アップル銀座で河瀨直美が「2つ目の窓」を語る

(過去の記事については店舗名、個人名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2014年7月2日】アップルストア銀座店(中央区銀座3-5-12、サエグサビル本館、03-5159-8200)は7月6日14時から3階シアターで河瀨直美さんによる「ミート・ザ・フィルムメーカー(Meet the Filmmaker)」を開催する。

映画監督の河瀨直美(かわせ・なおみ)さんが手がけた、奄美大島を背景に、16歳の少年少女の恋と成長を通して人間の愛や無常を描いた映画「2つ目の窓」について、監督自ら作品への思いなどを語る。

「2つ目の窓」はアスミック・エース エンタテインメント(港区六本木6-1-24、ラピロス六本木)が7月26日から一般公開する映画で、 主人公の少年「界人」役を村上虹郎(むらかみ・にじろう)さん、 少女「杏子」役を吉永淳(よしなが・じゅん)さんが務めている。

「2つ目の窓」は2014年5月の第67回フランス・カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された。今回は受賞を逃したものの、日経新聞電子版(5月22日)によると、上映後の観客の反応について河瀨直美さんは「過去4度コンペに選出されたが、これほどの共感を受けたことはなかった。最高のものだった」と語っている。

物語は奄美大島で暮らす界人が「八月踊り」の晩、海に男性の遺体が浮かんでいるのを発見するところからはじまる。そんな界人を見ていた同級生の杏子は母イサが島民たちからユタ神さまとして慕われているが、医師からは余命宣告を受け、死から逃れられない母の存在に矛盾を感じる。

杏子は、行き場のない感情を界人にぶつけてしまうが、界人は恋人のいる母・岬の女としての一面に複雑な思いを抱えており、その思いを胸に幼い頃に別れた東京で暮らす父のもとを訪れる。界人が東京から戻ると、母が失踪していた・・・

ウイキペディアなどによると、河瀨直美さんは1969年奈良県生まれ、大阪写真専門学校映画科を卒業、同校の講師を務めながら、8ミリ作品を制作、「につつまれて」で山形国際ドキュメンタリー映画祭国際批評家連盟賞、「かたつもり」で山形国際ドキュメンタリー映画祭奨励賞、1997年に35ミリ作品で、最初の商業作品として制作された「萌の朱雀」で第50回カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)、芸術選奨新人賞を受賞した。

2007年に第60回カンヌ国際映画祭で「もがりの森」でグランプリ、奈良県民栄誉賞、「垂乳女」で山形国際ドキュメンタリー映画祭インターナショナル・コンペティション部門特別賞を受賞した。2009年に第62回カンヌ国際映画祭で、「金の馬車賞」を受賞、2013年に第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の審査員を務めた。1997年に「萌の朱雀」にプロデューサーを務めた仙頭武則(せんとう・たけのり)さんと結婚し、後に離婚、その後、再婚し、2004年に長男を出産した。

時間は14時から15時で、入場は無料。

 

コメントは受け付けていません。