京橋エドグランで、スーツでヨガ、綿本彰が指導

【銀座新聞ニュース=2018年4月26日】中堅の不動産会社、日本土地建物(千代田区霞が関1-4-1)は4月27日と28日の2日間、「京橋エドグラン」(中央区京橋2-2-1)地下1階大階段で「乱れた心の整え方-簡単にできる階段ヨガ&瞑想入門」を開く。

4月27日と28日の2日間、京橋エドグランで開かれる「乱れた心の整え方-簡単にできる階段ヨガ&瞑想入門」のフライヤー。

「日本ヨーガ瞑想協会」(中央区京橋3-3-13、平和ビル、03-3516-1196)会長で、「綿本ヨーガスタジオ」(同)を主宰する綿本彰(わたもと・あきら)さんが講師となって、無料で参加できるヨガイベントを開く。

27日18時30分から「お勤め帰りの階段ヨガ&瞑想」とし、仕事で疲れた腰や肩まわりを重点的にほぐし、簡単な呼吸法を行った後に瞑想/マインドフルネス体験を行う。

28日14時から「疲れをリセットする階段ヨガ&瞑想」とし、1日歩き回って疲れた脚まわりを中心に簡単なヨガを行い、その感覚に集中しながら瞑想/マインドフルネスの感覚を養う。

講師を務める綿本彰さん。

綿本彰さんは大阪府生まれ、幼い頃より、1978年に日本ヨーガ瞑想協会を設立した名誉会長の故綿本昇(わたもと・のぼる)からヨガを学び、神戸大学システム工学科を卒業、インドでヨガやアーユルヴェーダを学び、帰国後の1994年にヨガの指導をスタートした。

2000年からは、ロサンゼルスやニューヨーク、ロンドンなど、世界各地でハタヨガ、ラージャヨガ、パワーヨガ、クリパルヨガ、ヴィニヨガ、チェアヨガ、リストラティブヨガ、陰ヨガ、ヨガニドラなどさまざまなスタイルのヨガを研修している。

2003年にパワーヨガ専門スタジオ「綿本パワーヨガスタジオ」をオープンした。現在、インドやイタリア、イギリスなど、世界各国でヨガや瞑想の指導を行っている。

ウイキペディアによると、ヨガ(Yoga)は古代インド発祥の修行法で、アーサナ(asana、姿勢)やプラーナーヤーマ(呼吸法)のみを重視する健康的なものや、瞑想による精神統一を重視するものなどさまざまある。狭義には、六派哲学のヨガ学派から始まり、解脱、すなわち個体魂の神への結合を実現するための実践体系を指す。男性の修行者はヨーギン(ヨーギー)、女性の修行者はヨーギニーと呼ばれる。

紀元前2500年から1800年のインダス文明に、その起源をもつ可能性が指摘されている。同文明の都市遺跡のモヘンジョ・ダロからは、坐法を組み瞑想する神像やさまざまなポーズをとる陶器製の小さな像などが見つかっている。

ヨガという語が見出されるもっとも古い書物は、紀元前800年から500年の「古ウパニシャッド初期」に成立した「タイッティリーヤ・ウパニシャッド」とされており、紀元前350年から300年頃に成立したとされる「カタ・ウパニシャッド」にもヨガの最古の説明が記載されている。

2世紀から4世紀ごろに、サーンキヤ学派の形而上学を理論的な基礎として、その実践方法がパタンジャリ(Patanjali)によって「ヨガ・スートラ」としてまとめられ、解脱への実践方法として体系づけられた。内容としては主に観想法(瞑想)によるヨガ、静的なヨガであり、そのため「ラージャ・ヨガ(王・ヨガ)」と呼ばれている。

その方法がアシュターンガ・ヨガ(8階梯のヨガ)と言われる8つの段階で、ヤマ(禁戒)、ニヤマ(勧戒)、アーサナ(座法)、プラーナーヤーマ(調気法、呼吸法を伴ったプラーナ調御)、プラティヤーハーラ(制感、感覚制御)、ダーラナー(精神集中)、ディヤーナ(瞑想、静慮)、サマーディ(三昧)である。これらを根本教典として「ヨガ学派」が成立した。

12世紀から13世紀には、タントラ的な身体観を基礎として、動的なヨガが出現し、「ハタ・ヨガ(力=ちから・ヨガ)」と呼ばれている。現在、世界中に普及しているヨガはこの「ハタ・ヨガ」の方法とされている。内容としては難しい坐法(アーサナ)や調気法(プラーナーヤーマ)を重視し、超能力などを追求する傾向もある。

科学的な研究は1920年代にインドマハーラーシュトラ州ロナワラ市に設立されたカイヴァルヤダーマ・ヨガ研究所で開始され、インド中央政府はその後、8校の「ヨガと自然療法医科大学」をはじめ30校を超える大学にヨガ学科を設置している。その内の1つであるスワミ・ヴィヴェーカナンダ研究財団の教育部門はインド中央政府人的資源管理省より2002年5月にヨガ大学院大学として認定をうけ修士号、博士号を発行している。

定員は90人程度で、ヨガマットなど特別な道具は不要、普段着やスーツで参加できる。