大丸松坂屋画廊で古河原泉「女性」展

【銀座新聞ニュース=2018年5月24日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は5月24日から30日まで古河原泉さんによる個展を開く。

大丸松坂屋百貨店のギャラリー「アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)」で5月30日まで開かれている古河原泉さんの個展に出品されている「音がそっと残すもの」。

「女性」を中心に人物画を描き続けている古河原泉(こがはら・いずみ)さんは「寒色から暖色、中間色を縦横に使い、どの色彩からも独特の輝きや深み」をもつ「色彩画家」といわれており、新作を中心に展示している。

古河原泉さんは「生きる時間も重ねれば重ねるほど自ら気持ちをストレートに表現することに抵抗を感じるようになる」という。「心の奥底には、何があっても耐えることのできる心の芯、澄みわたるシンプルな想いが時を重ねても変わらず静かに強くそこに在り続けてくれている。変わらない芯と、生きる中で変わり続ける思考や表現。それら人の内面を、その時その瞬間に感じる私のリアルタイムの視点・感覚をもって表現したい」としている。

古河原泉さんは1979年栃木県宇都宮市生まれ、2000年に宇都宮大学教育学部美術科を卒業、同年に栃木県芸術祭奨励賞、グラフィックデザイナーとして勤務し、2003年に光風会で初入選、光風会栃木県支部新人賞(以降毎年入選)、2004年に日展で初入選(以降入選7回)、2005年に光風会奨励賞、2008年に下野新聞社賞を受賞している。

25日、27日、28日の午後、古河原泉さんが来場する。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。入場は無料。