サニーヘルス、夜のホットヨーグルトでダイエットを

【銀座新聞ニュース=2018年3月16日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「『ホットヨーグルト」はダイエットや花粉症対策にも効果的?」を発表した。

ヨーグルトは美容や健康にもよいので、季節を問わず食べたいが、冬は冷えたままではお腹の冷えが気になるので、お勧めがホットヨーグルトだ。

この時期、花粉症の人には、苦しい時期であり、新たに花粉症の症状が出る人が増えてくる時期でもある。花粉症に効果がある食べ物として知られているのは「ヨーグルト」だが、寒い時に冷たいヨーグルトはあまり食べたくないものだ。

ヨーグルトは花粉症だけでなく美容や健康にもよい食べ物なので、季節を問わず食べるのがベストとはいえ、お腹の冷えも気になるので、勧めたいのが「ホットヨーグルト」という。ヨーグルトを温めるだけだが、冷たい状態で食べるよりも、お腹が冷えないだけでなく、温めて食べるので胃腸が冷えず、消化吸収の機能が高まり、ヨーグルトの持つ美容健康効果が発揮されやすくなるといわれている。さらにヨーグルト効果を引き出すのなら、朝ではなく、夜に食べるのがお勧めとしている。

人間の体は1日の中で、朝は排泄、昼は食べたものを消化し栄養の補給、夜間は吸収というリズムがある。朝にお通じがあったり、夜遅くに食べると太りやすかったりすることからも、このリズムは実感できるとしている。

こうした体のリズムには、腸の働きがもっとも活発になる「腸のゴールデンタイム」があり、22時から2時がその時間帯といわれている。この時間に合わせて腸を整えるヨーグルトを食べることで、腸のゴールデンタイムをさらに後押しすることができるので、夜にヨーグルトを食べることがお勧めとなる。

夕食の時間帯にヨーグルトを食べることで、眠っている間に乳酸菌などの善玉菌が働いて腸が活性化し、腸内環境を整えたり、老廃物の排泄や有害物質を減らしたり、太りにくい体質作りに役立つとされている。

ホットヨーグルトの作り方は簡単で、ヨーグルトを耐熱皿に入れてレンジで温めるだけ。ただ、注意点がいくつかある。「ホット」と言っても、温める温度は40度前後で、この人肌程度の温度が善玉菌が活動するのに最適な温度としている。

温度が上がり過ぎると、ヨーグルトの善玉菌は死滅してしまう。加熱時間はレンジの種類や出力、器、ヨーグルトの量により変わってくるので、初めはヨーグルト200グラムに水を大さじ2加えて混ぜ、レンジ1分で試してみる。ヨーグルトを指で触ってみて温かさを感じる程度になるまで温める。水を加えることで加熱ムラや分離を防ぐ効果がある。もし加熱後にヨーグルトが分離していたら温めすぎのサインなので、レンジを短めに調整する。

好みではちみつ、フルーツ、シナモンパウダーなどをトッピングして食べる。食べる時間帯は夜がお勧めだが、基本的には自分の生活に合った時間帯でよく、朝食代わり、おやつとして食べてもいいし、1回に食べる量は100グラムから200グラムを目安にする。

「乳酸菌の詳しいおはなし」によると、ヨーグルトは1)善玉菌を増やす「腸内フローラの改善」による排便促進、2)肥満原因となる中性脂肪やコレステロールの低下、3)カルシウム補給によって脂肪を蓄積させる副甲状腺ホルモンの分泌抑制、といった効果がある。

これをさらに、ホットヨーグルトにすると、1)体を冷やさないので代謝が落ちにくい、2)腸を冷やさないのでカルシウムの吸収が促進され、副甲状腺ホルモンの分泌をさらに抑制できる、3)ダイエット中に体重が減りにくくなる停滞期が起こりにくい、といった効能が期待できる。

冷たい食べ物を摂ると消化器官の温度が下がり、腸の働きが低下して、下痢や便秘をおこしやすくなり、基礎代謝が下がる。また、カルシウムは腸管で吸収されるので、阻害されると副甲状腺ホルモンが分泌されやすくなり、脂肪を体内に蓄積してしまうことになる。

このため、ホットヨーグルトはお勧めなのだが、1つだけ注意することがあり、「加熱しすぎないこと」としている。必要以上に加熱しすぎると、水分と乳成分が分離してザラザラし、50度以上が長く続くと乳酸菌が弱ってしまう。

勧めたいアレンジとしては「しょうが」をプラスすることとしている。しょうがの成分「ジンゲロール」は加熱することで「ショウガオール」という物質に変わり、体を芯から温める作用を持つようになる。生のしょうがでは体を冷やす方に働いてしまうし、ヨーグルトにトッピングしてしまうとしょうがの加熱が不十分になるので、先に容器などにしょうがを入れて加熱してからヨーグルトを入れて、ホットにすることとしている。