Ginza Sony ParkでTHE EUGENE Studio「待合室」展

【銀座新聞ニュース=2018年11月7日】国内家電業界第2位のソニーグループのソニー企業(中央区銀座4-2-11、ヒューリック銀座数寄屋橋ビル、03-5159-2211)は11月10日から12月16日まで「Ginza Sony Park」(中央区銀座5-3-1)で「#003 The Waiting room」を開く。

11月10日から12月16日まで「銀座ソニーパーク(Ginza Sony Park)」で開かれる「ザ・ユージーン・スタジオ(THE EUGENE Studio)」による「第3弾ザ・ウェイティングルーム(#003 The Waiting room、待合室)」のイメージとなる、旧アトリエの室内。

「第3弾(#003)ザ・ウェイティングルーム(The Waiting room、待合室)」は現代アート、デザインを手がける「ザ・ユージーン・スタジオ(THE EUGENE Studio)」(世田谷区松原6-5-20、03-5533-8681)が手がける、公共的な公園に新たに作り出された空間で、普段、使用・コレクションしている家具やオブジェ、花、本、作品の断片などを置いたプライベートな要素があり、隙間や余白などの要素も含まれて構成されている。

ソニー企業では「都会の中の開かれた無機質な地下空間という非日常に現れる、ミニマルな作風の印象が強いザ・ユージーン・スタジオの彩り鮮やかな日常」であり、「そのリビングな空間は同時に、訪れた人が使える待合場所」としている。

ザ・ユージーン・スタジオはコンテンポラリーアート、デザインを主軸としたスタジオです。1989年アメリカ生まれ、2014年に京都造形芸術大学情報デザイン学科を卒業し、法政大学客員教授を務める寒川裕人(かんがわ・ゆうじん)さんが、和田雅史(わだ・まさし)さんと共同代表を務める現代アート、デザインの事務所だ。

銀座ソニーパークは変わり続ける実験的な「公園」をコンセプトとし、東京オリンピックの終了後の2020年秋まで、年間を通して「驚きや遊び心を感じられる」さまざまな体験型イベントやライブなどを開く。

銀座ソニーパークは約707平方メートルのフラットな地上部と、地下4階の「ローワーパーク(Lower Park)」で構成されており、旧ソニービルの特徴的な構造は残しつつ、地下に吹き抜けがあるオープンな垂直立体公園になっている。

約2年間、「変わり続ける公園」として、実験的な試みをし、2020年秋からビルの建設に着手し、2022年に「公園」のコンセプトは変えずに拡張させる形で新しいソニービルを竣工する。公園は地下3階から地下1階が吹き抜け構造、地下5階が機械室・管理室になっている。

開場時間は10時から20時。入場は無料。