マキシム、シェ・イノ等4店がカレーで東北を支援

【銀座新聞ニュース=2011年5月10日】マキシム・ド・パリ(中央区銀座5-3-1、ソニービル、03-3572-3621)、アピシウス(千代田区有楽町1-9-4、蚕糸会館ビル地下1階、03-3214-1361)、シェ・イノ(中央区京橋2-4-16、明治製菓本社ビル1階、03-3274-2020)、銀座レカン(中央区銀座4-5-5、ミキモトビル地下1階、03-3561-9706)の高級フランス料理店「グランメゾン」4店は5月15日に「第1回東京グランメゾン カレーチャリティー」を開催する。

普段から交流している4店の料理長、マキシム・ド・パリの斎藤裕之(さいとう・ひろゆき)さん、アピシウスの岩元学(いわもと・まなぶ)さん、シェ・イノの古賀淳二(こが・じゅんじ)さん、銀座レカンの高良康之(たから・やすゆき)さんが話し合って、東日本大震災の被災者の人たちに対して、継続的にできる支援は何かと考え、合同でイベントを開くことを決めた。

その第1回目として4店が東北の食材を使って独自のオリジナルカレーライスを作り、マキシム・ド・パリ以外の3店の休業日となる5月15日日曜日に1000円(税、サービス料込み)という統一価格で提供することにした。

マキシム・ド・パリは日曜日も営業しており、ほかのお客との兼ね合いやドレスコードなどから独自のカレーライスをアピシウスで提供する。

このため、「第1回東京グランメゾン」の会場はアピシウス、シェ・イノ、銀座レカンの3カ所になり、11時から3店で提供し、全体で2000食を販売した時点で終了となる。今回は高級フランス料理店特有のドレスコードや年齢制限もなく、誰でも店に入れる。

こんごも合同でイベントを開く予定で、フランス料理店以外の参加も含めて継続的に東北の復興を支援していく方針だ。

料理の全額と店舗に設置した募金箱に集まった義援金は日本財団を通じて震災復興に寄付する。