丸善日本橋で岸野香ら女流作家展、福本百恵も

【銀座新聞ニュース=2018年11月5日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は11月7日から13日まで3階ギャラリーで「日本画女流作家展」を開く。

丸善・日本橋店で11月7日から13日まで開かれる「日本画女流作家展」に出品される宮北千織さんの「想」。

日本画家の上村松園(うえむら・しょうえん、1875-1949)、片岡球子(かたおか・たまこ、1905-2008)ら物故している女流作家と田村能里子(たむら・のりこ、1944年生まれ)さんら現在活躍している日本画の女流作家の作品を展示販売する。

また、現代風の花鳥画をモチーフに描く福本百恵(ふくもと・ももえ、1984年生まれ)さんの作品も特集する。

今回、出品しているのは上村松園、片岡球子のほか、小倉遊亀(おぐら・ゆき、1895-2000)、森田りえ子(もりた・りえこ、1955年生まれ)さん、田村能里子(たむら・のりこ、1944年生まれ)さん。

宮北千織(みやきた・ちおり、1967年生まれ)さん、安田育代(やすだ・いくよ、1949年生まれ)さん、岸野香(きしの・かおり、1966年生まれ)さん、鈴木靖世(すずき・やすよ、1990年生まれ)さん、河本真里(かわもと・まり、1990年生まれ)さんの10人。

福本百恵さんは1984年香川県生まれ、2005年に日展に初入選(2006年、2007年、2013年、2014年にも入選)、2006年に名古屋芸術大学美術学部日本画コースを卒業、日春展に初入選 (2008年、2010年、2013年、2014年、2015年にも入選)、2007年に奈良県万葉日本画大賞展に入選(2009年にも入選)、全関西美術展で入選した。

2008年に名古屋芸術大学大学院日本画研究科を修了、京展に入選(2011年、2012年、2013年にも入選)、2010年から2013年まで名古屋芸術大学日本画助手、2012年に全関西美術展で第3席を受賞、2014年に第1回改組日展で入選(2015年も入選)している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。