ヴァニラでINSIDE artzine創刊25年展

【銀座新聞ニュース=2018年7月13日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は7月17日から29日まで「INSIDE artzine」による「25 years of artscum-BOOK PRESENTATION」を開く。

ヴァニラ画廊で7月17日から29日まで開かれる「インサイド・アートジン(INSIDE artzine)」による「25周年オブ・アートカムブック・プレゼンテーション(25 years of artscum-BOOK PRESENTATION)」のフライヤー。

ドイツのオルタナティブマガジン(既存の雑誌に取ってかわる新しい雑誌)「インサイド・アートジン(INSIDE artzine)」刊行25周年を記念して、今回、特別に記念特別版が発売されることから、これまでの誌面を彩ってきた作家の作品と「インサイド・アートジン」の25年を振り返り、現在のダークアートを紹介する。

「インサイド・アートジン」の編集長、ジェンツ・ディックマン(Jenz Dieckmann)さんは「ダークアートと評されるもの、例えばドイツ初期のロマン主義者、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(Caspar David Friedrich、1774-1840)の絵画は大きな脅威を人々にもたらし、(ダダイスムの作家)ジョン・ハートフィールド(John Heartfield、1891-1968)の作品には、ダダイスティックな挑発があり、そしてハンス・リューディ・ギーガー(Hans Ruedi Giger、1940-2014)の作品には拭い去れない不安と不条理を感じる」という。

これらの作品にはひとつの共通性があり、「それは観客に何かをもたらすという点です。ダークアートを自ら好んで見たい人はそれほど多くはいないと思います。中には見ることによって拒絶反応を催す人もいるでしょう。しかし、ダークアートは私たちに強烈な印象を残し、私たちを思考停止のまま放置することはない」としている。

また、「わかりやすい厭(いと)わしさや暴力性、タブーの破壊といった禁忌(きんき)は、今日身近なマスメディアでも簡単に取り扱っているほど、私たちの周りに溢れています。その中で、何が私たちの心をとらえるのか、考えなくてはならない」という。さらに「インサイド・アートジン」に掲載する作品については、「読者をより深淵へと導くようなものを選択してきました。醜さの中に美しさがあり、その逆もまたしかり、個々人のそれぞれの深淵を見出していただきたい」としている。

「「インサイド・アートジン」はドイツのダークアート専門のオルタナティブ誌で、1993年に創刊され、現在19巻まで発売されている。

出品する作家は英国のアンドリュー・ビーリー(Andrew Zbihlyj)さん、アメリカのクリス・マーズ(Chris Mars)さん、ギリシャのクリスティーナ・ザニ(Christina Tzani)さん、オーストラリアのダン・バーキーズ(Dan Verkys)さん、ドイツのエレナ・ヘルフレヒト(Elena Helfrecht)さん。

アメリカのエヴァン・キャンベル(Evan Cambell)さん、イタリアのフェデリコ・ベッバー(Federico Bebber)さん、ドイツの編集長のジェンツ・ディックマンさん、アメリカのジョン・サンタリネロス(John Santerineross)さん、フィンランドのユハ・アービッド・ヘルミネン(Juha Arvid Helminen)さん。

日本のカメリアン(Kamerian)さん、アメリカのKD マセソン(Matheson)さん、台湾のレオン・ウェン・ユアン(Leon Weng Yuan)さん、ドイツのマイケル・フッター(Michael Hutter)さん、カナダのリチャードカーク(Richard A. Kirk)さん、英国のリチャード・ストーン(Richard Stone)さん。

ギリシャのセス・シロ・アントン(Seth Siro Anton)さん、日本のシチゴロー・シンゴ(shichigoro-shingo)さん、英国のトレバー・ブラウン(Trevor Brown(イギリス)

開場時間は12時から19時(土・日曜日、祝日は17時)まで。入場料は500円。会期中は無休。

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