アパホテル、馬喰横山駅起工、20年2月開業へ

【銀座新聞ニュース=2018年5月11日】国内外で419カ所のアパホテルなどを運営する総合都市開発のアパグループ(港区赤坂3-2-3、アパ赤坂見附ビル、03-5570-2113)はこのほど、「アパホテル 日本橋 馬喰横山駅前」(中央区日本橋横山町6-3ほか)の起工式を開いた。

2020年2月に開業予定の「アパホテル 日本橋 馬喰横山駅前」の完成イメージ図。

2017年4月に起工式を開いた「アパホテル 日本橋 馬喰横山駅前」(中央区日本橋馬喰町1-102-19)は「日本橋 馬喰町駅前」と名称を変更し、2018年11月に開業する予定。鉄骨造、地上14階建て193室で、設計は株式会社IAO竹田設計が手がけ、施工はりんかい日産建設株式会社、デザイン監修は株式会社辻本デザイン事務所が担当している。

アパホテルが新たに建設する「日本橋 馬喰横山駅前」は鉄骨造、地上11階建て281室で、設計は株式会社四季建築設計事務所、施工は新日本建設株式会社、デザイン監修は株式会社辻本デザイン事務所が担当し、2020年2月の開業をめざす。

東日本橋・馬喰町エリアでは、アパホテルは「東日本橋駅前」(219室)、「日本橋 馬喰町駅北」(127室で、2018年4月13日開業)の2棟が営業しており、現在、工事中の「日本橋 馬喰町駅前」(2018年11月開業予定)を含め、新たに建設した「日本橋 馬喰横山駅前」4棟で総客室数820室となる。

「アパホテル日本橋 馬喰横山駅前」の主な特徴としては、全館LED照明を採用、ガスヒートポンプエアコンにより電気使用量を削減、高効率ガス給湯器、ガス・コージェネレーションシステムにより排熱を有効利用し、ロー(Low)-E複層ガラスと遮熱カーテンにより断熱効果を向上させた、地球環境に配慮した「エコ仕様」を採用している。

また、全客室にエコと快適性を兼ね備えた「アパホテルオリジナルユニットバス」や、全客室に眠りへのこだわり「アパホテルオリジナルベッド『クラウド フィット(Cloud fit)』」を導入し、全客室に50インチ型以上の大型テレビを標準設置する。最上階のデラックスツインルームには60インチ型クラスの大型テレビを採用する予定という。さらに、無料ワイファイ(Wi-Fi)接続サービスも導入している。

アパグループは2015年4月から2020年3月までの5カ年計画で、ホテル部門が客室数10万室(うち、自社が4万8000室、フランチャイズが2万4000室、パートナーズホテルが2万8000室)、2020年度売上高1200億円、住宅部門がマンション管理戸数3万戸、売上高500億円をめざしている。