JR東が東京駅で、福島産の規格外野菜販売、レストランも

【銀座新聞ニュース=2018年9月18日】日本最大の鉄道会社、JR東日本(渋谷区代々木2-2-2)は9月20日から30日まで東京駅(千代田区丸の内1-9-1)グランルーフ、グランルーフフロントなどで「産直新鮮!採れたて野菜フェア」を開く。

9月20日から30日まで東京駅で開かれる「産直新鮮!採れたて野菜フェア」のフライヤー。

東京駅グランルーフ、グランルーフフロント5周年企画として、東京駅グランルーフとグランルーフフロントのレストラン(18店)、グランルーフ2階デッキ、動輪の広場で、新幹線を活用し、規格外で本来は捨てられてしまう「もったいない野菜」をマルシェやレストランに届ける「採れたて野菜フェア」を開く。

今回は東北新幹線「なすの274号」の郡山発11時39分、東京着13時16分を使って福島県大玉村で生産された野菜(ねぎ、にんじん、ごぼう、春菊、ジャガイモ、玉ねぎ、ナスなど)を販売する(一部の野菜は高速バスや宅配便で配送)。

「もったいない野菜」とは、味は変わらないのに傷がついている、形が曲がっているなど、見た目が悪いという理由で規格外として廃棄されたり、供給過剰で物流コストが合わずに畑に取り残されたりする野菜のことで、農水省によると、日本では年間約500万トンから800万トンが廃棄(可食部)されている。

また、JR東日本は2017年度より、新幹線で直送した地域の朝採れ野菜や果物を中心に販売する産直市を東京駅で実施している。

グランルーフ2階デッキでイベントを開く。
会期中、毎日17時から21時まで「秋の訪れを聴いて楽しむ 鈴虫の音色プロジェクト」を開く。

25日20時から21時まで5周年記念「東京エキマチスポーツ」を開く。「K-POP」の音楽に合わせたダンスエクササイズを開く。「ジェクサー・東京アネックス(THE JEXER TOKYO Annex)」(千代田区丸の内1-8-2、鉄鋼ビルディング南館5階、03-6206-3123)まで電話または来店して申し込む。参加費は1000円。

26日18時から21時まで5周年記念「東京エキマチライブ」を開く。

販売時間はグランルーフ2階デッキが17時から21時、動輪の広場が11時から20時。