969年に文化勲章を受賞した。

1974年に日展理事長、 1975年に唐招提寺御影堂の第1期障壁画「山雲」、「涛声」が完成、1976年にドイツ連邦共和国(旧西ドイツ)功労大十字勲章を受賞、1986年に作者所蔵の自作品を一括して長野県に寄贈、1998年に長野オリンピック開催に合わせて個展を開催、1999年に東京で死去した。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)。

煉瓦亭、KAIRADA等22店で日本一の「鉾田メロン」メニュー

【銀座新聞ニュース=2019年5月28日】茨城県鉾田市(茨城県鉾田市鉾田1444-1、0291-33-2111)は6月16日まで「煉瓦亭」(中央区銀座3-5-16、03-3561-3882)をはじめ銀座地区を中心に22店舗のレストランなどで「ほこたメロンフェアin銀座」を開いている。

6月16日まで銀座地区を中心に22店舗のレストランなどで開かれている「ほこたメロンフェアイン(in)銀座」で提供されている煉瓦亭のメロンメニュー。

茨城県鉾田市が銀座料理飲食業組合連合会(中央区銀座4-10-6、銀料ビル、03-3541-7856)と連携した企画で、鉾田市のメロンには、青肉の「オトメメロン」と「アンデスメロン」、赤肉の「クインシーメロン」、さらに茨城県オリジナルの青肉品種「イバラキング」などがあり、4月から6月頃にかけて出荷されている。鉾田市はメロンの生産量と出荷量では日本一になっている。

参加しているのは「煉瓦亭」のほかに、「銀座小はれ日より」(中央区銀座1-15-8、銀座耀ビル、03-3538-0554)、「アップタウン(Up Town)銀座」(中央区銀座2-11-19、050-3464-1821)、「カイラダ(KAIRADA)」(中央区銀座2-14-6、第2松岡ビル、03-3248-3355)、「我路」(中央区銀座2-4-1、銀楽ビル、03-3535-7431)。

「ホルモンでですけ」(中央区銀座3-3-9、03-5250-7767)、「すき焼き割烹 吉沢」(中央区銀座3-9-19、03-3542-2981)、「銀座木村家」(中央区銀座4-5-7、03-3561-0091)、「サンク(CINQ)」(中央区銀座5-4-3、対鶴館、03-3573-5796)、「つばめグリル銀座コア店」(中央区銀座5-8-20、銀座コア、03-3569-2701)、「銀座寿司幸本店」(中央区銀座6-3-8、050-3466-3255)、「バーゆうなぎ(BAR yu-nagi)」(中央区銀座6-8-6、木の実ビル、050-5304-5783)。

同じくホルモンでですけのほこたメロンを使ったメニュー。

「イル ポネンティーノ」(中央区銀座7-11-11、矢島ビル、03-3569-3232)、「味の中華 羽衣 銀座本店」(中央区銀座7-12-14、大栄会館、03-3542-8560)、「銀座 福和」(中央区銀座7-2-8、高谷銀座ビル、03-3572-5290)、「ぎんざ寿し幸」(中央区銀座7-7-14、03-3571-4558)。

「美しょう」(中央区銀座8-10-15、03-3572-1644)、「日本料理 穂の花」(中央区銀座8-4-2、たくみビル、03-3571-0041)、「銀座久兵衛」(中央区銀座8-7-6、03-3571-6523)。銀座以外では「裏照ラス」(中央区勝どき3-4-15、勝どき3丁目ビル、03-6228-2911)、「日本橋オイカワ(OIKAWA)」(中央区日本橋2-15-8、03-3272-0757)、「すし森」(中央区佃2-13−12、03-6204-2020)。

ウイキペディアによると、茨城県鉾田市は1889(明治22)年4月1日に鉾田村と塔ヶ崎村が統合して「鉾田町」が発足し、1955年3月15日に鉾田町、徳宿村、巴村、新宮村、行方郡秋津村が合併し、新「鉾田町」が発足し、2005年10月11日に鉾田町、旭村、大洋村が合併して誕生した。現在、人口は約4万9000人。

農業産出額は720.3億円(2015年)で、愛知県田原市に次ぐ全国第2位という。部門別では野菜類(395.7億円)とイモ類(119億円)でそれぞれ全国第1位で、メロンの生産量と出荷量では日本一で、合併前の旧鉾田町と旧旭村が日本で1位と2位だった。

メロン以外でも、水菜やごぼう、さつまいもが産出額1位で、イチゴ、すいか、トマト、ほうれんそう、やまいもなどの生産も盛んとなっている。畜産では「ローズポーク」の養豚農家が存在する。

営業時間は各店に確認を。

注:「すき焼き割烹 吉沢」の「沢」は正しくは旧漢字です。

ヴァニラ画廊で台湾のKCN「MU」展、本人来日も

【銀座新聞ニュース=2019年5月28日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は5月28日から6月9日までKCNさんによる個展「MU Empire」を開く。

ヴァニラ画廊で5月28日から6月9日まで光られるKCNさんの個展「ミュー・エンパイアー(MU Empire)」のフライヤー。

台湾のマンガ、イラスト、美術デザインを手掛けるイラストレーターのKCN(ケーシーエヌ)さんが刊行した「ミュー・エンパイアー(MU Empire)」と題した作品集の内容に基づいて、原画を展示する。KCNさんは2016年5月以来、3年ぶりに日本で個展を開く。

「ミュー・エンパイアー」はKCNさんが創造した世界で、権力に支配された独裁帝国「ミュー(MU)」では、過度な技術革新と開発事業によって天然資源は枯渇し、国は崩壊の目前、その裏では密やかに邪悪な計画が進行していた。帝国に住む科学技術者D0226は、帝国上層部が企む悪事を事前に入手し、未来をかけた極秘任務を開始する、という内容だ。

KCNさんは台湾生まれで、日本の小説やマンガ、ゲームなどの文化に触れながら育ち、今回はKCNさんが「繊細かつ不思議なタッチで、狂気を孕む崩壊的な世界を作り出し、SF世界に独自の暗黒美学を盛り込」んだとしている。今回は、原画とプリント作品も展示する。

KCNさんは台湾で生まれ育ち、マンガ、イラスト、美術デザインと幅広く手掛け、独学で幼少時より制作を行う。KCNは科学元素を引き合いに出しながら、多文化社会の中で受けた直感的なフィーリングとその社会が孕む暗黒面を強調した世界観を創作している。

2007年に「周期表」展、2010年に「エッジ(edge)アニメとマンガ芸術展@台湾特展」、2012年に「台湾青酸カリ」展、2013年に「霊啓武徳印 (れいけいぶとくいん)」連展、2016年にスチームパンク芸術:過去への未来世界 スペシャル展に出品、2016年に個展「帝国の曙」、2017年に「スチームバッグ展:二千年後の君へ」に出品、2018年にヴァニラ画廊特別企画展「幽霊画廊4-百物語」に出品している。

1日17時から19時までKCNさんが来日して、レセプションを開く。

開場時間は12時から19時(土。日曜日、祝日17時)で、入場料は500円。休みなし。