丸亀製麺晴海店、帝劇ビル店等で「鴨ねぎうどん」、3日間半額

【銀座新聞ニュース=2018年2月5日】「丸亀製麺」などを展開するトリドールホールディングス(東京本部・品川区大崎1-11-1、ゲートシティ大崎ウエストタワー、03-5436-7600)傘下のトリドールジャパン(同上)は2月7日から9日の3日間、「丸亀製麺晴海トリトン店」(中央区晴海1-8-16、晴海トリトン、03-3534-2533)など丸亀製麺全店で「鴨ねぎうどん」を発売する。

2月7日から9日の3日間、「丸亀製麺晴海トリトン店」など丸亀製麺全店で、「夜なきうどん」として半額になる「鴨ねぎうどん」のフライヤー。

今回、「夜なきうどん」として販売するのは「鴨ねぎうどん」で、肉厚でやわらかい鴨肉と香ばしい焼きねぎを専用の出汁と合わせたうどんとしている。通常税込並640円(大は740円)を3日間限定で、320円(大は370円)で提供する。

中央区、千代田区、港区では、「晴海トリトン店」のほかに「日比谷帝劇ビル店」(千代田区丸の内3-1-1、帝劇ビル、03-3286-6330)、「カレッタ汐留店」(港区東新橋1-8-2、カレッタ汐留、03-3573-6550)がある。

平凡社の世界大百科事典によると、「夜なきうどん(夜鳴饂飩)」は、夜間に街頭を流し歩くそば、うどん売りのことで、江戸末期に京坂地方ではうどん専門、江戸ではそばを主としうどんも兼ねたが、夜鳴きうどんは京坂地方の呼名で、江戸では「夜鷹そば」と称され、街娼(がいしよう)の夜鷹が多くこれを食べるからと説明されていた。

江戸の夜そば売は、担ぎ屋台に風鈴をつるすならわしがあり、京坂地方でもこれにならうものがあった。夜そば売は市民に親しい存在であり、とくに秋冬の夜の添景として芝居その他のものにも広く取材された。

ウイキペディアによると、明治時代には夜なきうどんの行商人が高松市内に増え、1887年頃には天秤棒の両端に縦長の箱を下げ、頂部に石油ランプを灯して鈴を鳴らしながら売り歩いていた。箱の下部にはどんぶりや湯沸かしを入れ、総重量は60キロから70キロだった。

20世紀に入るとこれらの業者はすべて車輪付き屋台を用いるようになり、その両脇に飾り格子をはめて行燈(あんどん)を吊るしていた。うどんは鰹節とだしを掛けたぶっかけで、人気があった。夜なきの行商人は生麺の卸売業者(玉卸し屋)と契約して道具を借り、営業を行っていた。

当時は5軒の玉卸し屋があったが、大正時代にはのれん分けの関係を基に3系統に分かれ、大東亜戦争の敗戦時までこれが続いた。昭和初期には飾りガラスなどを凝らした屋台が並び、夜の高松の風物詩と呼ばれた。

トリドールホールディングスでは、2016年11月に「立冬の日」の「夜なきうどんの日」とし、「夜なきうどん」という食文化を広く知らせるためと、「夕食にも気軽にうどんをお客さまに楽しんで頂きたい」としてキャンペーンを実施している。

中国の戦国時代(BC403年からBC221年まで)に、太陰暦の季節からのずれとは無関係に、季節を春夏秋冬の4等区分する暦のようなものとして考案された区分手法のひとつで、1年を12の「節気」(正節とも)と12の「中気」に分類し、それらに季節を表す名前がつけられたのが「二十四節気(にじゅうしせっき)」という分類で、1太陽年を日数(平気法)あるいは太陽の黄道上の視位置(定気法)によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付した。

「立冬の日」とは定気法では太陽黄経が225度のときで11月7日ごろにあたり、二十四節気の第19で、十月節(旧暦9月後半から10月前半)にあたる。2001年から2020年までをみると、2003年、2007年、2011年、2015年、2019年(いずれも11月8日)以外は11月7日になっている。2016年10月31日に中国の「二十四節気」はユネスコ無形文化遺産への登録勧告が決定された。

トリドールホールディングスは1985年に焼鳥居酒屋「トリドール三番館」(兵庫県加古川市)を創業したのがはじまりで、1990年6月に「有限会社トリドールコーポレーション」を設立し(1995年10月に「株式会社トリドール」に改称し、2016年10月に持株会社「株式会社トリドールホールディングス」に商号変更)、2000年にセルフうどんの新業態「丸亀製麺加古川店」(兵庫県加古川市)を開店した。

2006年2月に東京証券取引所マザーズ市場に上場(2008年12月に東京証券取引所第1部)、2010年7月にアメリカ・ハワイに海外子会社「トリドールUSA社」を設立、11月に香港に「東利多控股有限公司(現東利多和願有限公司)」を設立、12月に国内に500店舗を達成(全店直営)、2011年4月にハワイに海外1号店「マルカメウドンワイキキショップ」を出店した。

5月に丸亀製麺を全都道府県に出店、8月に丸亀製麺国内500店舗を達成、2012年1月に丸亀製麺タイ1号店をバンコクに出店、2月にロシア・モスクワに海外子会社「トリドールLLC」を設立、3月に丸亀製麺中国1号店を上海に出店、8月に韓国・ソウルに海外子会社「トリドールコリアコーポレーション」を設立した。

11月に東利多和頤有限公司の株式の63%を「ヘイ・グル-プホールディング社(HEYI GROUP HOLDING LIMITED)」に譲渡し、合弁にする。12月に台湾に海外子会社「台湾東利多」を設立、丸亀製麺韓国1号店をソウルに出店、2013年1月に丸亀製麺香港1号店、2月に丸亀製麺ロシア1号店をモスクワに、3月に丸亀製麺インドネシア1号店をジャカルタに、4月にアメリカと香港で外食事業を展開する「ドリーム・ダイニング社(DREAM DINING CORPORATION)」を買収し、グループ会社化し、丸亀製麺台湾1号店を台北に出店した。

2014年1月に丸亀製麺ベトナム1号店をホーチミンに、2015年5月にアメリカで「カヤ・ストリート・キッチン(Kaya Street Kitchen)」を運営する「ノム・ノム・エンタープライズ(Nom Nom Enterprise LLC)」に出資し、6月にヨーロッパを中心に17カ国でアジアン・ファストフード「ウォック・トゥ・ウォーク(WOK TO WALK)」を運営する会社「ウォック・トゥ・ウォーク・フランチャイズ(Wok to Walk Franchise B.V.」を買収し、グループ全体で世界1000店舗を達成した。

11月に丸亀製麺カンボジア1号店をプノンペンに出店、2016年5月にライフスタイルブランド「ソノコ(SONOKO)」を展開するソノコ(SONOKO)グループを100%子会社化し、11月にイタリアに「トリドール・イタリア」を設立、12月にロンドンのラーメンブランド「昇龍」をグループ会社化し、2017年7月に株式会社トリドールを株式会社トリドールジャパンに改称している。2017年3月末で1222店あり(2017年7月末で国内は892店)、社員が1077人、売上高(連結)が2017年3月期に前期比6.5%増の1018億円、営業利益が同1.3%減の86億円、純利益が同6.5%増の56億円を計上している。

夜なきうどんの提供時間は18時から閉店まで。

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