丸善丸の内でnakaban「ぼくとたいようのふね」原画展

【銀座新聞ニュース=2018年10月12日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は10月11日から31日まで3階児童書売場壁面ギャラリーでnakabanさんによる「ぼくとたいようのふね原画展」を開いている。

丸善・丸の内本店で10月31日まで開かれているナカバン(nakaban)さんの「ぼくとたいようのふね原画展」に展示される表紙。

画家のナカバン(nakaban)さんが6月19日に「ぼくとたいようのふね」(BL出版、税別1500円)を刊行したのを記念して原画を展示している。

「ぼくとたいようのふね」は眠れない夜に、ベッドをぬけだし、ぐねぐね道を歩くぼくが手にもっているのは「ちいさなふね」で、小川のふちの港に、ふねをうかべる。ちいさな船はぼくをのせ、川をくだり、やがて海へ出る。

そこに待っていたのは、朝。圧倒的にまぶしい太陽の光、その光をうけて輝く海。前進する喜びが、ページいっぱいにあふれるという「心もいっしょに旅するような、美しい絵本」(BL出版)としている。

ナカバンさんは1974年広島県生まれ、多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業、1996年と1997年の在学中にリクルートの「ひとつぼ展」に入選、卒業後、「チルドレンズミュージアム」に2年間勤め、その後フリーとなり、現在、雑誌や書籍のさし絵や絵本を手掛け、版画や立体作品、アニメなど幅広く活動している。

開場時間は9時から21時、入場は無料。