ギャルリー志門30周年記念第14弾、井坂健一郎「あわい」展

【銀座新聞ニュース=2017年11月19日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル3階、03-3541-2511)は11月20日から25日まで「ギャルリー志門30周年記念特別企画」の第14弾として井坂健一郎さんによる個展「間にたゆたう」を開く。

ギャルリー志門で11月20日から25日まで「ギャルリー志門30周年記念特別企画」の第14弾として開かれる井坂健一郎さんの個展「間(あわい)にたゆたう」に出品される作品。

山梨大学大学院教授で作家の井坂健一郎(いさか・けんいちろう)さんが「間(あわい)にたゆたう」との題名で、写真作品の新作を中心に、ドローイングも併せて展示する。

井坂健一郎さんによると、「間」という漢字は「物理的な『間(ま)』、時間と時間の『間(あいだ)』、空想と空想の『間(はざま)』」などと使われる中、「私は、誰もが気づかない『間(あわい)』、誰もがたどり着けない『間(あわい)』を意識化し、その『間(あわい)』をたゆたうように身をゆだねられる空間として作品化したい」としている。

井坂健一郎さんは1966年愛知県生まれ、1991年に東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業、1995年に筑波大学大学院修士課程芸術研究科美術専攻を修了、1999年に筑波大学大学院博士課程芸術学研究科芸術学専攻を単位修得満期退学した。

1991年に学校法人河合塾美術研究所名古屋校非常勤講師、1995年11月に名古屋芸術大学非常勤講師、1999年4月に山梨大学講師、2001年12月に同大学助教授、2007年に同大学准教授、2012年に同大学大学院准教授、2014年11月に同大学大学院教授、2016年4月に同大学大学院教授(総合研究部教育学域人間科学系)。

2007年に秋山画廊で個展、2009年にギャルリー志門で個展、2010年に銀座三越で個展を開き、同年に公益信託大木記念美術作家助成基金を授与された。現在、山梨大学大学院教授(絵画・インスタレーション)。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。