ソニーパークで「隠された感覚」展、人に寄り添うライト等

【銀座新聞ニュース=2018年9月28日】国内家電業界第2位のソニーグループのソニー企業(中央区銀座4-2-11、ヒューリック銀座数寄屋橋ビル、03-5159-2211)は9月29日から11月4日まで「Ginza Sony Park」(中央区銀座5-3-1)で「#002 HIDDEN SENSES AT PARK」を開く。

9月29日から11月4日まで「銀座ソニーパーク(Ginza Sony Park)」で開かれる「第2弾ヒドゥン・センシズ・アト・パーク(#002 HIDDEN SENSES AT PARK)」に展示される「人の動きに呼応して模様を描く皿」。

毎年4月にイタリア・ミラノで開かれる世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市」の会期中に、ミラノ市内に展示されるデザインの祭典「ミラノデザインウィーク」に2018年に出展し、「ベスト・プレイフルネス(Best Playfulness)2018」を受賞したソニーの「#002 ヒドゥン・センシズ・アト・パーク(HIDDEN SENSES AT PARK、日常のなかに隠された感覚)」を8月9日に開園した銀座ソニーパーク(Ginza Sony Park)で第2弾として展示する。

「#002 ヒドゥン・センシズ・アト・パーク」は生活空間に溶け込み、人に寄り添うテクノロジーのあり方、心地よいインタラクションのあり方を提案したプログラムで、4つのコンテンツを含め「隠された感覚」を銀座ソニーパークで体感できる。

同じく展示される「振動、音と光の表現により、水が入っていないのに傾けると水が出る感覚になる水差し」。

「ヒドゥン・センシズ(Hidden Senses)」というコンセプトのもと、初展示となる4つのコンテンツを含む、全14の展示を通して、「隠された感覚」が体験し、「ソニーらしいストーリーを持った体験をユニークなプロダクトや空間と共に提案」するイベントで、ソニーは「この活動を通じて、より豊かで心地よいライフスタイルの実現や、デザインとテクノロジーとの融合によってもたらされる新たな体験の創造をめざす」としている。

今回は、「人の動きに呼応して模様を描く皿」(カラーリング・ディッシュ=COLORING DISH)、「振動、音と光の表現により、水が入っていないのに傾けると水が出る感覚になる水差し」(エンプティ・ジャグ=EMPTY JUG)、「ランプを揺らす動作に呼応し、明るさの量、向き、質、色が変化する、光が人に寄り添うライト」(スウィング・ランプ=SWING LAMP)、「水の上に座っているかのようなベンチ」など、家具や皿といった身近なオブジェクトや、生活のシナリオに浸透する「隠された感覚」を体験する。

銀座ソニーパークは変わり続ける実験的な「公園」をコンセプトとし、東京オリンピックの終了後の2020年秋まで、年間を通して「驚きや遊び心を感じられる」さまざまな体験型イベントやライブなどを開く。第1弾として地下2階に8月9日から9月24日まで無料で体験できるローラスケート場「#001パークXミュージックXローラースケート(PARKXMUSICXROLLER SKATE)」を開設した。

銀座ソニーパークは約707平方メートルのフラットな地上部と、地下4階の「ローワーパーク(Lower Park)」で構成されており、旧ソニービルの特徴的な構造は残しつつ、地下に吹き抜けがあるオープンな垂直立体公園になっている。

約2年間、「変わり続ける公園」として、実験的な試みをする。2020年秋からビルの建設に着手し、2022年に「公園」のコンセプトは変えずに拡張させる形で新しいソニービルを竣工する。公園は地下3階から地下1階が吹き抜け構造、地下5階が機械室・管理室になっている。

開場時間は10時から20時(10月22日18時)。会場の様子を銀座ソニーパーク公式アカウント(Instagram、twitter)をフォローし、ハッシュタグ「#GS89」をつけて投稿するとオリジナル缶バッジをもらえる。