日本橋三越で台東区合唱団と横山和美、野間愛、紀野洋孝ら「第九」

【銀座新聞ニュース=2017年12月28日】国内最大手の百貨店グループ、三越伊勢丹ホールディングス(新宿区新宿5-16-10)傘下の三越伊勢丹(新宿区新宿3-14-1)が運営する日本橋三越(中央区日本橋室町1-4-1、03-3241-3311)は12月29日に本館1階中央ホールで台東区民合唱団による「第33回三越の第九」を開く。

日本橋三越で12月29日に開かれる台東区民合唱団による「第33回三越の第九」。画像は過去の会場風景。

台東区民合唱団約200人が東京芸術大学指揮科准教授の酒井敦(さかい・あつし)さんの指揮と、ピアノ奏者で、東京芸術大学講師の山口佳代(やまぐち・かよ)さん、東京芸術大学音楽学部作曲科の山中麻鈴(やまなか・まりん)さんの演奏に合わせて、ベートベンの「交響曲第九番」の第4楽章を歌唱する。

歌い手は毎年変えており、2017年は千葉県生まれ、東京芸術大学大学院生で、ソプラノの横山和美(よこやま・かずみ)さん、徳島県生まれ、徳島文理大学音楽学部声楽科卒業、東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、2016年に同大学大学院オペラ科修士課程を修了したアルトの野間愛(のま・あい)さん。

東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、同大学大学院音楽研究科声楽専攻修士課程を修了し、同大学大学院後期博士課程に在籍しているテノールの紀野洋孝(きの・ひろたか)さん、中国黒龍江生まれ、東京芸術大学音楽研究科オペラ専攻修士課程に在籍しているバスの陳金きん(ちん・きんきん、しぇん・じんきん)さんが出演する。

台東区民合唱団の指揮者は2013年まで松浦(まつうら)ゆかりさんが務めていたが、2014年9月から「交響曲第九番」の合唱指揮者に、東京芸術大学指揮科助教、東京芸術大学シンフォニーオーケストラアドミニストレーターの酒井敦さんが就任した。松浦ゆかりさんは台東区民合唱団のスーパー・アドバイザーを務めている。

「交響曲第九番」はドイツの音楽家、ベートーベン(Ludwig van Beethoven、1770-1827)の9番目にして最後の交響曲で(第10番は未完成)、1824年に初稿が完成した。交響曲とはソナタの形式で書かれた器楽のための楽曲で、第1楽章がソナタ、第2楽章がスケルツォ、第3楽章が緩徐楽章、第4楽章に4人の独唱と混声合唱を導入した。第4楽章は独唱および合唱を伴って演奏され、歌詞にはドイツの詩人、シラー(Johann C. F.von Schiller、1759-1805)の詩「歓喜に寄す」が3分の1程度を抜粋して使われている。

台東区民合唱団は1981年5月に「台東第九を歌う会」として発足し、同年12月23日に第1回台東第九公演「下町で第九」を浅草公会堂で歌い、以来、毎年12月の恒例公演として続けられている。1985年12月から「三越の第九」がスタートし、毎年、日本橋三越本店で約200人が参加して、「第九」の第4楽章を歌唱する。

開演時間は12時30分と14時30分。入場無料で観覧は自由。着席券は当日10時より、本館地下1階「地下中央口」で120席×2回分(入替制)を配布する。

注:「陳金きん」の「きん」は「金」を3つ合わせた漢字です。

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