ダイナースCがイタリアン200店で定額のランチとディナー

【銀座新聞ニュース=2018年7月19日】信託銀行業界最大手の三井住友トラスト・ホールディングス(千代田区丸の内1-4-1、03-6256-6000)傘下の三井住友トラストクラブ(中央区晴海1-8-10、トリトンスクエアX棟)が運営する「ダイナースクラブ」のダイナースクラブイタリアンレストランウィーク事務局(03-6365-6321)は7月21日から8月5日まで全国の約200店のイタリア料理店が参加して「ダイナースクラブ イタリアン レストランウィーク2018」を開く。

7月21日から8月5日までの「ダイナースクラブ イタリアン レストランウィーク2018」で川崎市の「トラットリアレサルデ」で提供される「シチリアの海のインサラーダ」。

2018年で6回目となるイベントで、今回は「シェフが自分のお祝いに食べたい一皿」をテーマに、コースメニューを組み立て、かつて修業したことのあるイタリア各地のお祭り料理や、子ども時代の思い出の食事、修業時代に先輩が誕生日に作ってくれた1品、家族のお祝いにつくってあげたい料理など、肉料理、魚介料理、パスタ、前菜、サラダにしてコースとして仕立て、「お祝いにはイタリアンに行こう!」を表現する。

参加レストランは特別メニューをランチが2500円(税、サービス料込)、ディナーが5000円(同)で提供する。メニューの構成は、アンティパスト、プリモピアット、セコンドピアット、ドルチェとなっている。

また、在日イタリア商工会議所が承認するレストラン品質認証マーク「AQI(アドシボ・ディ・クアリタ・イタリアーナ=Adesivo di Qualita Italiana)」認定店、イタリアホスピタリティー国際認証マーク「MOI(マルチオ・オスピタリタ・イタリアーナ=Marchio Ospitalita Italiana)」も参加している。

日本ダイナースクラブなどによると、1960年12月に財団法人「日本交通公社」と富士銀行などの出資によって「株式会社日本ダイナースクラブ」が、日本で最初の多目的クレジットカード会社として設立され、アメリカ国際ブランドのダイナースクラブの世界10番目のフランチャイズとして、日本でダイナースクラブカード事業を開始した。

1964年2月にダイナースクラブインターナショナルとのフランチャイズ契約に基づき、ダイナースクラブインターナショナルが資本参加し、出資比率が日本交通公社60%、ダイナースクラブインターナショナル25%、富士銀行など15%となる。

一方で、1977年4月2日に「株式会社ディー・エヌ・シー・エイジェンシー(DNCエイジェンシー)」が設立され、シティコープ(現シティグループ)の日本におけるクレジットカード部門として発足した。

アメリカではシティバンクが直接ビザ(VISA)及びマスターカード(MasterCard)のプリンシパル・メンバーとして発行しているが、日本においては事業開始時点で銀行法による規制(クレジットカードの銀行直接発行の禁止、1982年に撤廃)と、ビザ・マスターカード共に加盟店開放が完全に機能していなかった(海外発行カードの受け入れは可能だが、国内他社発行カードは不可)事情があり、傘下にカード事業会社を設立した上で「ビザ(VISA)ジャパン協会(現VJA)」及び「UCカードグループ(後にオムニカード協会発足の際に同協会へ移行)」へ加盟しての発行となった。

1981年9月にアメリカ・シティコープが「ダイナースクラブインターナショナル」を買収し、ダイナースクラブインターナショナルの保有株式がシティコープ子会社の保有に変更された。2000年2月にシティコープ子会社が、株式会社日本ダイナースクラブの全株式を取得し、100%外資会社となり、9月に商号を「シティコープダイナースクラブジャパン株式会社」に変更された。

2004年7月31日に「DNCエイジェンシー」を「シティカードジャパン」に商号を変更し、12月13日にシティカードジャパンが、ダイナースクラブカード事業を行うシティコープダイナースクラブジャパン株式会社とビザ・マスターカードブランドのカード発行を行うシティコープカードサービスインコーポレイティドのすべての営業権を承継し、カード事業を統合した。

2014年にシティグループによる世界的な不採算部門の見直しの一環による日本国内の個人金融ビジネスからの撤退に伴い、2015年12月に独占的交渉権を得た三井住友信託銀行が400億円強で全株式を取得し、社名を「三井住友トラストクラブ」に変更した。

今回の「ダイナースクラブ イタリアン レストランウィーク」に参加している中央区の店は、「アルジェントアサミ(ASAMI)」(中央区銀座3-3-1、ZOE銀座、03-5524-1270、特別価格)、「トラットリア ダ フェリーチェ」(中央区銀座5-14-9、石和田ビル、03-3547-6940)。

「銀座 アラマノ(ALLA MANO)」(中央区銀座7-15-5、共同ビル銀座7丁目、03-5148-5220)、「トラットリアコルポ デラ ストレーガ」(中央区銀座8-6-11、新和ビル、03-5537-7712)、「トラットリア メッツァニィノ」(中央区銀座5-5-17、三笠会館本館、03-3289-5671)。

「リストランテ クロディーノ(ristorante KURODINO)銀座」(中央区銀座3-4-17、銀座オプティカ、03-5579-9815)、「ラクッチーナキュウベエ(LA CUCINA QBE)久兵衛」(中央区銀座6-12-14、銀緑館ビル、03-3572-9779)、「銀座イタリアンファビズ(Fabi’s)」(中央区銀座8-8-8、GINZA888ビル、03-3571-8868)。

「レストラン ピウ」(中央区銀座4-10-1、HOLON-GINZA、03-6264-1023)、「ビステッケリア イントルノ ステーキ&バー銀座・東京(Bisteccheria INTORNO Steak&Bar Ginza Tokyo)」(中央区銀座4-1-2、NISHIGINZA、03-3566-4155、特別価格)。

「アンテプリマ カーサ・クチーナ(ANTEPRIMA CASA CUCINA)」(中央区銀座5-5-12、文芸春秋ビル、03-3572-8151、特別価格)、「ザ キッチン サルヴァトーレ クオモ 銀座(The Kitchen Salvatore Cuomo GINZA)」(中央区銀座1-13-15、ダイワロイネットホテル銀座、03-3538-0565)、「カルシファーズ・グリル アラ トスカーナ」(中央区銀座8-7-7、ジュノー銀座誠和ビル、03-3574-0877)。

「ギンサイ(Ginsai)銀座」(中央区銀座7-4-14、光ビル、03-3573-7414)、「トラットリア・ヒロ銀座」(中央区銀座3-2-15、ギンザ・グラッセ、03-3535-2750)、「メルジェリーナ」(中央区銀座2-3-4、03-3538-3361)、「イゾリーナ」(中央区銀座6-7-6、ラペビル、03-5537-7801)、「カンティーナ シチリアーナ」(中央区銀座6-2-6、03-6228-5567)。

「イゾラブル(ISOLABLU)」(中央区銀座1-13?8、03-5524-2520)、「カンティーナシチリアーナ トゥット・イルマーレ」(中央区銀座4-13-3、03-6264-2171)、「トラットリア ラ ココリコ銀座(TRATTORIA LA COCORICO Ginza)」(中央区銀座2-4-6、銀座ベルビア館、03-5524-3301)、「ベジバール ホナ(HONA)銀座」(中央区銀座3-3-9、松岡銀座ビル、03-6228-6790)。

「カフェセレ(Cafe Serre)」(中央区築地1-13-1、銀座松竹スクエア、03-3543-7272)、「クッキアイノ(Cucchiaino)」(中央区築地4-1-8、クッキアイノ本店ビル、03-6264-0461、特別価格)。

「代官山アソウ(ASO)チェレステ 日本橋店」(中央区日本橋室町1-4-1、日本橋三越本店新館、03-3243-1820)、「人形町ラ・ファリーナ」(中央区日本橋富沢町5-10、月村マンションNO.28、03-6231-1895)、「アルポルトカフェ 日本橋タカシマヤ」(中央区日本橋2-4-1、日本橋高島屋、03-5205-3005)。

「トラットリア・ユエ(TRATTORIA yue)」(中央区日本橋室町1-1-5、日本橋ビル、03-6262-3905)、「スパニッシュ・イタリアン&バーシロッコ(SPANISH ITALIAN&BAR SCIROCCO)/コレド日本橋」(中央区日本橋1-4-1、コレド日本橋、03-3272-6337)、「ピッツェリア ダ チーボ コレド日本橋店」(中央区日本橋1-4-1、03-3272-6855)。

予約はすでに受け付けている。ダイナースクラブカード会員ではなくても利用できる。