三越前駅で福島産直市、リンゴやラーメン、新酒鑑評会金賞酒も

【銀座新聞ニュース=2017年12月5日】国内最大の地下鉄、東京地下鉄(東京メトロ、台東区東上野3-19-6)と東京都(新宿区西新宿2-8-1、03-5321-1111)、福島県(福島県福島市杉妻町2-16、024-521-1111)は12月8日と9日の2日間、東京メトロ三越前駅の中の銀座線コンコース内で「第12回福島産直市」を開く。

12月8日と9日の2日間、東京メトロ三越前駅で開かれる「福島産直市」のフライヤー。

東京都などが2012年5月から東京地下鉄などと協力し、福島県の復旧復興を支援する「ふくしま⇔東京キャンペーン」の一環として開くもので、今回は銀座線三越前駅で、地元の日本酒をはじめ、福島県のリンゴ、「ままどおる」(福島県郡山市の「三万石」が製造するバターを使った生地でミルク味のアメを包み込んだ焼き菓子)や柚餅子(ゆべし、柚子とクルミを用いた和菓子)、喜多方ラーメン、新米など福島の代表的な商品を販売する。

また、観光PRとして、福島県の観光案内パンフレットの配布をはじめ、福島の温泉や鶴ヶ城などの観光名所もPRする。

2017年5月に行われた独立行政法人「酒類総合研究所」と日本酒造組合中央会の共催による「2016酒造年度」の全国新酒鑑評会で、福島県の蔵元45カ所が45銘柄を出品し、30銘柄が入賞し、22銘柄が金賞に選ばれた。金賞受賞数で5年連続で全国1位となっている。2016年酒造年度では全国から860銘柄が出品され、437銘柄が入賞、うち242銘柄が金賞を受賞した。

野菜ナビによると、福島県はさまざまな野菜の産地で、「つるむらさき」で日本では1位、「うるい」が2位、「みょうがたけ」が3位、「きゅうり」が4位、「なめこ」が4位などを占めている。また、果物では「桃」が2位、「ネクタリン」が2位、「アンズ」が3位に位置している。

開場時間は8日が12時から20時、9日が11時から17時。