ホットペッパー調べ10月外食5.7%減、単価10月最高も増税以下

【銀座新聞ニュース=2019年11月30日】大手情報会社のリクルートグループの旅行、レジャー、飲食などの情報サービス会社、リクルートライフスタイル(千代田区丸の内1-9-2、03-6835-1000)の「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は11月29日に10月の「外食市場調査」を発表した。

ゼネラル・オイスターは12月1日から15日まで「エミットフィッシュバー 」(GINZASIX内)など18店で「真カキ食べ放題」を開く。生カキ、素焼き、カキフライ、焼きカキ、ワイン蒸しなどが食べ放題で、レモンやトマトカクテルなどスタッフがお勧めの生カキの食べ方も提案する。120分で税別3990円。18時前、20時以降の予約で500円引き。1980円プラスで飲み放題になる。

それによると、10月の首都圏・関西圏・東海圏(東名阪)の3圏域の外食市場規模は前年同月比5.7%減の3140億円と3カ月続けて前年を下回った。

首都圏が111億円のマイナス(5.7%減、2カ月連続減)で、関西圏が74億円のマイナス(8.1%減、6カ月連続減)、東海圏が6億円のマイナス(1.6%減、2カ月ぶりに減)と3圏域とも前年を下回った。

外食単価は前年比32円プラスの2529円と2カ月ぶりの上昇(1.3%増)、外食頻度(外食回数)が4.06回で同0.11回減り、2カ月続けて下回り、外食実施率は同2.8ポイントダウンの74.4%と2カ月ぶりに下回った。

10月としては外食実施率と頻度が2012年10月の調査開始以来、過去最低、外食単価は過去最高を記録したが、外食単価の上昇分は1.3%増にとどまり、2%の増税分には届かなかったので、「実質マイナスというとらえ方できる」としている。また、10月は甚大な被害を招いた台風19号が列島縦断したりと、全国的にも雨量が多く、ホットペッパーグルメ外食総研では「消費税増税と合わせて外食には厳しい環境」としている。

主要16業種(調査は26分類)を対象とした外食市場規模は、「フレンチ、イタリアン料理店(ファミリーレストランを除く)」が4億円増の239億円、「すき焼き、しゃぶしゃぶ、鍋、おでん等の専業店」が6億円増の77億円など増えたのが4業種だった。、

これに対して、「居酒屋(焼鳥、串焼き、串揚げなどを含む)」が51億円減の698億円、「和食料理店(すし、割烹、料亭、郷土料理専門店等)」が25億円減の455億円など減少したのが11業種だった。「ファーストフード(ハンバーガー、サンドイッチ等)」が横ばいの24億円だった。

外食単価は「バー、バル、ワインバー、ビアホール、パブ」が85円高の3888円、「フレンチ、イタリアン料理店(ファミリーレストランを除く)」が204円高の4304円など12業種が上昇した。

これに対して、「スナック、ナイトクラブ、キャバレー」が1057円安の7593円、「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」が103円安の3319円など4業種が下落した。

調査は首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏90分圏、関西圏80分圏、東海圏60分圏の市区町村に住む20歳から69歳までの男女を対象にインターネットによって実施した。

実施時期は事前調査が9月19日から10月1日まで47万7675件を対象に行い、回収数が3万3046件(回収率は6.9%)、本調査は11月1日から8日まで1万3022件を対象に実施し、回収数が1万71件、回収率は77.3%、有効回答数が9995件だった。

本調査での「外食」とは、夕方以降の時間帯で店で食事した場合を対象とし、1日2回までの外食を含んでいる。また、4月から調査対象に「イートイン」の選択肢を追加している。

国際フォーラムでASEANと日本の舞踊家が共演、無料招待

【銀座新聞ニュース=2019年11月29日】文化庁は12月15日に東京国際フォーラム(千代田区丸の内3-5-1)ホールD7で「ASEAN文化年2019」記念事業として「“VIVA ASEAN”The Best of ASEAN Performing Arts in Japan」を開く。

文化庁が12月15日に東京国際フォーラムで開く「ビバ・アセアン ベスト・オブ・アセアン・パフォーミング・アーツ・イン・ジャパン(“VIVA ASEAN”The Best of ASEAN Performing Arts in Japan)」のイメージ画像。

アセアン(ASEAN)加盟10カ国から「多様性、創造性、持続可能性」をテーマに、選ばれた舞台芸術家20人と日本から畑聡(はた・さとし)さん率いる「舞踊集団菊の会」が共演し、各国独自の衣装や音楽、舞踊により、アセアン10カ国と日本の文化の融合を披露する。

「ビバ・アセアン(VIVA ASEAN)」は「アセアン(ASEAN)文化年2019」の一環として「ベスト・オブ・アセアン:ワンネス・トゥ・ザ・ワールド(最高のアセアン、世界に向けてひとつ、The Best of ASEAN: Oneness to the World)」のコンセプトの下、加盟10カ国の数世紀にわたる伝統と文化に根ざした舞台芸術を表現している。

今回、アセアンから参加するのは、ブルネイの2人の女性、ヌルシクマ・ビンジ・ハジ・モハマド(NURSYIKMAH BINTI HAJI MUAMAD)さんとシチ・ヌルム・イッザ・ザイナル(SITI NURMU IZZAH ZAINAL)さん、カンボジアの男性のキムセン・ソウア(KIMSENG SOUR)さんと女性のシャンリカ・リーブ(CHANLYKA LEAV)さん、インドネシアの男性のイルワン・アディ・ルスマンティヨ(IRWAN ADY RUSMANTYO)さんと女性のヘニー・ラクマワ(Henny Rachmawa)さん。

ラオスの男性のトンサモン・シティフォン(THONGSAMONE SITHIPHON)さんと女性のオン・アノン・セン・アファイ(ON ANONG SENG APHAI)さん、マレーシアの男性のハジク・フィルダウス・ビン・アズマン(HAZIQ FIRDAUS BIN AZMAN)さん、女性のロスマ・イダユ・オスマン(ROSMA IDAYU OTHMAN)さん、ミャンマーの2人の女性、アイ・チャン・トゥ(AYE CHAN THU)さん、アイ・セット・モン(AYE THET MON)さん。

フィリピンの男性のレオ・ローレンス・キムシング・ロリーラ(LEO LAURENCE QUIMSING LORILLA)さん、女性のパメラ・ローズ・ガルシア・コラール(PAMELA ROSE GARCIA CORALES)さん、シンガポールの2人の女性、リ・ルイミン(LI RUIMIN)さん、マリニ・バスカール(MALINI BHASKAR)さん、タイの男性の(PATIPAT PRAJANTASEN)さん、女性の(CHANIKARN NAMWICHAI)さん、ベトナムの男性のハ・トウ・ティエン(HA TU THIEN)さん、女性のトン・マイ・レン(TONG MAI LEN)さん。

ウイキペディアによると、アセアン(ASEAN、東南アジア諸国連合)は1967年にタイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアの5カ国により発足し、その後、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジアが加盟、現在は10カ国で構成されている。本部はインドネシアの首都ジャカルタに置かれている。

アセアン自由貿易地域(AFTA)が創設され、2003年には自由化をめざし、アセアン経済共同体(AEC)に発展させることで合意し、2015年12月31日に発足した。域内の総人口は6億2000万人(2014年)、5億人(2014年)の人口を抱える欧州連合 (EU) よりも多く、2013年時点で加盟国の合計のGDPは2兆4104億米ドル(約241兆400億円)であり、日本のGDPの約半分の規模となっている。

時間は13時から14時15分で、入場は無料。観覧希望者はネット(http://www.acrstj.jp)から申し込む。一度に2人まで申し込める。定員は150人。6日17時締め切り。問い合わせは「”VIVA ASEAN” The Best of ASEAN Performing Arts in Japan 事務局(NHKプロモーション内:平日10時から18時、03-5790-6423、info_acrstj@nhk-p.co.jp)」まで。

「7日間戦争」、北村匠海、芳根京子ら初日挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年11月29日】書籍、映画配給事業、ネットワークエンタテインメントなどを運営するカドカワ(中央区銀座4-12-15、歌舞伎座タワー)グループ傘下の書籍、映画配給などの事業会社、KADOKAWA(千代田区富士見2-13-3)と中堅の映画配給会社のギャガ(港区南青山2-22-8、TYビル)は12月13日からTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で一般公開する「ぼくらの7日間戦争」の初日に、北村匠海さん、芳根京子さんらによる舞台あいさつを開く。

12月13日から一般公開される「ぼくらの7日間戦争」((C)2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会)。

13日17時45分の回上映終了後と20時30分の回上映前に、監督の村野佑太(むらの・ゆうた)さんをはじめ、声優で「鈴原守」役の北村匠海(きたむら・たくみ)さん、「千代野綾」役の芳根京子(よしね・きょうこ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「ぼくらの7日間戦争」は作家の宗田理(そうだ・おさむ、1928年生まれ)さんが1985年4月に角川文庫の書き下ろし小説として刊行し、「ぼくら」シリーズの第1作にあたる。「ぼくら」シリーズは1985年4月の「ぼくらの7日間戦争」から1991年12月まで中学編が刊行され、1992年5月から1997年12月まで高校編、1998年6月から1999年6月まで青年編、2002年7月から2003年12月まで教師編が発表された。

1988年8月に角川映画が実写化作品として映画化し、配給収入が3億3000万円だった。1991年7月には続編「ぼくらの七日間戦争2」が映画化され、配給収入が8億6000万円と2.5倍増になった。今回はアニメとして劇場で公開され、村野佑太さんが監督を務め、1988年の実写映画版で「中山ひとみ」を演じて、女優としてデビューした宮沢(みやざわ)りえさんが演じたが、今回のアニメ版で30年後の姿で登場し、同役の声優を担当している。

アニメ版は原作から約30年の歳月が流れた2020年の北海道を舞台に、新たな「7日間戦争」が描かれている。ひとりで本を読むことが好きな鈴原守は、幼なじみの千代野綾に片思いしていた。綾は親の都合で1週間後に東京へ引っ越すことが決まっていたが、間近に迫る17歳の誕生日をこの街で迎えたかったという綾の本音を知った守は、綾や友人たちと古い工場に潜り込み、そこで綾の誕生日までの7日間を、大人たちから逃れながら過ごそうとする。

しかし、そこで不法滞在者のタイ人の子どもと出会ったことから、守と綾と仲間たちは、思いがけない事態へと巻き込まれていく。

村野佑太さんは1984年埼玉県生まれ、大阪芸術大学芸術学部映像学科を卒業、2015年から2016年にテレビアニメ「ブレイブビーツ」の監督を務め、2016年10月から12月までテレビアニメ「ドリフェス!」の監督を手掛け、2017年10月から12月までテレビアニメ「ドリフェス!R」を監督、2018年に7月から9月までテレビアニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」を監督し、今回、劇場用アニメを監督した。

チケットは29日12時からローソンチケットで発売し、12月1日23時59分締切。8日12時から一般発売する。入場料は全席指定で2100円均一。

弥栄画廊で加納典明が「四谷シモン」展

【銀座新聞ニュース=2019年11月29日】弥栄画廊銀座店(中央区銀座7-10-8、第五太陽ビル、03-6263-9707)は12月1日から15日まで加納典明さんと四谷シモンさんによる「TENMEI×SIMON」を開く。

弥栄画廊銀座店で12月1日から15日まで開かれる加納典明さんと四谷シモンさんによる「テンメウ(TENMEI)×シモン(SIMON)」に展示される作品。

写真家・加納典明(かのう・てんめい)さんが人形作家、俳優で、人形学校「エコール・ド・シモン」を主宰する四谷シモン(よつや・しもん)さんを被写体とし、撮影した作品を展示する。

1960年代から交流のあった2人は、1972年の「10人の写真家による被写体四谷シモン展」で共作を発表しており、今回、展示される約15点の作品は、40年以上ぶりとなる2016年に企画・撮影された。

弥栄(やさか)画廊によると、「72歳になった四谷シモンは、クールで端正な素顔を見せたかと思うと、一転、状況劇場に出演した当時の衣装とメイクに身を包んだ妖艶な姿も披露します。対象にぶつかるようにエネルギーの強い写真を撮影する加納典明が、その姿を独特の雰囲気を持つ写真作品に表現」したとしている。

加納典明さんは1942年愛知県名古屋市生まれ、名古屋市立工芸高校印刷科を卒業、1962年に東京に来て、独立してフリーの写真家として広告業界を主な活動の場とする。1969年に平凡出版社の「平凡パンチ」ニューヨーク特集を担当し、個展を開き、注目される。以降、写真家としての活動以外にも映画やテレビに出演するようになり、一時期、畑正憲(はた・まさのり、1935年生まれ)さんの「ムツゴロウ動物王国」へ移住していたこともある。

1993年に「月刊ザ・テンメイ(THE TENMEI)」を創刊、1994年に発売した写真集「きクぜ」で一連の過激なヌード作品で物議を醸し、1995年にわいせつ物に当たるとして逮捕されている。その後も、多くの芸能人の写真を雑誌に発表し、2013年に台湾で個展を開いている。2014年には鈴鹿8時間耐久ロードレース「チーム・テンメイ(TEAM TENMEI)桜プロジェクト」チームの監督に就任している。

四谷シモンさんは1944年東京都生まれ、少年の頃より人形を制作し、中学卒業後もアルバイトをしながら人形制作を続け、17歳の時に新宿のジャズ喫茶に出入りし、アメリカのジャズ歌手のニーナ・シモン(Nina Simone、1933-2003)が好きだったことから「シモン」の渾名が付いた。

1967年5月に唐十郎(から・じゅうろう、1940年生まれ)さんの状況劇場の芝居「ジョン・シルバー新宿恋しや夜鳴編」に女形として出演、その後、渋谷東急本店開店キャンペーンのためにディスプレイ用人形を作り、「前衛マネキン」として雑誌に紹介された。1968年から1971年まで状況劇場の役者として活動した。1970年に大阪万国博覧会の「せんい館」のために「ルネ・マグリットの男」を制作した。

1972年2月に新宿の紀伊国屋画廊で「10人の写真家による被写体四谷シモン展」が開かれ、会場の中央にはガラスケースに入った人形「ドイツの少年」が飾られ、この作品が人形作家として本格的に活動する転換点となった。1978年に人形学校「エコール・ド・シモン」を開校、1981年2月、紀伊国屋画廊で「第1回エコール・ド・シモン展」を開催し、以来、展覧会はほぼ毎年恒例になっている。

1984年に状況劇場の芝居に出演し、1985年にはNHK大河ドラマ「春の波涛」にレギュラー出演し、いくつかのドラマにも出演した。2000年から2001年にかけて、大分市美術館を皮切りに、全国5カ所の美術館で大規模な個展を開いた。2004年より、主要作品を「四谷シモン人形館」(香川県坂出市、鎌田醤油内)に常設展示されている。

開場時間は 11時から18時30分。入場は無料。月・火曜日は休み。

「ルパン三世」栗田貫一、小林清志ら初日挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年11月29日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は12月6日からTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で一般公開する「ルパン三世 THE FIRST」の初日に、栗田貫一さん、小林清志さんらによる舞台あいさつを開く。

12月6日から一般公開される「ルパン三世 ザ・ファースト(THE FIRST)」((C)モンキー・パンチ/2019映画「ルパン三世」製作委員会)。

6日12時35分の上映終了後に、監督で脚本も手がけた山崎貴(やまざき・たかし)さんをはじめ、アニメの声優を務めた、主人公の怪盗「ルパン三世」役の栗田貫一(くりた・かんいち)さん、ルパンの相棒で、拳銃の名手「次元大介」役の小林清志(こばやし・きよし)さん、ルパン一味の1人で、剣客「石川五ェ門」役の浪川大輔(なみかわ・だいすけ)さん。

インターポール所属のルパン三世専任捜査官「銭形警部」役の山寺宏一(やまでら・こういち)さん、考古学に興味があり、ブレッソンダイアリーの謎をルパンと一緒に解き明かす少女「レティシア」役の広瀬(ひろせ)すずさん、ブレッソンダイアリーを狙う秘密組織の研究者「ランベール」役の吉田鋼太郎(よしだ・こうたろう)さん、ランベールに指示を出す謎の男「ゲラルト」役の藤原竜也(ふじわら・たつや)さんが舞台に登場してあいさつする。

「ルパン三世」はマンガ家のモンキー・パンチ(もんきー・ぱんち、1937-2011)が1967年から1969年まで「漫画アクション」(双葉社)で連載されてきたマンガ(全94話)で、1971年から日本テレビ系列でテレビアニメの放送(テレビ第1シリーズ)がはじまり、視聴率が低かったが、放映料が安かったこともあり、再放送が繰り返され、1977年に「ルパン三世 (テレビ第2シリーズ)」が製作された。

この第2シリーズが高評価であったことや、第1シリーズが再放送で評価が高まったことから、現在までに及ぶルパン三世のキャラクターと人気が確立した。1978年にはシリーズ初の劇場版「ルパン三世 ルパンVS複製人間」が上映され、1979年には宮崎駿(みやざき・はやお)さんが監督した「ルパン三世 カリオストロの城」が公開されている。

「ルパン三世 ザ・ファースト(THE FIRST)」はアニメ「ルパン三世」の劇場版第10作で、VFXの第一人者、山崎貴さんがシリーズ初となる3DCGアニメで23年ぶりとなる劇場版を制作した。サブタイトルの「ザ・ファースト(THE FIRST)」には、劇中に登場するブレッソンダイアリーが、祖父のルパン1世が唯一盗み出すことに失敗した因縁のお宝であり、新たにシリーズ初となる3DCGアニメで描かれた新時代突入の記念すべき第1作であるとしている。

物語は20世紀最高の考古学者ブレッソンが遺した最大の謎・ブレッソンダイアリー、その謎を解き明かした者は莫大な富を手に入れることができるとされ、第2次世界大戦時にはナチスもその行方を追い求めたという宝ものだが、ルパンの祖父であるルパン一世でさえ盗み出すことに失敗した、史上最高難度の秘宝を手に入れるべく奔走するルパンたちだったが。

ウイキペディアなどによると、山崎貴さんは1964年長野県松本市生まれ、阿佐ヶ谷美術専門学校を卒業、1986年に「白組」に入社、伊丹十三(いたみ・じゅうぞう、1933-1997)が監督した作品「大病人」や「静かな生活」などでSFXやデジタル合成を担当、2000年に「ジュブナイル」で映画監督としてデビューし、2003年にゲーム「鬼武者3」のオープニングムービーの監督も務めた。

2005年に「オールウェイズ 三丁目の夕日」を監督し、日本アカデミー賞最優秀監督賞など12部門で最優秀賞を受賞、2012年に「オールウェイズ(ALWAYS)三丁目の夕日’64オールウェイズ(Always)-サンセット・オン・サード・ストリート(Sunset on Third Street)1964」、2013年に「永遠の0」、2016年に「海賊とよばれた男」などを監督している。2017年12月に「東京2020 開会式・閉会式 4式典総合プランニングチーム」の一員に選ばれた。2012年4月に専門学校時代からの仲間で、映画監督の佐藤嗣麻子(さとう・しまこ)さんと結婚している。

チケットはチトッケぴあを通じて先行抽選を受け付け中で、12月2日11時締め切り。料金は一般2100円、大学生、専門学生1700円、高校生、3歳から中学生まで、障がい者1200円、シニア1400円。

編集注:「山崎貴」の「崎」は正しくは右側の「大」は「立」です。