一風堂銀座等で「味噌赤丸」、特製も

【銀座新聞ニュース=2018年11月21日】「博多一風堂」などを運営する「株式会社力の源ホールディングス」(東京支社・中央区銀座5-13-16、ヒューリック銀座イーストビル、03-6264-3899)傘下の株式会社力の源カンパニー(福岡県福岡市中央区大名1-14-45)は11月20日から2019年2月28日まで「一風堂銀座店」(中央区銀座4-10-3 、セントラルビル、03-3547-1010)など69店で「味噌赤丸」を販売している。

一風堂銀座店などで2019年2月28日まで提供されているのりなどをトッピングした「特製 味噌赤丸」(1080円)。

季節限定で味わうことができる特別な一杯を提供する「イマだけ!イップウドー(IPPUDO)」シリーズのひとつが「味噌赤丸」(税込860円、大盛りは50円)で、2012年から販売している。スープは「博多絹ごしとんこつスープ」に数種類の味噌をブレンドした味噌とんこつで、麺は、味噌とんこつのスープがほどよく絡むよう太さと縮れ具合を選び、もっちりとした食感の中太麺を使用している。

今回はトッピングの「スパイシーミンチ」にガラムマサラとクミンの2種のスパイスを使用、風味付けの香油には「生チョコ香油」を使っている。さらに、「味噌赤丸」に「のり3枚」や「チャーシュー2枚」、あるいは「半熟塩玉子」や「バターコーン」のトッピングを追加した「特製 味噌赤丸」(1080円)も販売している。

銀座店以外では、「一風堂丸の内(Marunouchi)」(千代田区丸の内2-6-1、丸の内ブリックスクエア、03-3217-2888)でも提供している。

「株式会社力の源ホールディングス」は1952年福岡県生まれの河原成美(かわはら・しげみ)さんが1979年にレストランバー「アフター・ザーレイン(AFTER THE RAIN)」を開店、1985年10月にラーメン店「博多一風堂」を開店、1986年に「力の源カンパニー」を設立したのがはじまり。

1994年に「新横浜ラーメン博物館」に関東第1号店を開店、1995年に東京・広尾に東京1号店「恵比寿店」、2008年にアメリカ・ニューヨーク店、2009年にシンガポール店、2011年に韓国、香港(韓国店は2016年2月に閉鎖)、2012年に台湾、中国、オーストラリア、2013年にマレーシア、2014年にタイ、フィリピン、インドネシア、イギリス・ロンドンに進出し、2017年4月にミャンマーに開店した。

現在、国内115店、海外44店(2018年10月末現在)を運営している。2014年1月に持ち株会社制に移行し、2015年10月にラーメン店「名島亭」を吸収合併、2016年6月にうどん店の因幡うどんを買収、2017年3月に東証マザーズに株式を上場し、2018年3月に東証1部に変更し、2018年3月期の連結売上高が前期比9.0%増の244億5100万円、経常利益が同61.8%増の8億7200万円、純利益が同233.9%増の6億3400万円。月別の既存店売上高は2017年5月から2018年10月まで18カ月連続でマイナスを続けている。

営業時間は銀座店が11時から2時(金・土曜日、祝前日3時、日曜日、祝日が1時)まで。丸の内店が月曜日から土曜日、祝日前日が11時から23時(日曜日、祝日は22時)まで。