東宝7月映画、17%減と2カ月連続、前半が不振

【銀座新聞ニュース=2018年8月11日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は8月10日、7月の映画営業部門興行成績(速報ベース)が前年同月比16.9%減の57億5393万円で、2カ月連続で前年同月を下回ったと発表した。

現在、一般公開中の「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命」((C)2018「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」製作委員会)。初週で1位にランキングされた。

7月は例年、35億円から70億円前後と隔年ごとに波がある時期で、2013年が77億円、2014年が43億円、2015年が77億円、2016年が35億円、2017年が69億円で推移しており、2018年7月は前年の反動で17%も減少した。

7月の新作は13日に公開された「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」、20日に公開された「未来のミライ」、27日に公開された「劇場版コード・ブルー ?ドクターヘリ緊急救命」と3本だった。

一方、トーホー(TOHO)シネマズ、関西共栄興行、スバル興業という連結3社と東京楽天地、オーエスの持分法適用2社を合わせた5社ベースの東宝グループの映画館(687スクリーン)の7月の入場料収入(売店収入は除く)は同20.2%減の56億8499万円だった。2013年6月発表からトーホーシネマズ直営館の入場料収入と東宝グループの入場人員を公表するのを止めている。

7月の上映作品数は6月と同じく7作品だった。

興行通信社の映画興行ランキングによると、6月30日、7月1日の週は「名探偵コナン ゼロの執行人」が12週目7位と前の週の2作品に比べて、トップ10入りはわずか1本のみだった。

7日、8日の週は「名探偵コナン ゼロの執行人」が13週目も8位と前の週と同じくトップ10入りはわずか1本のみだった。

14日、15日の週は「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」が初週で2位、「名探偵コナン ゼロの執行人」が14週目も8位で、トップ10入りは前の週より1点増えて2作品だった。

21日、22日の週は「未来のミライ」が初週で2位、「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」が2週目で3位、「名探偵コナン ゼロの執行人」が15週目も10位と健闘し、トップ10入りは前の週より1点増えて3作品だった。

28日、29日の週は「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命」が初週1位、「未来のミライ」が2週目で3位、「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」が3週目で4位とトップ10入りは前の週と同じく3作品だった。

配給作品は「羊と鋼の森」、「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」、「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命」、「未来のミライ」などの7本だった。

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