フード協、17年の外食売上高3.1%増、3年連続

【銀座新聞ニュース=2018年1月30日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)はこのほど、2017年の「外産業市場動向調査」を発表した。

レインズインターナショナルが運営する全国の「牛角」店で2月9日から28日まで販売される「焼肉専用まぜめん」(並盛490円、小盛390円)。また、同期間に牛角公式HPなどを提示すると「黒毛和牛カルビ」(890円を445円)など20品を特別割引価格で提供する。

それによると、10月に台風や長雨などの天候不順で伸び率が縮小したものの、年間を通して堅調に推移し、全体では前年比3.1%増(新店を含む)と3年連続で前年を上回った。

業態別では、ファーストフードが同4.6%増と2年連続でプラス成長、ファミリーレストランが同1.5%増、ファミリーレストランが同1.5%増、ディナーレストランが同4.5%増、喫茶が同2.6%増といずれも6年連続でプラスだった。これに対して、パブレストラン/居酒屋は同1.0%減と9年連続して前年を下回った。

利用客数も同2.2%増で2年連続でプラス、店舗数が同0.6%増と2年ぶりのプラス、客単価が同0.9%増と5年連続で伸びた。

一方、12月は天候が比較的安定した地域が多かったことや、クリスマスや忘年会などの需要も堅調に推移したことから、客数が前年同月比1.5%増となり、フェアメニュー、期間限定メニューなど比較的高単価のメニューも全般的に堅調で客単価が上昇し、新規出店を含めた全体の売上高は同3.5%増と2016年9月から16カ月連続で前年を上回った。

業態別では、ファーストフードが同4.2%増で2015年12月から25カ月連続、ファミリーレストランが同2.6%増と2カ月連続して、パブ・居酒屋も同0.4%増と2カ月続けて、ディナーレストランが同5.8%増と2016年9月から16カ月連続、喫茶が同3.5%増と2016年6月から19カ月連続で、それぞれ前年実績を上回った。

また、12月の店舗数は同0.7%増、客数は同1.5%増、客単価が同2.0%増だった。

日本フードサービス協会の統計は会員の190事業者数、店舗数3万6386店が対象で、内訳はファーストフードが53社、1万9816店、ファミリーレストランが50社、9919店、パブ・居酒屋が31社、2171店、ディナーレストランが29社、1059店、喫茶が15社、2214店。