【銀座新聞ニュース=2017年10月27日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)はこのほど、9月の「外食産業市場動向調査」を発表した。
それによると、9月は期間限定フェアや季節メニューなどが奏功したファーストフードやファミリーレストランなどが好調で、新規出店を含めた全体売上高は前年同月比3.3%増と13カ月連続で前年実績を上回った(既存店ベースは未公表)。
業態別では、ファーストフードが同4.1%増で2015年12月から23カ月連続、ファミリーレストランが同2.6%増と4カ月連続で、ディナーレストランが同5.5%増と13カ月連続、喫茶が同1.7%増と38カ月連続で、それぞれ前年実績を上回った。ただ、パブ・居酒屋は同0.7%減と3カ月連続でマイナスだった。
また、9月の店舗数は同0.6%増、客数は同1.5%増、客単価が同1.7%増だった。
日本フードサービス協会の統計は会員の187事業者数、店舗数3万6077店が対象で、内訳はファーストフードが52社、1万9530店、ファミリーレストランが51社、9708店、パブ・居酒屋が31社、2439店、ディナーレストランが26社、1018店、喫茶が15社、2192店、その他が12社、1190店。