銀座ニコン、階段に山口大志「アマゾン」の1枚

【銀座新聞ニュース=2017年11月1日】カメラ大手のニコン(港区港南2-15-3、品川インターシティC棟、03-6433-3600)グループのニコンイメージングジャパン(住所・同、03-6718-3010)は11月1日から30日までニコンプラザ銀座(中央区銀座7-10-1、ストラータ ギンザ、03-5537-1469)内の階段フロアにある「銀座階段ギャラリー」で山口大志さんの作品を展示する。

11月1日から30日までニコンプラザ銀座内の階段フロアにある「銀座階段ギャラリー」に展示される山口大志さんの作品。2010年ころからアマゾンに繰り返し訪れ、風景や野生の動物など自然の姿を撮影している。

ニコンイメージングジャパンが毎月、プロの写真家の撮影した作品1点を展示するのが銀座階段ギャラリーで、11月は南アメリカ・アマゾンを繰り返し訪れて撮影している写真家、山口大志(やまぐち・ひろし)さんの作品を展示する。

山口大志さんは1975年佐賀県唐津市生まれ、幼少時代から昆虫採集や熱帯魚の飼育に夢中になり、1993年に石垣島西表島に移住し、7年間を過ごし、この間、環境省西表野生生物保護センターに非常勤で務め、2004年から4年半、写真家の三好和義(みよし・かずよし)さんに師事し、その後、独立した。

山口大志さん。

2010年にオーストラリア・ウーメラ砂漠で、小惑星探査機「はやぶさ」が地球へ帰還した瞬間を撮影し、この頃から本格的に南アメリカのアマゾンの撮影に取り組む。2012年と2013年に日経ナショナルグラフィック写真賞で優秀賞、2016年に第5回田淵行男(たぶち・ゆきお、1905-1989)賞岳人賞を受賞している。

開場時間は10時30分から18時30分(最終日は15時)。入場は無料。