丸善丸の内で日ロ等が動物の人形展、スヴェトラナら実技も

【銀座新聞ニュース=2018年5月1日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は5月2日から8日まで4階ギャラリーで「FANTANIMA!2018」を開く。

丸善・丸の内本店で5月2日から8日まで開かれる「ファンタニマ(FANTANIMA)!2018」のフライヤー。

2018年に6回目を迎える、「羽関オフィス」(東村山市久米川町3-27-57、042-395-7547)が主催、企画する創作動物人形のイベントで、ロシア、ウクライナ、バルト3国など海外から約67人(組)、日本約48人の人形、ぬいぐるみ作家が動物作品を展示販売する。

「ファンタニマ(FANTANIMA)」はファンタジー(幻想)の「FANT」と、生命を意味する「アニマ」を合わせた造語で、ぬいぐるみやテディ・ベアの世界を超えた動物の作品を示している。

日本から出品するのは亞鳥舎(あとりしゃ)さん、アミ(ami)大久保美江(おおくぼ・よしえ)さん、Uncreerアンクレールさん、飯野モモコ(いいの・ももこ)さん、大西(おおにし)けいさん。

がじゅ(gaju)さん、茅野カヤ(かやの・かや)さん、スタジオ A.クラフト(STUDIO A.CRAFT)きしあやこさん、キノピーズ(KINOPI→S)さん、キミコ(Kimiko)さん。

クサボンさん、くにはらゆきこさん、くむそると(kumsolt)さん、くりっくくらっく(CLICK CRACK)さん、黒川早恵美(くろかわ・さえみ)さん。

ケーズ・ベア・バイ・ケイコ(K’s BEAR by.keiko)小野恵子(おの・けいこ)さん、コリスミカさん、コンデクレン (Yoko Aso)さん、サイ(SCI)-ビーンズ(beans)イシイリエコさん、沢田クマ制作所。

シガハルカさん、しろくろやさん、新家智子(しんけ・さとこ)さん、スタジオヨヨ(studio yoyo)さん、題府洋子(だいふ・ようこ)さん。

レッド・ハット・クリーチャーズ・ブラック&ホワイト(Red Hat Creatures [Black&White])さん、高野香織(たかの・かおり)さん、タクト(Takuto)すがわらさん、ヒロコ・デイジー・ディー(HIROKO Daisy-D)さん、とくいあや(徳井綾)さん。

中山和美(なかやま・かずみ)さん、ノエ(Noe 高橋野枝=たかはし・のえ)さん、張り子人形(はりこにんぎょう)のやまさん、ハルベア(HARU BEAR、マツノハルミ)さん、不思議屋(ふしぎや)さん。

べあれねっと(Bar Reinett、真田玲子=さなだ・れいこ)さん、ぼけぼー(きよえおばあちゃんのマスコット)さん、本多厚二(ほんだ・こうじ)さん、マイル・パクストン(Mile Paxton)さん、R.K.K.マキレイコさん。

マル(maru)さん、ミカヅキフタツ(みかづき・ふたつ)さん、ミヤタケイコ(みやた・けいこ)さん、森脇由美子(もりわき・ゆみこ)さん、ゆうさくでげすさん。

横道佑器(よこみち・ゆうき)さん、よねやまりゅうさん、リュミエナ(Lumiena)さん。

海外からはロシアがドム・ナ・コレカクス(dom na kolecax)さん、カタフォニス(Katafonis)さん、アリョーシナ・マーシャ(Alyoshina Masha)さん、バラバノヴァ・ナデージュダ(Barabanova Nadezda)さん、ベロシュクルスカヤ・タチアナ(Beloshkurskaya Tatyana)さん。

ラットベリー(Rat Berry)さん、ドロズドヴァ・イリナ(Drozdova Irina)さん、エレミナ・エカテリナ(Eremina Ekaterina)さん、フォミナ・エレナ(Fomina Elena)さん、グレボヴァ・マリナ(Glebova Marina)さん。

ヘントニェン・エレナ(Hentonen Elena)さん、ホフロヴァ・マヤ(Hokhlova Maya)さん、イゾトヴァ・ターニャ(Izotova Tanya)さん、ハンブル・シングス(Humble Things)さん、テディ&スネグ(Teddy&Sneg)さん。

クリヴェンコ・スヴェトラナ(Krivenko Svetlana)さん、クプトゥソヴァ・アナスタシア(Kuptsova Anastasia)さん、マート・オルガ(Mart Olga)さん、モロゾヴァ・オレスィヤ(Morozova Olesiya)さん、ムラトヴァ・オクサナ(Muratova Oksana)さん。

ドールチカ(Dollechka)さん、オソ・ポラー(Oso Polar)さん、ニキティナ・アナスタシア(Nikitina Anastasiya)さん、ノヴクレシェノヴァ・マルシア(Novokreshenova Marusia)さん、ペトラコヴァ・ユリア(Petrakova Yulia)さん。

ラデュク・ニカ(Radyuk Nika)さん、ラキポヴァ・エカテリナ(Rakipova Ekaterina)さん、レザノヴァ・スヴェトラナ(Rezanova Svetlana)さん、ヴァシレク・ターシャ(Vasilek Tasha)さん、サリムズヤノヴァ・イリナ(Salimzyanova Irina)さん。

シャライ・クセニア(Shalai Ksenia)さん、ソロドヴァ・オルガ(Solodova Olga)さん、ティトヴァ・イリナ(Titkova Irina)さん、トルスティキナ・ナタリア(Tolstykina Natalia)さん、ツィンバル・アンナ(Tsymbal Anna)さん。

ヴェジャギナ・オルガ(Vedyagina Olga)さん、ヴィノグラドヴァ・エレナ(Vinogradova Elena)さん、ヴラソヴァ・ヴェラ(Vlasova Vera)さん、ヴォロパエヴァ・オルガ(Voropaeva Olga)さん、ザブロツカヤ・スヴェタ(Zabrotskaya Sveta)さんとマーシャ(Sveta+Masha)さんのチーム、ジレンキナ・アレナ(Zhirenkina Alena)さんの46人

ウクライナからはバケネコ(Bakeneko、ジャコノヴァ・アンナ=Dyakonova Anna)さん、ゴロブ・ジュリア(Golub Julia)さん、カロ・エヴィタ(Karo Evita)さん、マコゴン・カテリナ(Makogon Katerina)さん、サミレ・ミレツカヤ・サシャ(Sa-Mile Miletskaya Sasha)さん。

ミレツカ・アンナ(Miretska Anna)さん、ニチュイク・エカテリナ(Nichyk Ekaterina)さん、プリイマク・アリナ(Priymak Alina)さん、レマンス・タイス(Remains Tais)さん、スリズ・タチアナ(Suliz Tatiana)さんの10人。

エストニアからはブラーティン・エヴゲニ(Bulahtin Jevgeni)さん、ダヴィデンコ・アンナ(Davidenko Anna)さん、ゴルベヴァ・ヴィカ(Golubeva Vika)さん、ジヴェル・リュドゥミラ(Zhivel Ljudmila)さん、クラウス・イリナ(Kraus Irina)さん、ラルドギナ・ラリッサ(Raldogina Larissa)さんの6人。

ラトビアはシンコヴスカヤ・クセニア(Shinkovskaya Ksenia)さんのみ。

ベラルーシはカベルスカヤ・タチアナ(Khaberskaya Tatyana)さん、マイクロウ(MyCrow)さん、カズィツカヤ・アントニナ(Kazitskaya Antonina)さん、クズニツォーヴァ・リタ(Kuznitsova Rita)さん、プラシュコヴィッチ・ユリア(Prashkovich Yulia)さん、マンドラゴラ(Mandragora)さん、ティトヴァ・オルガ(Titova Olga)さんの7人。

セルビアからはミラスィック・ザネッタ(Milacic Zanetta)さん。

ドイツからはルニナ・ナタリ(Iunina Natali)さん。

羽関オフィスは千葉県船橋市生まれ、学習院大学文学部哲学科を卒業した小川千恵子(おがわ・ちえこ)さんが1993年に創作人形を扱う「ユーラシア・ドールズ」を設立し、1994年にの創作人形情報専門誌「ドール・フォーラム・ジャパン」を季刊で創刊した(2007年に休刊)。

2002年よりギャラリー「ノンク・プラッツ」のディレクターも兼任し(2007年に閉館)、映画「イノセンス」で国内外の人形ロケハンをコーディネートし、2004年にNHK新日曜美術館「人形」特集にアドバイスしている。2008年に羽関チエコ(はぜき・ちえこ)と改名し、個人事務所「羽関オフィス」を立ち上げて、人形展などの企画業務を行っている。

ロシアからクリベンコ・スヴェトラナさんが来日し、ワークショップを開く。定員は各回とも6人。
3日と5日の10時から「パンダのブローチ」をつくる。費用は5400円(材料、税込)。参加者は裁縫道具を持参する。

4日と7日の10時から「犬、またはクマのぬいぐるみ」をつくる。費用は1万8000円(材料、税込)。参加者は裁縫道具、綿詰め作業用のツール、ラジオペンチを持参する。

ほかに、日本の出品作家によるワークショップを開く。
2日13時からリュミエナさんによる「目玉を編んで指輪を作ろう!」と題したワークショップを開く。定員は全部で6人で、費用は4860円(材料、税込)。カギ針0号から6号のうち、サイズ違いを数本持参する。

3日、5日の15時からコリスミカさんによる「組み合わせて作る ウッドビーズマスコット」を作るワークショップを開く。定員は各回とも6人で、費用は2800円(材料費、税込)で、参加する場合は汚れてもいい服装で、紙と筆記用具を持参する。

6日の14時からケーズ・ベア・バイ・ケイコ(K’s BEAR by.keiko)小野恵子さんによる「おなかを押すと鳴るよ ふわふわ着ぐるみちゃん」を制作するワークショップを開く。半完成キットを使用するので、用意するものはない。定員は各回とも6人で、費用は6480円(材料費、税込)。

6日10時から、マル(maru)さんによる「まるめて 楽し!ニードルフェルト」」を作るワークショップを開く。用意された豆型の下地に、羊毛のカラーを選んで、正面、タテ、ヨコ(サンプルは3パターン)から選んだクマなどのマスコットを作る。定員は5人で、費用は1800円(材料、税込)。

開場時間は9時から21時(最終日16時)まで。入場は無料。2日8時45分から丸善・丸の内本店1階正面入口前で購入整理券の抽選を行う。ワークショップは羽関オフィス(042-395-7547)もしくはメール(nonc@nonc.jp)で予約する。

注:「沢田クマ制作所」の「沢」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として時現代漢字(常用漢字)を使用しています。