丸善日本橋で山本容子展、サイン会も

【銀座新聞ニュース=2018年4月16日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は4月18日から24日まで3階ギャラリーで山本容子さんによる版画展「チューリップ畑をつまさきで」を開く。

丸善・日本橋店で4月18日から24日まで開かれる山本容子さんの版画展「チューリップ畑をつまさきで」に展示される「春の森-じょおうのラーレ」(2017年、ソフトグランド・エッチング、グワッシュ)。

銅版画家の山本容子(やまもと・ようこ)さんが2017年10月に絵本「チューリップ畑をつまさきで」(偕成社、税別1500円)を刊行したのを記念して、絵本から選んだ原画約50点を展示する。また、山本容子さんの関連グッズ、書籍も販売する。

「チューリップ畑をつまさきで」は主人公がカオリとバナナというチューリップの球根の女の子で、春のきざしにうれしくなって雪の上でつまさき歩きをする犬のルーカス、陽ざしがあふれる森の花や動物たち、南の島のサルと踊るコミカルなダンス。美しい壁画で飾られたトルコの宮殿等が出てくる。

山本容子さんが初めてストーリーも手がけた新作絵本で、1920年代のアメリカのポピュラーソング「チューリップ畑をつまさきで」に触発されて生まれたという。

1929年にアレキサンダー・デュビン(Alexander Dubin、1891-1945)が作詞、ピアノ奏者のジョー・バーク(Joseph Aloysius Burke、1884?1950)が作曲したのがポップ・ソング「チューリップ畑をつま先で(Tiptoe Through the Tulips)」で、1968年にタイニー・ティム(Tiny Tim、Herbert Buckingham Khaury、1932-1996)によるリバイバルがヒットした。

山本容子さんは1952年埼玉県浦和市(現さいたま市)生まれ、1966年にカトリックの洗礼を受け(洗礼名ベルナデッタ)、1976年に京都市立芸術大学美術学部西洋画科を卒業、1975年に第27回京展紫賞を受賞、1976年に第1回アート・コア賞、1977年に第2回京都洋画版画美術展で新人賞、第2回現代版画コンクール展でコンクール賞、1978年に結婚(1982年に離婚)、京都市立芸術大学美術学部西洋画専攻科を修了、京都市立芸術大学の非常勤講師、第2回日本現代版画大賞展で西武賞を受賞している。

1980年に京都市芸術新人賞、エイボン女性年度賞芸術賞、1983年に第4回韓国国際版画ビエンナーレで優秀賞、1992年に「Lの贈り物」で第23回講談社出版文化賞ブックデザイン賞、1996年に再婚(2004年に離婚)、2000年にキリンビール「キリン21世紀ビール」(2000年11月数量限定発売)の缶のパッケージデザインを担当、2007年に京都府文化賞功労賞、2011年に京都美術文化賞、2013年に京都市文化功労者に選ばれる。

21日14時から山本容子さんによるサイン会を開く。18日からギャラリーで対象書籍を購入(予約)すると、先着100人まで整理券をもらえる。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。入場は無料。

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