丸善日本橋で立石善規「青の作陶」展

【銀座新聞ニュース=2018年5月17日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は5月16日から22日まで3階特設会場で立石善規さんによる作陶展「青い詩」を開いている。

丸善・日本橋店で5月22日まで開かれている立石善規さんの作陶展「青い詩」に出品されている菓子鉢。

陶芸家の立石善規(たていし・よしき)さんがオリエント美術にひかれて、ペルシャ青、ラスター彩、色絵を試みて40年、宝石箱をひっくり返したようなファンタジーな作品を展示している。

立石善規さんは滋賀県太山寺に築窯した「太山寺窯(たいざんじがま)」で作品を制作して30年以上経ており、独自の青を使った作品を「青い詩(うた)」と表現している。

立石善規さんは1951年香川県高松市生まれ、1973年に多摩美術大学とインド国立タゴール大学で工芸、絵画を学び、1975年に京都で手塚央(てづか・ひさし)さんと高島朝生(たかしま・あさお)さんに焼物を学び、1981年に京都市醍醐に築窯、1984年に滋賀県太山寺に築窯、2010年に日仏交流展に参加、2012年と2013年に日韓交流展に出品、百貨店やギャラリーで個展を中心に活動している。

会期中、11時(19日、20日は9時30分)から19時まで立石善規さんが来場する。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)で、入場は無料。