志門で八島正明「モノクローム」展

【銀座新聞ニュース=2018年6月4日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル、03-3541-2511)は6月4日から9日まで八島正明さんによる個展を開く。

ギャルリー志門で6月4日から9日まで開かれている八島正明さんの個展のフライヤーに掲載されている「はないちもんめ」(油彩)。

1961年に美術文化展で初入選して以来、57年間画家としてモノクローム(白黒)で制作し、80歳を超える八島正明(やしま・まさあき)さんがモノクロームで描いた新作を中心に展示する。

八島正明さんはキャンバスに白い油絵具で地塗りを施し、その上に黒い油絵具を重ねて描いている。

八島正明さんは1936年三重県いなべ市生まれ、1959年に三重大学学芸学部を卒業、中学校の教員を務めながら、1961年に第21回美術文化展で初入選(以後、2001年まで出品)、1965年に美術文化協会の会員(2001年に退会)、1967年にシェル美術賞展で佳作賞(1970年、1974年にも佳作賞)を受賞した。

1975年に第18回安井賞展で安井賞、1996年に小磯良平(こいそ・りょうへい)大賞展で佳作賞、現在も無所属で制作し、毎年1回、住んでいる四日市市で、2年に1回、名古屋市で、数年に1回、東京都で個展を開いている。。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)。入場は無料。