ポーラ銀座でシンガポールのG・タン展

【銀座新聞ニュース=2018年1月19日】大手化粧品メーカーのポーラ・オルビスホールディングス(中央区銀座1-7-7、ポーラ銀座ビル、03-3563-5517)が運営するポーラミュージアムアネックス(ポーラ銀座ビル3階、03-3563-5501)は1月19日から2月18日までグレース・タンさんによる「Materials&Methods」を開く。

ポーラミュージアムアネックスで1月19日から2月18日まで開かれるグレース・タンさんの「マテリアルズ&メソッド(Materials&Methods)」に展示される「n.254」(2008年、素材:布、(C)Grace Tan)。

マレーシア生まれ、シンガポール在住のグレース・タン(Grace Tan)さんは、デザイン、アート、数学的思考すべてを取り入れ、素材や形態に潜む意味や関係性を探りながら作品を制作している。

2003年に発表した実際に着用可能な布の構造と方法論を探るプリーツの彫刻作品「ザ・クオードレント(the kwodrent)シリーズ」で注目を集め、その後、素材やフォルム、構造の考察を繰り返すことで、作品は布から逸脱し、よりファインアートや立体、オブジェの領域へと移行しているという。近年は、ファッションの枠を超え、インスタレーションや空間建造物を手がけており、今回は、初期の作品から最新作まで15年間にわたるグレース・タンさんの代表的な作品約35点を展示する。

グレース・タンさんは1979年マレーシア生まれ、1999年にシンガポールのテマセク・ポリテクニック・アパレルデザイン・マーチャンダイジング科を卒業、2016年にシンガポールのラサール美術大学大学院修士課程、英国ロンドンのゴールドスミス大学大学院ファインアート修士課程を修了している。

2012年にプレジデンツ・デザイン賞、2013年にヤング・アーティスト賞、2014年にファーム・アーキテクツ(FARM Architects)とのコラボ作品が、ナショナル・ギャラリー・シンガポールのアート・コネクター・プロジェクトに選ばれる。近年、シンガポールの大規模なパブリック・アートのコミッション作品を手がけ、シンガポールの地下鉄(MRT)のリトルインディア駅での「ムーブン・フィールド(Woven Field)」、マリーナワンの「プレーインズ(PLANES)」、デュオタワーの「シメントリー(SYMMETRY)」などを制作した。

20日14時からグレース・タンさんによるマテリアル・ワークショップを開く。当日作られた作品は会期中に会場に展示される。グレース・タンさんが参加者とともにループピン(洋服などの値札を付ける際に使われるプラスティックのタグ)を用いた作品を制作し、できあがった作品はその後会場に展示される。参加は15人で、費用は無料。

開場時間は11時から20時。入場は無料。

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