TOHO日比谷「友罪」、生田斗真、瑛太、夏帆ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年5月22日】中堅の映画配給会社のギャガ(港区南青山2-22-18、TYビル、03-5786-7140)は5月26日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、03-3591-5358)で一般公開される「友罪」に出演している生田斗真さん、瑛太さん、夏帆さんらによる舞台あいさつを開く。

5月25日から一般公開される「友罪」((C)薬丸岳/集英社(C)2018 映画「友罪」製作委員会)。

26日9時40分の回上映終了後と13時20分の回上映前に、監督の瀬々敬久(ぜぜ・たかひさ)さんをはじめ、「益田純一」役の生田斗真(いくた・とうま)さん、「鈴木秀人/青柳健太郎」役の瑛太(えいた)さん、「藤沢美代子」役の夏帆(かほ)さん。

「杉本清美」役の山本美月(やまもと・みづき)さん、「白石弥生」役の富田靖子(とみた・やすこ)さん、「山内修司」役の佐藤浩市(さとう・こういち)さんが舞台に登場してあいさつする。

「友罪」は作家の薬丸岳(やくまる・がく)さんが2014年に第35回吉川英治(よしかわ・えいじ)文学新人賞候補となった作品が原作で、今回は監督の瀬々敬久さんが脚本も手がけている。

物語はジャーナリストの夢を諦めて町工場で働き始めた益田が、同じ時期に入社した鈴木と出会うところからはじまり、無口で影のある鈴木は周囲との交流を避けている様子だったが、同じ年の益田とは少しずつ打ち解けていく。しかしある出来事をきっかけに、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人なのではないかと疑いを抱くようになる。

瀬々敬久さんは1960年大分県生まれ、1986年に京都大学文学部哲学科を卒業、在学時の1985年に16ミリ映画「ギャングよ、向こうは晴れているか」を自主制作し、監督を務め、卒業後の1986年に「獅子プロダクション」に入社し、ピンク映画の助監督を務め、1989年に「課外授業 暴行」で商業映画監督としてデビュー、同年にピンク大賞新人監督賞を受賞し、「ピンク四天王」の一人とされた。

2008年に「フライングラビッツ」や「感染列島」を監督、2010年に構想から5年かけて完成した4時間38分におよぶ「ヘヴンズストーリー」でベルリン国際映画祭で批評家連盟賞とNETPAC(最優秀アジア映画)賞を受賞、2011年に芸術選奨文部科学大臣賞映画部門を受賞した。2011年に「アントキノイノチ」でモントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門でイノベーションアワード、2016年に「64 ロクヨン」2部作の前編で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した。

チケットは発売中で、料金は1800円均一。