京橋エドグランでXツリー、北原照久ら点灯式、ライブにSHANTIら

【銀座新聞ニュース=2017年11月18日】中堅の不動産会社、日本土地建物(千代田区霞が関1-4-1)は11月21日から12月26日まで「京橋エドグラン」(中央区京橋2-2-1)の1階の「京橋中央ひろば(ガレリア)」にクリスマスツリーのイルミネーションを点灯する。

11月21日から12月26日まで京橋エドグランに設置されるクリスマスツリー(イメージ)と点灯式に出演する北原照久さんとマリーン(Marlene)さん。

また11月22日から25日まで地下1階大階段下のステージで「LIVE CROSSING 2017.11」を開く。

クリスマスツリーは12メートルの高さで、5万個のLEDイルミネーションを飾る。

21日17時45分から点灯式を開く。株式会社トーイズの代表取締役で、横浜ブリキのおもちゃ博物館の館長、北原照久(きたはら・てるひさ)さんとフィリピン出身のジャズ歌手、マリーン(Marlene)さんがゲストで出演し、マリーンさんがミニライブを開く。

北原照久さんは1948年東京都中央区京橋生まれ、青山学院大学経済学部を卒業、在学時にオーストリアにスキー留学、ものを大切にする現地の人たちの文化に触れ、古い時計などの生活骨董品やポスターなどの収集をはじめ、知り合いのデザイナーの家でインテリアとして飾られていたブリキのおもちゃに興味を持ち、収集を始め、帰国後、地方の玩具店などでブリキのおもちゃを収集する。今やブリキのおもちゃコレクターの第一人者として知られている。

京橋エドグランの「ライブ・クロッシング(LIVE CROSSING)」に出演するは左からナオ・カワムラ(Nao Kawamura)さん、「トウキョウ・クリッターズ(TOKYO CRITTERS)」、「ものんくる」、シャンティ(SHANTI)さん。

1986年4月に横浜・山手に「ブリキのおもちゃ博物館」を開館、現在、6カ所でコレクションを常設展示している。現在、鑑定士としてテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」にレギュラー出演している。2007年に第24回「ベストジーニスト2007」、2007年度に第56回「横浜文化賞」、2008年から2009年度まで「よこはま教師塾(横浜市教育委員会)」塾長、2009年4月よりテレビ東京放送番組審議会委員、2016年にグッドエイジア賞、ジャパンシガーアワードを受賞している。

マリーンさんは1960年フィリピン・マニラ市生まれ、幼少の頃より歌を学び、15歳でプロデビューし、プロ入り以前よりコンテストで入賞を続け、19歳で来日、1981年にCBSソニーからデビュー、TBS系「ミドナイトグラフティー」で司会のつのだひろさんがマリーンさんを紹介した。1983年に4枚目のアルバム「デジャ・ヴー」で注目され、収録曲「ザンジバル・ナイト」がカメリア・ダイアモンドのCFに使われ、本人も出演、同年のアルバム「マジック」の収録曲「マジック」が清酒白鹿のCFに採用された。

1986年に角川映画「キャバレー」のテーマ曲「レフト・アローン」を歌い、1993年にミュージカル「香港ラプソディー」に出演し、同年、アメリカ向けアルバム「マリーン(MARLENE)」を発売し、その後、ラスベガスシーザスパレスで初の単独コンサートを開いている。2000年1月に結婚し、自らのレーベルを立ち上げ、ジャズクラブ中心に活動、2人の子どもを育て、長崎県に暮らしている。

「ライブ・クロッシング(LIVE CROSSING)」は日本土地建物を中心とする企業体が2016年11月に開業した「京橋エドグラン」の地下1階に設置されたステージで、開いている無料ライブで、今回は2016年11月27日に開業して以来1周年を迎えることから、通常の2日間ではなく、特別に4日間ライブを開く。

22日はナオ・カワムラ(Nao Kawamura)さん、23日はユニット「トウキョウ・クリッターズ(TOKYO CRITTERS)」、24日は日本語ポップスとジャズのユニット「ものんくる」、25日はジャズ系のシンガーソングライター、シャンティ(SHANTI)さんが出演する。

ナオ・カワムラさんのライブはギター奏者の沢近立景(さわちか・たかひろ)さん、キーボード奏者の半田彬倫(はんだ・あきのり)さん、トランペット奏者の佐瀬悠輔(させ・ゆうすけ)さん、ベース奏者の勝矢匠(かつや・たくみ)さん、ドラム奏者の田中航(たなか・わたる)さんが演奏する。

ナオ・カワムラさんは1992年生まれ、洗足学園音楽大学を卒業、2016年にシングルを発売し、フジロックに出演し、ギター奏者の沢近立景(さわちか・たかひろ)さんをプロデューサーに迎え、ソロ活動と並行しながら、ほかの歌手のコーラスなどに参加している。2017年1月にシングル「キュー(Cue)」を発売している。

「トウキョウ・クリッターズ」はルンヒャンさん、菅原信介(すがわら・しんすけ)さん、ジン(ZIN)さんの歌手3人と音楽プロデューサーのシンゴ(Shingo.)Sさんのによるユニットだ。

「ものんくる」はジャズボーカルの吉田沙良(よしだ・さら)さんとベース奏者で作詞作曲を担当する角田隆太(つのだ・りゅうた)さんが2011年に結成したユニットで、当日は「ものんくる」の2人とキーボード奏者の工藤拓人(くどう・たくと)さん、ギター奏者の小川翔(おがわ・しょう)さん、ドラム奏者の伊吹文裕(いぶき・ふみひろ)さんが演奏する。

シャンティさんは神奈川県逗子市生まれ、父親が「ゴダイゴ」のトミー・スナイダーさんで、小学生の時に聖歌隊で賛美歌を歌い、ミュージカルも経験し、1997年にアメリカ・バークリー音楽院サマースクールへ留学、CMの作詞作曲、ナレーション、ライブ活動などをはじめ、桑田佳祐(くわた・けいすけ)さんのシングル「東京」収録曲のバック・コーラス、小林桂(こばやし・けい)さんの「流し目プレイ」の作詞など手がけ、「天空のエスカフローネ」や「ヒロイン」などの映画音楽も担当している。

クリスマスツリーは11月21日から12月26日まで設置され、イルミネーションは2018年2月28日まで点灯される。

ライブの演奏時間は22日が18時と19時、23日が16時と17時、24日が18時と19時、25日が16時と17時で、各回とも40分程度。座席数は100席で、立ち見も可能。