大丸松坂屋画廊で「La Legende」の希少宝石展

【銀座新聞ニュース=2018年5月16日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は5月17日から23日まで「La Legende」による「Rare stone Museum」を開く。

大丸松坂屋百貨店のギャラリー「アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)」で5月17日から23日まで開かれる「ラ・レジョン(La Legende)」による「レアストーンミュージアム(Rare stone Museum)」に出展される宝石。

宝飾品ブランドの「ラ・レジョン(La Legende)」は岡野太陽堂株式会社(大阪府大阪市都島区都島本通5-2-3、06-6921-7676)が2014年に立ちあげたもので、隕石から発見された宝石をはじめ、レッドダイヤモンドや世界に数石しかない貴重な博物館クラスの宝石まで、希少宝石を展示する。

岡野太陽堂によると、地球上には3000種類を超える鉱物があるが、宝石として使えるものは200種類程度という。宝石となりうる3つの条件は「美しさ、耐久性、希少性」で、3条件を満たしたものが宝石だが、宝石の中には例外といえるほど産出量の少なくかつ美しい宝石が存在する。それが希少石「レアストーン(Rare Stone)」と呼ばれている。

ダイヤモンド以外の宝石は「色石(カラーストーン)」とひとくくりにされているが、個々の色石の産出量はダイヤモンドと比較して圧倒的に少ない。つまり、色石であるということ自体がすでに希少とされている。「ラ・レジョン」では、その希少な色石の中でも、さらに「ジェムクオリティ」と呼ばれる最高品質の宝石を選んで使用している。

今回は、スターエメラルド、レッドダイヤモンド、ベニトアイトをはじめ希少なジェムクラスのレアストーンジュエリーをはじめ、レッドターフェアイト、ユークレース、フォスフォフィライト、隕石ペリドットなど博物館クラスの貴重な宝石ルース(裸石)も展示される。また、会場では一部の宝飾品、宝石ルース(裸石)を販売する。
岡野太陽堂は1949年に岡野行成(おかの・ゆきなり)が京都の「株式会社岡野太陽堂」より独立して設立し、和菓子包材の製造販売をはじめ、1987年に「岡野太陽堂株式会社」を変更し、1991年に2代目の岡野義雄(おかの・よしお)さんが社長に就任し、2003年に「オカノジェムトレーディング」を設立し、宝飾品の輸入販売をはじめた。

2014年に岡野仁志(おかの・ひとし)さんが社長に就任し、ブランド「ラ・レジョン(La Legende)」を立ち上げた。「ラ・レジョン」は色石(カラードストーン)専門のブランドで、高品質(ジェムクオリティ)の入手困難な希少宝石だけを使用し、すべてが限定1点品、1級技能士による国産オール手作りの宝飾品を制作、販売している。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。入場は無料。