丸ビルで東北支援フェア、新缶詰やセットメニューを提供

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【銀座新聞ニュース=2014年3月5日】三菱地所(千代田区大手町1-6-1、大手町ビル、03-3287-5100)は3月6日と7日の2日間、丸の内ビル(千代田区丸の内2-4-1、03-5218-5100)1階マルキューブで「丸の内東北応援フェア」を開く。

三菱地所グループが東北エリアの食材・食ブランドの再生を通じて産業復興を支援する「リバース(Rebirth)東北フードプロジェクト」の第6弾として、宮城県石巻と気仙沼の食材を用いた缶詰をつくり、販売する。

また、宮城県産品や石巻、気仙沼などの「湊水産」や「山徳平塚水産」などの地元の企業15社が海産物、農産物、加工品などを販売したり、宮城県を紹介する「マル・デ・ミヤギ(MARU de MIYAGI)」も開く。

缶詰は東北の水産業、水産加工業を支援するのが目的で、石巻の金華さばとムール貝などを使い、新丸ビル5階で「笹岡」を経営する笹岡隆次(ささおか・たかつぐ)さんと「日本料理おかざき」を経営する岡崎敏彰(おかざき・としあき)さんが協力した「山椒香る金華さばとムール貝とたっぷり野菜のお椀」。

気仙沼のさんま、フカヒレを使い、「ミクニ マルノウチ」を経営する三国清三(みくに・きよみ)さんと「フランス食堂 オ・コションブルー」を経営する橘祐二(たちばな・ゆうじ)さんが協力した「とろとろさんまとフカヒレと大島ゆずの味噌煮」だ。いずれも一般販売のほか、防災備蓄品や三菱地所グループの営業ツールとして活用する。

また、宮城県のゆるキャラや「伊達武将隊」などによるステージも開催する。

さらに、7日から16日まで「丸の内シェフズクラブプレゼンツ(presents)-はらくっつい宮城ーうまみのおもてなし酒BAR(サカバ)」を開き、缶詰と宮城県食材を使ったおひたしなどをセットにしたメニューと地酒を提供する。

丸の内に店を構えるシェフが中心となって食に関する提案や情報を発信する「丸の内シェフズクラブ」に所属する6人のシェフが缶詰にあわせて考案したおひたしなどとのセットメニューや、塩釜の藻塩を使った塩むすびの単品を販売する。

セットメニューは「とろとろさんまとフカヒレと大島ゆずの味噌煮、根菜と牛タン&蔵王チーズのおひたし」などのAセットと「山椒香る金華さばとムール貝、たっぷり野菜のお椀、シャモのローストと小松菜・リーフレタスのタイサラダ風スパイシーなおひたし」などのBセット(いずれも1200円)があり、1日20セット限定で提供する。

地酒は山和酒造店など10社が参加する。

6日11時30分からフェアのオープニングとお披露目会を開く。三菱地所の杉山博孝(すぎやま・ひろたか)さんと河北新報社の社長、一力雅彦(いちりき・まさひこ)さんが参加する。

19時30分から「丸の内シェフズクラブプレゼンツ-はらくっつい宮城ーうまみのおもてなし酒BAR」のオープニングイベントを開く。笹岡隆次さんら4人のシェフが参加する。

営業時間は11時から19時。