東宝11月映画、4カ月連続の31%減、少ない新作が響く

【銀座新聞ニュース=2017年12月14日】大手映画会社の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は12月13日、11月の映画営業部門興行成績(速報ベース)が前年比31.0%減の24億1045万円で、4カ月続けて前年同月を下回ったと発表した。

現在、一般公開中の「ラストレシピ-麒麟の舌の記憶」((C)2017 映画「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」製作委員会(C)2014 田中経一/幻冬舎)。

11月は例年、2月や6月と並んで観客動員数が比較的少ない月で、過去をみると、2012年に53億円、2013年に67億円だったが、2014年に29億円、2015年に34億円、2016年に35億円と2014年から30億円前後で推移しており、2017年11月は2月の22億円に次いで2017年で2番目に収入が少なかった。

新作も11月3日に公開された「ラストレシピ‐麒麟の舌の記憶」と、23日に公開された「火花」の2作品だった。

一方、トーホー(TOHO)シネマズ、関西共栄興行、スバル興業という連結3社と東京楽天地、オーエスの持分法適用2社を合わせた5社ベースの東宝グループの映画館(678スクリーン)の11月の入場料収入(売店収入は除く)は同12.4%減の42億4504万円だった。2013年6月発表からトーホーシネマズ直営館の入場料収入と東宝グループの入場人員を公表するのを止めている。

11月の上映作品数は10月よりも3点少ない7作品だった。

興行通信社の映画興行ランキングによると、11月4日、5日の週は「ラストレシピ‐麒麟の舌の記憶」が初週1位、「ミックス。」が3週目5位と、10位以内が前の週と同じく2作品だった。

11日、12日の週は「ラストレシピ‐麒麟の舌の記憶」が2週目5位、「ミックス。」が4週目7位と、10位以内が前の週と同じく2作品だった。

18日、19日の週は「ラストレシピ‐麒麟の舌の記憶」が3週目6位、「ミックス。」が5週目10位と、10位以内が前の週と同じく2作品だった。

25日、26日の週は「火花」が初週3位、「ラストレシピ‐麒麟の舌の記憶」が4週目5位と、10位以内が前の週と同じく2作品だった。結局、11月は10位以内が全週とも2作品にとどまった。

配給作品は「ラストレシピ‐麒麟の舌の記憶」、「亜人」、「関ヶ原」、「火花」、「ミックス。」、「ナラタージュ」、「三度目の殺人」の7作品。

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