「探偵BAR3」大ヒットで大泉洋、松田龍平が御礼挨拶

【銀座新聞ニュース=2017年12月7日】映画の制作、配給、興行の大手、東映(中央区銀座3-2-17、03-3535-4641)は12月15日に丸の内TOEI(中央区銀座3-2-17、03-3535-4741)で「探偵はBARにいる3」の大ヒットを記念して、大泉洋さんと松田龍平さんによる御礼舞台あいさつを開く。

現在、一般公開されている「探偵はバー(BAR)にいる3」((C)2017「探偵はBARにいる3」製作委員会)。

映画は12月1日から一般公開され、最初の週が土・日曜日2日間の成績が動員11万600人、興行収入が1億4900万円で2位にランキングされた。1日からの3日間の累計では、動員16万7500人、興収2億770万円と初日から3日間合計では過去2作品を上回った。ぴあ映画初日満足度ランキングも実写映画で1位となっており、シリーズ初の正月シーズンの公開ということもあり、配給元の東映ではシリーズ最大のヒットを見込んでいる。

これを記念して、15日17時の回上映前に、主人公の私立探偵「俺」役の大泉洋(おおいずみ・よう)さんと相棒の「高田」役の松田龍平(まつだ・りゅうへい)さんが舞台に登場して大ヒットの御礼あいさつを開く。

「探偵はバー(BAR)にいる3」は2011年9月に公開された「探偵はバー(BAR)にいる」、2013年5月の第2弾「探偵はバー(BAR)にいる2 ススキノ大交差点」に続く第3弾で、作家の東直己(あずま・なおみ)さんの小説「ススキノ探偵シリーズ」が基になっているが、小説にはないオリジナルストーリーで、1部は小説第1作「探偵はバーにいる」から引用している。監督は2作目までの橋本一(はしもと・はじめ)さんから吉田照幸(よしだ・てるゆき)さんに変更されている。

「ススキノ探偵シリーズ」は1992年に早川書房から刊行された東直己さんのデビュー作で、2012年までに12作(短編集を含む)を発表している。映画の第1作目「探偵はバー(BAR)にいる」は小説の2作目「バーにかかってきた電話」が原作、第2弾「探偵はバー(BAR)にいる2 ススキノ大交差点」は第5作「探偵はひとりぼっち」が原作となっている。

物語は札幌にあるアジア最北の歓楽街・ススキノで、街の裏も表も知り尽くす探偵のもとに、相棒である高田が人探しの依頼を持ち込んでくるところからはじまり、失踪した女子大生・麗子(前田敦子=まえだ・あつこ=さん)について調査を開始した探偵たちは、モデル事務所の謎めいた美人オーナー、マリ(北川景子=きたがわ・けいこ=さん)に翻弄されるうちに、いつしか大きな事件に巻き込まれていく。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を販売しており、8日11時締め切り。9日10時から一般発売する。料金は一般2000円、大高生1700円、3歳から高校生、障がい者1200円、シニア1300円。作品は「G」指定(すべての年齢層が観賞可能)になっている。