丸善丸の内で透明水彩会展、福井良佑、加藤潤、松林淳ら

【銀座新聞ニュース=2018年4月17日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は4月18日から24日まで4階ギャラリーで「第8回日本透明水彩会展」を開く。

丸善・丸の内本店で4月18日から24日まで開かれる「第8回日本透明水彩会展」のフライヤー。

2010年8月に発足した「日本透明水彩会」が4月18日に「透明水彩レシピ3 樹木を描く」(日貿出版社、税別2000円)を刊行するのを記念して、会員30人が風景、花、人物、動物などの水彩作品約60点を展示する。

「日本透明水彩会」は「透明水彩」という画材を使って絵を描く人たちが集まって設立した団体で、透明水彩は絵の具の中では、特殊な絵の具という。油彩やアクリルが、塗り重ねたときに下の絵の具をおおい隠すのに対して、透明水彩は下の色が透けて見えるため、油彩やアクリルとはまったく違う技法が要求され、出来上がりも違う風合いになるとしている。

一般的に美術団体の公募展では「水彩画」というカテゴリーが設けられているが、実際に出品される作品はアクリルやガッシュによる油彩画風の作品がほとんどで、透明水彩の作品と同列に扱うには違和感があり、ガッシュやアクリルの作品と透明水彩を一緒に並べては、透明水彩のよさが発揮できないとしている。

透明水彩は「水彩画」であっても、アクリルやガッシュと同列には扱われることについて、透明水彩の画家にとって悩みの種で、そんな悩みを解決する透明水彩だけのグループがあればという希望が強まり、福井良佑(ふくい・りょうゆう)さんが代表者となって「日本透明水彩会」が発足した。2011年から「日本透明水彩会展」を開いており、2018年が8回目となり、丸善・丸の内本店で開くのは今回が3回目になる。

今回、出品する画家は福井良佑さんのほか、青江健二(あおえ・けんじ)さん、青木美和(あおき・みわ)さん、赤坂孝史(あかさか・たかし)さん、浅田(あさだ)ようこさん。

あべとしゆきさん、石垣渉(いしがき・わたる)さん、加藤潤(かおつ・じゅん)さん、菊池和広(きくち・かずひろ)さん、くどうさとしさん。

小林啓子(こばやし・けいこ)さん、佐藤つえ子(さとう・つえこ)さん、渋谷(しぶや)たつおさん、シンディ・ソン(Cindy Sun)さん、田崎(たざき)まさのぶさん。

立川真澄(たつかわ・ますみ)さん、徳田明子(とくだ・あきこ)さん、中野瑞枝(なかの・みずえ)さん、野島朱美(のじま・あけみ)さん、畑尾洋子(はたお・ようこ)さん。

春崎幹太(はるさき・かんた)さん、春崎陽子(はるさき・ようこ)さん、平沢薫(ひらさわ・かおる)さん、藤井紀子(ふじい・のりこ)、藤枝成人(ふじえだ・しげと)さん。

星野木綿(ほしの・ゆう)さん、松江利恵(まつえ・としえ)さん、松林淳(まつばやし・じゅん)さん、村上(むらかみ)ゆたかさん、矢部(やべ)ちひろさん。

期間中は毎日、出品者が在廊する。

4月20日、21日、22日に「アトリエ・アポロ」(千代田区神田須田町1-15、万平ビル)で出品者による有料のワークショップやデモを開く。

在廊者の日程、ワークショップやデモの詳細は日本透明水彩会のHP(https://www.jws.in.net/)を参照のこと。

開場時間は9時から21時(最終日は17時)。入場は無料。

注:「浅田ようこ」の「浅」と「立川真澄」の「真」と「平沢薫」の「沢」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として現代漢字(常用漢字)を使用しています。

「春崎幹太」と「春崎陽子」の「崎」は正しくは右のつくりの「大」は「立」です。

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