井原市が新橋館で蜜芋スイーツ等食材PR、でんちゅうくんも

【銀座新聞ニュース=2018年11月16日】岡山県(岡山県岡山市北区内山下2-4-6、086-224-2111)は11月17日と18日の2日間、「とっとり・おかやま新橋館」(港区新橋1-11-7、新橋エンタープレイス、03-3571-0092)2階催事スペースで「いばらブランド食材の販売・PR」を開く。

11月17日と18日の2日間、「とっとり・おかやま新橋館」で開かれる「いばらブランド食材の販売・PR」で販売される井原市の野菜。

「井原デニム」で世界的に知られる岡山県井原市が地元の「ええもん・うまいもん」の試食、試飲、デニム加工体験、美星町(びせいちょう)のPRなどを行う。また、井原市マスコットキャラクター「でんちゅうくん」が登場する。「でんちゅうくん」は木彫で知られ、井原市名誉市民だった平櫛田中(ひらくし・でんちゅう、1872-1979)をモデルにし、その作品「鏡獅子」からデザインを採用している。

食材の販売としては、大興産業(岡山県井原市西江原町1858-3、0866-62-0139)の国産原料を使った酢やドレッシング「ウヅラ酢・ドレッシング」、早雲蜜芋本舗(岡山県井原市東江原町475-1、0120-773-218)の蜜があふれるイモを使ったスイーツ「早雲蜜芋スイーツ」、耕せファーム(岡山県井原市上出部町425、0866-62-8839)の岡山県産きくいも100%を使用したきくいも茶とクッキー「きくいも加工品」。

同じく紹介される美星町の美星天文台。

明治蔬菜園芸組合(岡山県井原市芳井町種548−2、0866-73-0453)の芳井町明治地区の赤土畑だけで栽培される冬のブランド野菜(ごぼう)「明治ごんぼう」、美星星の郷青空市(岡山県井原市美星町西水砂55-1、0866-87-3908)の「美星産新鮮野菜、乳製品等」、井原産ぶどうの甘みが凝縮されたハリのあるぶどう「紫苑・シャインマスカット」など。

いばらブランド食材の試食コーナーでは、「星の郷美星産の野菜」などの旬の新鮮食材と井原ブランドのオリジナル調味料とのコラボによる「ふるさといばらの味」を試食できる。

井原デニムストアでは「デニムの聖地いばら」の職人が作ったオリジナルデニム小物などの販売、デニムのダメージ加工体験などを行う。

岡山県井原市は、西南部に位置し、西は広島県に接する人口約4万人の町で、市内は、小田川が北から南に流れ、その流域に平野部が形成され、四方は山・丘陵に囲まれた盆地となっている。標高差に富んだ風土や雨の少ない気候に育まれ、「明治ごんぼう」や「ぶどう」などの農作物が栽培されている。

美星町は岡山県西南部にあった町で、天文家の間では日本で初めて「光害防止条例」を施行・実施した街として知られる。現在は井原市に編入され、町役場は井原市役所美星支所となっている。

1954年6月1日に小田郡美山村・堺村・宇戸村、川上郡日里村の4村が合併し町制を施行、町名は町内を流れる美山川と星田川から「美星町」と名付けられ、発足時の人口は1万788人だった。1989年11月22日に全国初の「光害」を対象とした「星空を守るための専門条例」として「美しい星空を守る美星町光害防止条例」を制定・施行した。2005年3月1日に後月郡芳井町とともに井原市へ編入される。

町名にちなみ「天文の町」を自認し、それにちなんだ町興しを行っており、1993年に「美星天文台」が開設され、2000年より「美星スペースガードセンター」が併設されている。また、2011年に天文学者が選ぶ「天文学者が選ぶ日本で一番綺麗な星空ベスト3(日本三選星名所)」として、野辺山高原(長野県)、石垣島(沖縄県)と並んで井原市星空公園が選ばれている。

選定を受けて、2013年に井原市で「日本三選星名所星空サミット」を開き、「美しい星空を守る共同宣言」に合意し、2014年に石垣市、2015年に南牧村でサミットが開かれている。

時間は17日が17時から19時、18日が11時から16時。