【銀座新聞ニュース=2018年1月26日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は1月25日、2017年の映画年間作品興行収入(10億円以上)を発表した。
2017年の映画営業部門興行成績は前年比27.4%減の620億2311万円と2013年以来4年ぶりに前年を下回った。作品別では、2016年が10億円以上の興行収入をあげた作品が25本に対して、2017年は24本だった。
1位が「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」で68億9000万円(4月)、2位が「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」で44億3000万円(3月)と40億円超は2016年の6本から2本に減少した。
3位が「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」で35億5000万円(7月)、4位が「君の膵臓をたべたい」で35億2000万円(7月)、5位が「メアリと魔女の花」で32億9000万円(7月)だった。
6位は「映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」で32億6000万円(2016年12月から)、7位が「忍びの国」で25億1000万円(7月)、8位が「関ヶ原」で24億円(8月)、9位が「海賊とよばれた男」で23億7000万円(2016年12月から)、10位が「昼顔」で23億3000万円(6月)だった。
ほかは「帝一の国」が19億3000万円(4月)、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」が18億5000万円(2016年12月から)、「映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ」が16億2000万円(4月)、「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」が15億9000万円(8月)。
「ミックス。」が14億9000万円(10月)、「三度目の殺人」が14億6000万円(9月)、「亜人」が14億4000万円(9月)、「土竜の唄 香港狂騒曲」が14億3000万円(2016年12月から)、「ひるなかの流星」が13億7000万円(3月)、「チアダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」が13億円(3月)。
「ナラタージュ」が12億8000万円(10月)、「ラストレシピ-麒麟の舌の記憶」が11億4000万円(11月)、「追憶」が11億3000万円(5月)、「本能寺ホテル」が10億1000万円(1月)だった。