ヴァニラ画廊で川上勉「死と乙女」展

【銀座新聞ニュース=2017年10月23日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は10月24日から11月5日まで川上勉さんによる個展「Death and the Maiden-死と乙女」を開く。

ヴァニラ画廊で10月24日から11月5日まで開かれる川上勉さんの個展「デス&メイドン(Death and the Maiden)-死と乙女」のフライヤー。

彫刻家で乾漆技法で制作している川上勉(かわかみ・つとむ)さんが主に「死」をモチーフに乾漆という技法で制作を続けており、「死と少女」をテーマに、沈黙と静謐(せいひつ)をまとった最新作を展示する。

川上勉さんは「『死』と『少女』は相性がよい。それらは相反する関係にも、緊密な関係にも感じることができる不思議な取り合わせだ。これほど耽美で、抗いがたい魅力を持つものを、私は知らない」としている。

川上勉さんは1968年北海道函館市生まれ、1991年に北海道函館教育大学函館校を卒業、1993年に上越教育大学大学院を修了、2006年に全道展会員、2007年に国画会会友、2007年に札幌市で個展を開き、2011年にあさご芸術の森大賞展準大賞、2012年にヴァニラ画廊大賞奨励賞などを受賞した。

2015年にヴァニラ画廊で個展「デス&トランスフィギュレーション(Death and Transfiguration)-死と変容」を開いている。

開場時間は12時から19時(土・日曜日、祝日、最終日17時)まで。入場料は500円。