HOOTERS店でスーパーボウル生中継、ペイトリオッツ対イーグルス

【銀座新聞ニュース=2018年2月3日】アメリカ生まれのカジュアルアメリカンダイニング&スポーツバー「HOOTERS」を日本で運営するエッチジェー(HJ、新宿区西新宿1-8-5、アルファ107ビル、03-6279-0398)は2月5日に「HOOTERS銀座店」(中央区銀座8-5、銀座ナイン1号館、03-6280-6318)などで「スーパーボウルLIVE放送イベント」を開く。

HOOTERS店で2月5日にテレビで生中継される「スーパーボウル」。画像は過去に店で「スーパーボウル」を観戦する風景。

2018年(2017年ポストシーズン)の第52回スーパーボウルは2月4日にアメリカン・フットボール・カンファレンス (AFC) 代表の「ニューイングランド・ペイトリオッツ」が2017年に続けて進出し、ナショナル・フットボール・カンファレンス (NFC)代表で、2005年以来13年ぶりのスーパーボウル進出になる「フィラデルフィア・イーグルス」とペイトリオッツの本拠があるマサチューセッツ州フォックスボロで対戦する。

2017年は「ニューイングランド・ペイトリオッツ」が「アトランタ・ファルコンズ」に対して34対28で勝利して優勝し、MVPには「ニューイングランド・ペイトリオッツ」のクォーターバック(QB)のトム・ブレイディ(Thomas Edward Patrick Brady Jr)選手が選ばれた。

今回、「HOOTERS」では国内7店舗で7時30分からオープンし、8時30分から試合の模様をライブ放送する。キックオフは8時30分頃で、店内のいたるところに設置されたテレビモニターで観戦でき、店のウェイトレスの「フーターズガール(HOOTERS GIRL)」が会場を盛り上げる。

HOOTERS店で「スーパーボウル」を盛り上げる「フーターズガール(HOOTERS GIRL)」。

ウイキペディアによると、スーパーボウルはアメリカンフットボールリーグ、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の優勝決定戦で、アメリカン・フットボール・カンファレンス (AFC) とナショナル・フットボール・カンファレンス (NFC) の各優勝チームで争われ、毎年2月上旬の日曜日に開かれる。

スーパーボウル当日はスーパーボウルサンデー (Super Bowl Sunday)、もしくはスーパーサンデーと呼ばれ、事実上アメリカの祝日となっており、年間で感謝祭に次いで2番目に食糧が多く消費されることでも知られる。200以上の国と地域でテレビ中継されており、特にアメリカでは毎年テレビ番組で年間最高視聴率を記録している。

1960年に誕生したアメリカン・フットボール・リーグ (AFL)が次第にNFLを脅かすライバルリーグに成長したことを受けて、1966年6月にNFLコミッショナーとAFL創設者との間で会談がおこなわれ、合併することで合意に達した。それに伴い、リーグが統合されるまでの間、AFLとNFLの優勝チームがシーズン終了後に対戦することも決定し、1967年1月15日に第1回が行われた。

1970年に両リーグが統合され、第5回から旧NFLチームが主に所属するNFCの代表と、旧AFLチームが主に所属するAFCの代表が対戦する形となった。スーパーボウルに優勝したチームには、ティファニー社製の「ヴィンス・ロンバルディ(Vincent Thomas Lombardi、1913–1970、グリーンベイ・パッカーズの名コーチ)・トロフィー」と呼ばれるトロフィーが与えられ、優勝チームのスーパーボウル・リングと呼ばれるチャンピオンリングが与えられる。この指輪をもつことはNFL選手にとって最高の名誉とされている。

経済規模なども大きく、2013年の第47回の再販観戦チケット代は平均3278ドル(約32万7800円)であり、特別室での観戦では31万5000ドル(約3150万円)と高額で、CM枠もテレビ局の広告収入は2億2000万ドル(約220億円)超と試算され、経済誌「フォーブス」の2015年の発表によると、スーパーボウルのブランド価値は5億8000万ドル(約580億円)で、夏季オリンピックやFIFAサッカーワールドカップなどを凌ぎ、世界最大のスポーツイベントとされている。

「フーターズ(HOOTERS)」は1983年10月にアメリカ・フロリダで生まれたカジュアルアメリカンダイニング&スポーツバーで、チアリーダーをイメージしたウェイトレスの「フーターズガール」が売りで、現在、アメリカで約430店舗、アメリカ以外の28カ国でも展開し、日本では7店舗を運営している。

店内のテレビモニターでスポーツ観戦をしながら、名物のチキンウィングなどのアメリカンフードとドリンクと、チアリーダーをイメージしたウェイトレスの「フーターズガール」によるもてなしを楽しむ。

「フーターズ」は、「フーターズガール」を見た男性客がフクロウのように目をキョロキョロさせ、フクロウの「ホー、ホー(Hoot,hoot)」という鳴き声に由来しており、「フーターズ」には「女性の胸」という意味もある。

日本では2005年8月に「株式会社エッチジェー」を設立し、2008年6月にアメリカのフーターズ・オブ・アメリカ・インクと契約し、2010年10月に東京・赤坂見附駅前の赤坂東急プラザに第1号店を開店したのをはじめ、2012年6月に銀座ナイン1号館に2号店を開店し、現在、東京4店、大阪1店、名古屋1店、福岡1店の計7店を展開している。

料金は各店ともワンドリンク付で2000円。