ダイヤモンドD、アセアン食の大使の栗原友と提携、メニュー開発で

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【銀座新聞ニュース=2015年1月3日】ダイヤモンドダイニング(港区芝4-1-23、三田NNビル、03-6858-6074)はこのほど、栗原友さんと戦略的業務提携を結んだと発表した。

築地斉藤水産で魚のさばき方のレッスンや、ハーブ、スパイスを使ったオリジナルレシピにより料理教室を開いており、アセアン(東南アジア諸国連合)フード大使を務める栗原友(くりはら・とも)さんと提携して、ダイヤモンドダイニングのメニュー開発に協力してもらうのが狙いとしている。

栗原友さんは1975年東京都生まれ、母親が料理研究家の栗原はるみさん、父親が元キャスターで株式会社「ゆとりの空間」会長の栗原玲児(くりはら・れいじ)さん、ファッション誌のフリーライター、アタッシュドプレス、衣食住コンシェルジュとしての執筆を経て、料理家として活動し、2009年3月にアセアンフード大使に就任、4月にレストラン「アポンテ(APONTE)」の女将を務め、2012年より築地斉藤水産に勤務している。

ダイヤモンドダイニングは創業者で社長の松村厚久(まつむら・あつひさ)さんが1996年3月に東京都豊島区に「有限会社エイアンドワイビューティサプライ」を設立したのがはじまりで、2001年6月に「バンパイヤ・カフェ(VAMPIRE CAFE)」を開店、飲食店業に進出し、主に居抜き物件を中心に出店を続けた。

2002年12月に有限会社から株式会社化にし、社名を「株式会社ダイヤモンドダイニング」に変更し、2007年に株式会社大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット「ヘラクレス」(現ジャスダック)に上場し、2010年に100店舗100業態を実現し、独自のマルチコンセプト(個店主義)戦略を貫き、基本的に「1店舗1コンセプト」の出店を続けている。居抜き物件を活用した低コストの出店を行い、2011年にアメリカに進出、2014年11月に東京証券取引所第2部に上場している。